伊能忠敬界隈とは、一般的には長いとされる距離を歩き続ける人々のことである。
長距離を歩く人々のこと。仕事で行う人もいるが、主に趣味やストレス発散として行われる場合にこう呼ばれる。以前から存在していたが、2024年7月末にこの名前がSNS上で広まった。江戸時代に日本全国を歩きながら測量し、精度の高い地図を完成させた伊能忠敬に由来する名称である。
「健脚」にも近いが、これは急坂を歩く場合などにも使える言葉であり、「伊能忠敬界隈」の場合は長距離・長時間という点を中心に使われる。
2024年6月以前にも「伊能忠敬界隈」という語自体はあるがそれほど用例は多くなく、当時から「長距離を歩く人々」の意味で使われていたかは不明。恐らくは2024年7月27日ごろの投稿(現在削除済み)をきっかけとして広まったと思われる(参考)。
最初の投稿で引用された内容は「19時~4時まで40kmを歩く」という特殊な状況だったが、広まるにつれて単にゴルフのキャディや住宅地図調査員など、日時問わず長距離を歩いていれば伊能忠敬界隈扱いされるようになった。
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https://twitter.com/ZENRIN_official/status/1818235042377965949
深夜や炎天下などに外を歩く場合は、自分の体調や生活環境を考慮して、睡眠時間を削らずに、反射材や懐中電灯、飲み物など必要なものを持って行って実施しよう。
ちなみに日本地図を作る測量中の伊能忠敬について、かなりざっくりした1日の歩行距離の平均値を求めると35,000km÷3,736日=約9.36kmとなる。しかし、時期によっては歩測ではあったが平均44kmを歩いたともされている(第一次測量)。実際の伊能忠敬とその一行は、歩行に加えて足場の悪い場所での測量も行っていたので、恐らく単純に歩き続けるよりも過酷だったと思われる。
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最終更新:2024/10/04(金) 14:00
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