伊勢(いせ)とは、旧律令国のひとつ。現在の三重県の大部分を占める地域で、転じて三重県の古称としても使われる言葉である。
伊勢国(いせのくに)は紀伊半島東岸に位置し、東海道に属する国であった。現在の三重県は伊勢国のほかに伊賀国・志摩国・紀伊国(一部)が合わさった地域に成立しているが、実は伊賀と志摩は飛鳥時代~奈良時代の頃に伊勢から分割されて作られた国であった。現在の三重県は、最初期の伊勢国の版図に近づいたとも言えるのかもしれない。
現在でも三重県には伊勢と名のつくものが多く存在するが、中でも伊勢市にある伊勢神宮は特に有名であろう。おそらく三重県はおろか東海地方でも随一の知名度を誇る神社であるが、実は伊勢国一宮ではなかったりする。なんでも、伊勢神宮は伊勢国のものではなく、日本国のものだからだそうだ。
ちなみに、現在の三重県で旧伊賀国は伊賀市・名張市あたり、旧志摩国は鳥羽市・志摩市あたり、旧紀伊国は北牟婁郡紀北町以南になる。
前述の通り現在の三重県近辺を示す地名ではあるが、その他の都道府県にも「伊勢」と名のつく地名がちらほら見掛けられる。
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最終更新:2025/03/17(月) 17:00
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