新ライダーは
カードを操る《錬金術師》!!
【仮面ライダーガッチャード】
9月誕生!!
101枚のカードでフォームチェンジ!?
人工生命体(モンスター)ケミーをめぐるバトルがはじまる!!
仮面ライダーガッチャード(KAMEN RIDER GOTCHARD)とは、2023年9月3日から2024年8月25日まで放送された特撮ドラマ作品である。全50話。
『仮面ライダーギーツ』に次ぐ『令和ライダー』シリーズ第5弾。仮面ライダーのテレビシリーズとしては、初代『仮面ライダー』から通算して第35作目にあたる。[1]
本作は『仮面ライダーディケイド』以来14年半ぶりにカードが変身用アイテムとして採用されており、主役ライダーのガッチャードは2枚の「ライドケミーカード」をベルトで「錬金」する事により変身する錬金術師というコンセプトである。
また本作は『仮面ライダービルド』以来6年ぶりに放送開始段階で公開済のライダーが1人のみで2号ライダーが冬映画の先行登場→TV本編初登場が年明け後と、例年の令和ライダーと比較してレギュラーライダーの増加ペースが緩やかになっている。また、明確な敵勢力用のライダーを除き本編でのライダーバトルが最終月の1回しかなく、令和ライダーとしては珍しくほぼ全編にわたりライダー対怪人の図式が描かれ、終盤まで(リデコも多いとはいえ)新規怪人がコンスタントに登場し続けた。この辺の傾向は平成2期前半の作品群に近いと言える。
主な製作スタッフは、東映側のプロデューサーに初のメイン担当となる湊陽佑を起用。近年では『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でプロデューサー補をしていた人と言えばニチアサファンは分かるかもしれない。パイロット版監督は『仮面ライダージオウ』以来となる田﨑竜太。脚本は『グリッドマン ユニバース』の長谷川圭一・『レモンスカッシュコア』の内田裕基を起用。前者は平成ライダー2期で、後者は令和ライダーでそれぞれ仮面ライダーシリーズのサブライターとしての経験があり、メインライター起用は今作が初となる。
更に第19話からサブライターに加わった井上亜樹子は祖父が脚本で仮面ライダーシリーズの礎を築いた一人である伊上勝、父が平成仮面ライダーシリーズの脚本を多く手掛けた井上敏樹であり3代に渡って仮面ライダーシリーズに参加する事になった。
ちなみに主役ライダーであるガッチャードのスーツアクターを担当するのは、平成ライダーで数多くの2号ライダーを担当してきた永徳。『仮面ライダーリバイス』ではW主人公の片割れであるバイスのスーツアクターを演じていたが、満を持しての単独主役ライダー初起用となる。
今回も放送に先駆け、『劇場版仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』に先行登場。
錬金術…。
卑金属から貴金属を錬成する、その秘術によって、
この世の万物を模した人工生命体<ケミー>を生み出していたその数、101体。
ケミーは<ライドケミーカード>に封印、慎重に保管されていたのだが
何者かによって一斉に解放されてしまった!善なる心と響き合えば人間の仲間となるケミー、
しかし、人間の悪意と結合すれば怪人マルガムへと変貌してしまう…。
現代の世に放たれたケミーを回収せよ!
悪意と結合したマルガムを倒し、
ライドケミーカードに封印せよ!
達成困難任務を託されたのは…
とびきりでかい夢を追い求める高校生・一ノ瀬宝太郎!
未来への希望…ドライバーとともに!そう!これは俺がガッチャしたでっかい夢、ガッチャードライバー!
そして俺は仮面ライダーガッチャードだ!
変 身!
決めるぜ!
ガッチャ!仮面ライダーガッチャードは
マルガムからケミーを分離、ブランクカードに封印する!
キャラクター名 | 俳優 | 解説 |
---|---|---|
一ノ瀬宝太郎 /仮面ライダーガッチャード |
本島純政 | 本作の主人公。勉強は苦手だが運動は得意な富良洲高校の2年生。親孝行だが自分のやりたいことが中々見つけられず、自分だけの何か(ガッチャ)を探し求めている。ケミー回収の使命を与えられたことで錬金術にガッチャを見出し始める。 |
九堂りんね /仮面ライダーマジェード |
松本麗世 | 本作のヒロイン。表向きは宝太郎のクラスメートで品行方正な深窓の令嬢だが、裏の顔は錬金アカデミーの生徒。10年前ケミーカードとともに姿を消した父には複雑な思いを抱いていたが、和解の末に仮面ライダーへの覚醒を果たす。 |
黒鋼スパナ /ヴァルバラド /仮面ライダーヴァルバラド |
藤林泰也 | アカデミーの卒業生で、錬金連合からケミー回収のために派遣された超A級のエリート錬金術師。口癖は「笑えないジョークだ」。 ケミーをあくまで道具と見做すクールでキザな人物だったが、失っていた両親との死別の記憶を乗り越え仮面ライダーへと覚醒した。 |
銀杏蓮華 | 安部 乙 | アカデミーにおけるりんねのクラスメイト。関西出身。 実家の経済事情から母親に楽をさせたいと思い金を作ろうとしたのをきっかけに錬金術師を志した。錆丸とは付き合いが古くボケとツッコミの関係にある。 |
鶴原錆丸 | 富園力也 | アカデミーにおけるりんねのクラスメイト。 宝太郎の様にケミー好きな一面を持つが、極端な人嫌いで会話時はタブレットに内蔵した毒舌AI「アイザック」の助けを借りている。 |
ミナト | 熊木陸斗 | 宝太郎が通う高校の歴史教師兼錬金アカデミーの教師で、スパナの先輩。 普段は冴えないが、マントを纏った錬金術師としての姿は見違えるほどクールでミステリアス。 一時グリオンの側に付いていたが、その裏には10年前に起きた事件がかかわっていた。 |
枝見鏡花 | 福田沙紀 | 錬金連合に所属する開発者でスパナの師匠。 弟子のスパナにドレッドライバー回収とりんねの監視を指示しており、現在は新たなドライバーを開発中。 |
ラケシス | 坂巻有紗 | 冥黒の三姉妹の三女。口琴の音色で発動する特殊な錬金術を操る。 のち姉妹と袂を分かち、枝見鏡花の保護下に入る。 |
九堂風雅 /仮面ライダーウインド |
石丸幹二 | りんねの父で、卓越した技術を持つ偉大な錬金術師。 冥黒の三姉妹からケミーを守る為ケミーカードを持ち出し10年前消息を絶っていたが、窮地に陥りガッチャードライバーを宝太郎に託す。 |
ホッパー1 | 福圓美里(声) | 宝太郎の相棒となるバッタ型のケミー。 |
スチームライナー | 檜山修之(声) | 宝太郎の相棒となる蒸気機関車型のケミー。 |
ニジゴン | 岡本信彦(声) | ガッチャードライバーの中に眠っていた卵から孵った101体目のケミー。 |
キャラクター名 | 俳優 | 解説 |
---|---|---|
アトロポス | 沖田絃乃 | 見た目は一番幼いが、冥黒の三姉妹の長女で強力な錬金術の使い手。一人称は「僕」。 風雅の娘であるりんねを独自の思惑で狙っている。 |
クロトー | 宮原華音 | 冥黒の三姉妹の次女。好戦的な荒々しい性格で格闘能力に優れる。 |
グリオン /仮面ライダーエルド /仮面ライダードラド |
鎌苅健太 | 強大な力を持つ闇の錬金術師。 冥黒の三姉妹を支配下に置き、意のままに操りながら野望達成を目論む。 |
冥黒王ギギスト | 置鮎龍太郎(声) | ウロボロス界の暗黒の扉に封印されていた冥黒の王と呼ばれる存在。 強大な重力波をはじめとした恐ろしい力を持つ。 |
冥黒王ジェルマン | 天﨑滉平(声) | 冥黒王の一人。無生物からゴーレムを錬成する力を持つ。 |
冥黒王ガエリヤ | 伊藤彩紗(声) | 冥黒王の一人。占星術に長け、過去の映像を映し出す力を持つ。 |
キャラクター名 | 俳優 | 解説 |
---|---|---|
加治木亮 | 加部亜門 | オカルト好きな宝太郎のクラスメイト。 オカルト専門誌「超常惑星」の愛読者。 |
一ノ瀬珠美 | 南野陽子 | 宝太郎の母。女手一つで定食店を切り盛りしている。冒険家として海外を旅する夫を信じ宝太郎を温かく見守る肝っ玉母さん。 |
未来の宝太郎/仮面ライダーガッチャードデイブレイク | DAIGO | 並行世界の未来から来訪したもう一人の宝太郎。現代の宝太郎の窮地に現れ、ある選択を迫る。 |
『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』の登場キャラクターは該当記事を参照。
キャラクター名 | 俳優 | 解説 |
---|---|---|
鳳桜・カグヤ・クォーツ /仮面ライダーレジェンド |
永田聖一朗 |
並行世界である「レジェンドの世界」に生きる男。 |
バトラー | 加部亜門 | カグヤに仕える執事で加治木にそっくり。 |
用語 | 解説 |
---|---|
ライドケミーカード | ガッチャードの変身用アイテム。ケミーを封印・保管するカード。 |
ガッチャードライバー | ガッチャードの変身ベルト。2枚のライドケミーカードを装填・錬成する事により装着者はガッチャードに変身する。 |
ケミー | 錬金術の最高技術を結集して生み出された101体の人工生命体。この世に存在する万物を模して造られた。各個体が超常的な力を持ち、特に人の悪意に触れると怪物「マルガム」へ変貌してしまうためカードへ封印されたが、解放されてしまう。 |
マルガム | 人の悪意に触れたケミーが取り込れることで発生する怪物。悪意との分離に成功すれば元となったケミーをカードへ封印できる。 |
富良洲高校 | 宝太郎やりんねが通う高校。 |
錬金アカデミー | 錬金術師の養成機関。富良洲高校の地下に秘密裏に存在する。 |
冥黒の三姉妹 | 本作の敵勢力。闇の錬金術師グリオンの指示の下、錬金術を悪用して暗躍する謎の集団。 |
ドレッドライバー /レプリケミーカード |
冥黒の三姉妹がマルガムの残骸より抽出した、人の悪意から生み出したドライバー。ケミーカードを複製したレプリケミーカードからレプリケミーの力を搾り取り、仮面ライダードレッドへの変身を可能とする。レプリケミー自体はブランクカードがあれば何体でも複製可能。 |
ハンドレッド | 並行世界の支配を目論む組織。「ジオウ」に登場したカッシーンを主戦力とする。「VSレジェンド」にて「レジェンドの世界」を襲撃するため現れ、後に本編世界にも現れた。 |
2023年11月5日(EPISODE1)/26日(EPISODE2)配信。並行世界に存在するオリジナルライダー「仮面ライダーレジェンド」が登場する。本編第7話・8話や『仮面ライダーアウトサイダーズ』でもタッグを組んでいる柴﨑貴行が監督、内田裕基が脚本を担当。
2023年12月22日公開。MOVIE大戦シリーズ第14弾。前作『仮面ライダーギーツ』とのクロスオーバー映画で、本編の第15.5話に相当するエピソードが描かれる。劇場版限定フォームとして「仮面ライダースターガッチャード」が登場するほか、2号ライダーのマジェードが先行登場。
掲示板
2032 ななしのよっしん
2024/10/05(土) 21:25:09 ID: BVFlkLE9XV
メモリアルは正直サプライズとか求めてないからちゃっちゃと発表して欲しいわ
遅くなれば遅くなるほどこういうメモリアルの発表って冷めそうだし
2033 ななしのよっしん
2024/10/24(木) 11:47:19 ID: KG/PrZZ9Ng
ファイナルステージ見たけど過去最高人数ってこともあって盛り上がったし限定フォームの変身演出も派手でよかったわ
ガッチャード未完計画のネタまで盛り込んでくるのは笑った
2034 ななしのよっしん
2024/10/28(月) 05:19:01 ID: MtxLJAIomg
ライダーのファイナルステージって毎回この人がこの役を演じてくれて良かったって思わされるんだけどガッチャードのそれは全てのキャストに言えるって意味で格別だった。
本島純政はファイナルでもだいぶお宝ちゃんだったし、一挙手一投足面白いし、ハンカチ渡して紳士だしカッコよくなったと思う。
いっぱいいっぱいだったろうにガッチャード全体の総括になるようなメッセージと共に最後の感謝を伝えてたのはすごい印象的。
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最終更新:2024/11/05(火) 19:00
最終更新:2024/11/05(火) 19:00
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