今村信貴とは (イマムラノブタカとは) [単語記事]

今村信貴（いまむら　のぶたか、1994年 3月15日-）とは、大阪府出身のプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。

概要

小学校から投手として野球を始める。

太成学院大学高等学校では1年秋からエースとなり、2年秋に大阪大会ベスト8に貢献した。3年夏の初戦では守口東高等学校相手にノーヒットノーランを達成。しかし4回戦で敗退したため、甲子園出場はなかった。高校卒業時には直球の最速を149km/hに伸ばした。

2012年（1年目）は一軍での登板はなかった。

2013年はシーズン終盤の9月16日に一軍に昇格し、その日の広島東洋カープ戦で先発デビュー。5回1失点で勝敗はつかなかった。一週間後の9月23日の広島戦では6回2失点8奪三振でプロ初勝利を挙げた。3試合に登板し、1勝1敗だった。オフに背番号を45に変更した。

2015年は一軍登板なしに終わり、オフに内海哲也と自主トレを行った。

2016年は一軍と二軍を行き来し、16試合に登板した。

2017年は3試合で2敗に留まった。

2018年は6月から先発ローテーション入りし、7月以降は10戦5勝無敗だった。8月5日の中日ドラゴンズ戦でプロ初完封勝利を挙げた。13試合に登板し、6勝2敗だった。東京ヤクルトスワローズとのクライマックスシリーズでは第1戦に登板して勝利投手となり、ファイナルステージ進出に貢献した。

2019年は自己最多の17試合（内2試合は中継ぎ）に登板し、3勝2敗だった。

2020年は一軍と二軍を往復しつつも、8月末以降は先発として安定感のある投球を見せ、優勝マジック1で迎えた10月30日のヤクルト戦も勝ちはつかなかったが6回2失点の好投、初めて優勝決定の瞬間を一軍で迎えた。最終的には12試合の登板で5勝2敗、防御率3.16の成績を記録した。日本シリーズではシーズン後半の安定感を買われて第2戦の先発に抜擢されたが、2回4失点KOで黒星となった。オフに背番号を26に変更した。

2021年は開幕を先発ローテーションで迎える。4月11日の広島戦で完封勝利を挙げたが、以降は7試合勝利投手になれず、中継ぎに配置転換された。17試合に登板し、3勝4敗だった。オフは内海哲也と共に自主トレを行った。

2022年は中継ぎに専念。55試合に登板し、2勝4敗21ホールドを記録した。

2023年は24試合の登板で2ホールドだった。

最速149km/hの直球とスローカーブ、フォークを投げる。