仮面ライダーチーとは (カメンライダーチーとは) [単語記事]

『仮面ライダーチー』（かめんらいだーちー）とは、ニコニコ動画にて公開されている特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。みかけられるタグは「本格的茶番」、「全力でごっこ遊び」など。

キャッチコピーは「命ある限り、踊り続ける」、「全北海道ダンサーズファンよ、視聴せよ！」。

本項では特筆なき場合、主に冬の陣について記述する。

概要

本作は北海道ダンサーズが出演・声優をつとめる、平成仮面ライダーシリーズのパロディ作品である。

ミュンヘン大橋の世界での活躍を描いた2009年 8月30日公開の「仮面ライダーチー」（通称“夏の陣”）と、北海道ダンサーズの世界での活躍を描いた2009年 12月20日公開の「仮面ライダーチー　冬の陣」の２話が製作されている。

制作は仮面ライダーチー制作委員会 (笑)。
801プロの演劇事業部長とヒーロー事業部開設準備室長を務める様似が監督・脚本・主演をつとめる。

なお冬の陣を持って仮面ライダーチーシリーズを終了させることが制作サイドより発表されている。
（2011年 4月14日に投稿された動画 sm14159703により、次回作が発表された。）

登場人物

タケオ／仮面ライダーチー（演：様似）
本作の主人公。平成仮面ライダー好きの青年。ママチャリ愛好家であり、彼のママチャリの装備品の進化が見所。
ガールフレンドのチーと仲睦まじく暮らしていたが自分自身も仮面ライダーであり、ひょんな事からライダー同士の辛く長い戦いに巻き込まれることとなる。
ガールフレンドのチーのためにも世界の平和を望むが、自分が世界の破壊者であり新たな争いを生み出してしまっているという事実に心を痛めている。
相談相手は親友のベトベトン（♂）。
仮面ライダー+チーズスイートホームというあわせ技は、かつての「サザエボン」的なものを髣髴とさせ、今後の商品化に早くも暗雲が立ち込めているのが製作会社の悩みである。

仮面ライダー（タケオのなかまたち）

ナスビ／仮面ライダー恐怖。（演：恐怖。）
ウーロン茶を生命の源とする青年。みんなのまとめ役で、負傷したタケオを介抱するなど頼れる人物。
タケオを「タケちゃん」、ベントスを「ベンちゃん」など、年下の友人を“ちゃん”づけで呼ぶ傾向がある。
ファイナルカメンライドに必要なケータッチを所持しており、タケオに手渡した。

ベントス／仮面ライダーのざ騎（演：野崎弁当）
料理を趣味とする青年。ライダー同士が戦わなければいけない宿命に心を痛めている。
なお彼は出演中のシーンのほとんどで弁当を食べているが、台本のセリフには「モグモグ」と書かれていた。

翔太郎／仮面ライダー邪気眼（演：カノウ）
鳴滝探偵事務所で働く探偵の青年。
中学時代ひどい厨二病に苦しめられており、ある日自分が仮面ライダーである宿命に気付いた。
彼が左腕をおさえはじめたら、急いで避難することをおすすめする。

フィリップ／仮面ライダー邪気眼（演：あっき）
翔太郎と同じく鳴滝探偵事務所で働く探偵の青年。翔太郎の相棒であり、「二人で一人」の探偵といっても過言ではない。
普段はありとあらゆる知識を調べることに没頭しており、タケオが鳴滝探偵事務所にチーの捜索を持ち込んだ際も、「仮面ライダー」という言葉に対して大きな反応を見せた。

kuu.／仮面ライダー kuu.（演：kuu.）
北海道ダンサーズが誇る伝説のライダー。
かつて世界の破滅をたくらむ者が企図した巨大な事件に関わり死亡したが、カイトウがクウガアークルの力を使って一時的によみがえらせることに成功した。
仮面ライダー恐怖。と力を合わせることで、空に浮かぶ城の末裔のみが使うことの出来るといわれる特殊な滅びの呪文を発動させることができる。

召還ライダー

仮面ライダー阿部（演：クリス）
いい男ホイホイな自動車整備工。
子分にダーク潮干狩りでダメージを与え、ダークドン引きしていた兄貴へも一瞬の隙をついて大ダメージを与えた。

仮面ライダーがくぽ（演：にっちゃん）
なすびでお馴染みのダンシング侍。
タケオにダメージを与え、カイトウはその隙にケータッチを強奪した。

仮面ライダーｅｒｏｓｕファミリー（演：ｅｒｏｓｕ家）
ファイナルカメンライドにより出現した仲睦まじい一家。
お父さんはタケオを押さえつけ、そのすきに娘２人が兄貴と子分を攻撃。結果、兄貴と子分は退散した。

仮面ライダーコリラックマ（演：マイマイ）
カイトウがダークライと戦う際に召還した。
激しい戦闘にて善戦するも、ダークライの決定的一打に倒れる。

仮面ライダーシロ（演：シロ）
最後の戦いで召還された、いかにもチェーンソーを持っていそうなライダー。
仮面ライダーチーとともにダークライに最後の一撃を与えた。

ぐるショッカー

ダークライ／仮面ライダーアルセウス（声：ほっしー）
世界を我が物にしようとたくらむ、あくタイプのポケモン。ぐるショッカーのボス。
周囲の者たちに悪夢を見せることでその者の精神状態を操作しあやつることが出来る。
夏の陣において一度仮面ライダーチーに倒されたが、冬の陣にて多数の部下を引き連れ再び表れた。
その後鳴滝の言葉で、夏の陣とは別の並行世界にいたダークライであることが判明した。

幹部／仮面ライダー翠星石（演：>>96）
ダークライの手下。ぐるショッカーの幹部であり、多数の戦闘員を手ごまとして操る。
人の心に育つ「心の樹」を成長させる「庭師の如雨露（じょうろ）」を持っており、それを逆手にし過剰な水を与え心の樹に根腐りを起こし、相手の心を記憶と過去に縛り付ける能力がある。

兄貴／仮面ライダー執事（演：オルトロス）
慇懃無礼なダークライの手下。子分からは「兄貴」と呼ばれている。
もともとはさる有名な名家の執事だったらしく、文武に長けた有能な人物であったようだ。

子分／仮面ライダーＪＫ（演：コウ）
ダークライの手下であり、兄貴の部下。
ＪＫの格好をしてはいるが体格が歪みねぇな。何かしらの改造手術を受けた可能性がある。

ぐるショッカー戦闘員（声：canna、ニコニコ王子(笑)、緩宮、ぎり子）
ダークライに操られている、ぐるショッカーの戦闘員。

タケオをとりまく人たち

チー（声：ゆま）
タケオのガールフレンド。ことあるごとに、ダークライにさらわれるピーチ姫的な悲運の持ち主。
セリフが棒読みに聞こえるのは、上級者向けの演技だからである。

カイトウ／仮面ライダー One（演：One）
様々な世界を単独で往来し、価値のある“お宝”と判断したものを収集する「怪盗」として活動している。
キザでドライな性格。タケオに力を貸すこともあれば、裏切ることもある。本人曰く「お宝のため」。

鳴滝（演：夏の陣　 One、冬の陣　井江尾守）
「預言者」を自称する壮年の男。異世界を自由に渡ることが出来、自分の破壊された世界を探している。
鳴滝探偵事務所の所長であり、翔太郎とフィリップの上司でもある。
仮面ライダーチーを「世界の破壊者」として忌み嫌っているが、仮面ライダーチーが世界の壁を破壊することで次の世界への扉が開かれることに気付き、翔太郎とフィリップを応援として加勢させた。