伊藤姓の歴史は平安時代まで遡る。藤原北家流、尾藤知基の子、基景が伊勢守となって伊勢に土着。伊藤を称した。伊藤の意味は「伊勢の藤原氏」で、藤原氏の一族を表す。代々伊勢平氏に仕え、伊藤景綱や伊藤忠清、伊藤景清(源平討魔伝の主人公、平景清のモデル)らが平家一門として活躍した。
後世、伊藤姓は伊勢から東日本を中心に日本各地に広まった。それとともに伊豆伊東から出た伊東姓と混用されるようになった。
明治の元勲伊藤博文は長州の出。博文の父、十蔵はもと林姓であったが伊藤弥右衛門の養子となったため伊藤姓となった。これにより博文も伊藤を名乗るようになる。林家は伊予国河野氏の後裔を称していたため、博文の本姓は越智宿禰である。
現在、伊藤姓は東日本を中心に分布している。特に発祥の地三重県を中心に東海地方に多く分布している。三重県では最多姓となっており、県北部の多くの市町村で最多姓となっている。東北地方や愛媛県、山口県などにも多く分布している。
他にも、伊藤農場、伊藤谷地、伊藤前など、伊藤の付く地名は多数存在している。
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最終更新:2024/10/07(月) 12:00
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