伝説のクレーマーとは (デンセツノクレーマーとは) [単語記事]

伝説のクレーマーとは、ド外道、天野河リュウセイさんその人である。

概要

人造昆虫カブトボーグVxV 第3話「守れ！　鉄壁のサイキック・ドラゴン・マスター」において、
親友である龍昇ケンの一家が経営する中華料理屋「昇竜軒」のはす向かいに、
同じ中華料理屋「幸楽」が進出してきたことが発端となっている。
世界各地に支店を出すほどの急成長と躍進を続ける幸楽グループに目を付けられたケンの家は客を奪われ、
ケンはボーグバトルを引退し店の手伝いに専念しなければならない事態に陥った。
それを見過ごせぬ我らがリュウセイさんは、新店舗開店の際に自ら従業員に秘伝の味を叩きこむため、
ケンのはす向かいの店に訪れていた幸楽グループのトップである中華三兄弟に直接抗議しに行く。
そして、開口一番「この町から出て行け」と叫ぶ。

伝説のクレーマー誕生の瞬間である。

更にリュウセイさんは立ち退き話を無理矢理ボーグバトルに持ち込み、自分達が勝てば幸楽は撤退、
負ければ昇竜軒をたたむことをケンやケンの父親の了承も無しに勝手に決める。まさに外道。

また、第20話「美食の殿堂！ルブラン・パセリ・グレイビーソース」においても、同様にクレームをつけに行く。
その際、何故か乗り込んだ先のフランス料理店から謎の歓迎を受け、一流のフランス料理をごちそうになる。
だが、「ごちそうになっといてこんなこと言うのもなんなんだけど、この町から出て行ってもらおう！」と、
自分のやっていることを自覚しているにもかかわらず、相変わらずの傍若無人ぶりを発揮している。
また、同エピソード内において、既に5件ほどはす向かいのテナントを潰していることが判明する。
どこまでやれば気がすむのだろうか。
ちなみに、第3話で登場した中華三兄弟がケンの家でアルバイトとして働いていることが判明するのも
このエピソードだったりする。