人造人間8号とは (ジンゾウニンゲンハチゴウとは) [単語記事]

人造人間8号とは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』、およびそれを原作とするアニメシリーズに登場するキャラクターである。
CV：飯塚昭三

概要

レッドリボン軍が作った人造人間で、一番最初に登場した。
マッスルタワーで、レッドリボン軍のムラサキ曹長によって操られて……いなかった。
そのいかにも凶暴そうな見た目に反して悪事や乱暴を好まず、悟空を殺せと命令されても「もう悪いことはやめてください。」と言って言うことを聞かなかった。

そして悟空の仲間になり、あろうことかマッスルタワーのホワイト将軍を倒してしまった。
その後、ジングル村の村長に気に入られ、そこで暮らすこととなった。

悟空からは「ハッちゃん」と呼ばれている。

ピッコロ大魔王編でも怪我人を救護していた。
また、魔人ブウ編での元気玉にも協力している。

原作では『DRAGON BALL フルカラー人造人間・セル編 2巻』の「DRAGON BALL 龍球問答鳥山明先生がお答え!!」にてドクター・ゲロが作った全人工製の人造人間(いわゆるアンドロイド)と解説されているのに対し、アニメではオリジナルキャラクターであるフラッペ博士が人間を改造して作った人間ベースの人造人間(いわゆるサイボーグ)であると設定されている。アニメ本編でホワイト将軍が「一度死んだお前を人造人間として再びこの世に送り出してやったのは誰だ」という問いかけに「あなたです、ホワイト将軍。」と答えるシーン、フラッペ博士が8号に改造する回想シーンが描かれている。
『ドラゴンボール大全集』と『ドラゴンボール超全集』でも元々は人間だったと解説されており、ドクター・ゲロとフラッペ博士は人造人間開発部の同僚であったという可能性も示唆されている。

体内に仕掛けられていた爆弾は原作ではそのまま放置されていたが、アニメではマッスルタワー攻略後、フラッペ博士に取り除いてもらっている。