仙豆

 

 

⑩「仙豆だ、食え」 

  

概要だ、読め

仙豆とは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメシリーズなどに登場する架空の食品または医薬品である。

最先端のバイオテクノロジーと仙人の知恵を合わせて作られた奇跡の豆。
主にカリン塔に保管されている。
その効能は絶大で、最初は空腹を一瞬にして満たすだけ（これも十分凄いのだが）だったのが、いつの間にかどんな怪我も一瞬にして治すチート豆と化していた。
たとえ首の骨が折れていても、飲み込ませさえすれば瞬時に修復できる。
それを踏まえてか、ゲームではHPやMPを完全回復するアイテムとして登場することが多い。
ただしあくまで効くのは怪我や疲労にのみであって、病気には効かない。

栽培から収穫まで膨大な時間がかかるらしく、数百年生きているカリン様でさえも壺一杯分の仙豆しか持っていなかった。
それにもかかわらずヤジロベーがそのほとんどを食べ尽くしてしまったため、希少価値は更に高まることになる。
以後、強敵との戦いの前に数粒しかもらえなくなったのも、全てこのデブのせいである。
便利すぎて無制限に持つとバランスが崩壊するしね。

仙豆コーディネーター

仙豆をカリン様から受け取り、前線で戦っている仲間へ持っていく人、あるいは重傷者に直接食べさせる人のこと。
必要な資格は無い。
ニコニコ動画や劇場版だとピッコロが有名だが、それ以外ではヤジロベーやクリリンが担当することが多い。

なお、仙豆を運ぶ際には、必ず薄汚れた白い小袋に入れなければならず、渡す際には「これは仙豆である」という旨を相手に申告しなければならない。
通常物を渡すときに投げて渡す行為は失礼にあたるが、仙豆に限っては投げて渡すのが暗黙の了解であり、礼儀でもある。
もちろん手渡しでも構わない。

仙豆ごっこ

リアルの世界で「仙豆を食べて体力回復」する状況を擬似的に行う行為。
おおまかな流れとしては下記の通りである。

1. 仙豆を用意する
2. 状況をシミュレートする（今自分は傷だらけだ、今自分は腹が減って死にそうだ、等）
3. 仙豆を食す。死にそうな場合なら震えながら食す
4. 体力が回復する（した気になる）

二人でやるのが望ましいが、うまくなりきれば一人でも十分可能な遊びである。
ちなみにリアルには仙豆が存在しないので、代替品として色形がよく似ていて、かつ栄養価も高い枝豆が用いられることが多い。

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関連項目だ、行け

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