伊藤アキラ

伊藤アキラ（1940年8月12日～2021年5月15日）とは、千葉県出身の作詞家である。本名は読みはそのままで伊藤皓。

概要

東京教育大学卒。大学在学中から作家・三木鶏郎の事務所に出入りをしていた。後に作詞家として独立。

生涯で1000曲以上を書いた。歌謡曲（代表作：渡辺真知子「かもめが翔んだ日」）やアニメソング（代表作：「ラムのラブソング」）なども幅広く手掛けているが、本領はなんといってもCMソングであり、具体的な歌詞を例に挙げると、

• この木何の木　気になる木（日立グループ）
• Oh! モーレツ!（丸善石油）
• 青雲　それは　君が見た光（日本香堂）
• ステキなサムシング　カモン！（サトームセン）
• きのこの山は食べ盛り（明治製菓）
• ただいまのあとは　ガラガラジンジン（明治製菓）
• ゆったりたっぷりのーんびり（ホテル三日月）

などなど。短い中にインパクトのある詞から「キャッチフレーズの達人」の異名をとる。特に作曲家・小林亜星とタッグを組んだ作品は、メロディも相まって「一度聴いたら耳にこびりつく」ようなものが多い。伊藤の訃報を受けて小林は惜別のコメントを出したが、そのわずか半月後に小林も他界している。

また「ポンキッキーズ」関連曲を中心に童謡の作品も多い。ニコニコ的にはなんといっても「はたらくくるま」が代表作だが、他にも「南の島のハメハメハ大王」「ドキドキドン！一年生」「モノレールのうた」などが長く歌い継がれている。

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関連項目

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