今週の電波デッキとは (コンシュウノデンパデッキとは) [単語記事]

今週の電波デッキとは、ジョニーの無意識の集合体である。
TCGに関連する用語、のはずである。

現状では、このタグはもっぱら世界初のTCGにして世界中で大人気の『マジック：ザ・ギャザリング』に関連した頭がおかしい動画に付けられている。

概要

そもそもTCGにはカードの内容によって生まれる"環境"というものがあり、それを踏まえ最適化していくことで必然的に強いデッキのセオリーが固まる。これがアーキタイプである。
電波デッキはオブラートに包めば、そのセオリーから外れ、自由に作られた創作意欲溢れるデッキを指す。

MTGには『Timmy, Johnny, and Spike(ティミー、ジョニー、スパイク)』という概念が存在し、それぞれ簡単に説明すると、

・ティミー(プレイすること自体に喜びを感じる)

・スパイク(TCGを競技として楽しみ、勝ちを目指す)

・ジョニー(ぶっ壊れたコンボやテーマデッキを作り上げるのが死ぬほど好き)

となっている。

そんなジョニーと呼ばれる頭のおかしい連中だが、けっこうな割合で存在するのか、よく披露するための動画を発表する。そのせいでこのタグには"今週の"とついているのだと思われる。

先述したとおり"TJ&S"の概念をTCGの製作会社は理解しており、各々のモチベーションを高めるような頭のおかしいカードをよく発売する。生粋のジョニーはカードリストを眺めてはよだれを垂らしつつ、今週の電波デッキを日々妄想し続けているのだ。

ただ、電波デッキの一部はガチで強いものも生まれることがある。
それどころか環境を一変させるような一大革命も起こすことも稀によくあるので、突然対戦相手が見たこともないようなカードを並べ始めたり、特に何もせず負けたとしても、舐めてはいけない。それは一大発明の前身でしかないのだから。

MTGをモチーフにして原型がつくられた遊戯王に関する動画でも同様のタグがつけられていることがあるが、こちらは関連記事が大変なことになっている。