仕事納めとは (シゴトオサメとは) [単語記事]

お疲れ様でした。

え？なんで開いたんですか？、仕事は納めましたよ？
家の掃除しましたか？、お餅、雑煮、年末年始の準備しましたか？
そうじゃない？、単語解説してないから、今年が？納まってないと…そうですか…。

仕事納めとは、日本国内において基本的に一年の終わりである12月末の平日最終日を表す。

概要

行政機関では「休日に関する法律」として12月29日から31日までが休日として定められており、行政機関が休みになることで必要な公的の証明書などが取り寄せできなくなる等の事から、一般企業においてもこの法律にならい、年末年始の大型休暇となっている企業が多い。

この大型休暇に入る前の平日、すなわち、行政機関では、12月28日、一般企業では12月の平日最終日、もしくは事業や会社独自の暦にあたる年の最後の就業日が設定された日を「仕事納め」とし、公共機関では「御用納め」と呼称される。

ちなみに、銀行では「銀行法施行令」に基づき、12月31日が休日と指定されているため、12月30日以前の最後の平日が「仕事納め」になる。

すべての会社や事業が年末年始で仕事納め…とはいかず、電力・交通・ガスを始めとした社会インフラを支える企業などは、現場担当者などが保守という作業に追われるため、年末の12月31日の作業をしたまま除夜の鐘などを聞きつつ「仕事納め」となり、間もなく年明けとなり「仕事始め」となる。

仕事納めの日は、年末ということもあり部内の大掃除や、普段対応しない資料の整理と廃棄、コンピュータの古い資料削除や後回しにしていた作業などに徹する人もいれば、それらを普段もやっているので何も変わらず通常通りの作業をする人、休暇を１日でも多くするため平日に比べて有休を取る人、またその有休の余波で他の日と比べて平穏な日になり自分の作業に徹する人など、少し変わった日として扱われる。