伽那ノ光

伽那ノ光(かなの ひかる)とは、日本のフリーゲーム制作者。

概要

2002年7月、創作サイト「シャイムの私目」を設立し、以降定期的にノベルゲームを公開している。

2007年ごろまでは代表作「ウラメ」「紫陽花しようか！」などギャルゲーを制作してきた。

しかし2012年ごろからは「せつなゆ魂」「二酸化テルル」など乙女ゲームを制作しており、やや方向性が変わっている。

2015年にはDaisy2から発売された乙女ゲーム『絶対階級学園～Eden with roses and phantasm～』にて、シナリオの一部を担当した。

作品リスト

ウラメ

2003年9月6日公開。

何をやっても裏目に出るという特殊な精神病「ウラメ」。

この「ウラメ」を患ってひねくれてしまった女の子がヒロインの恋愛ノベルゲーム。

死神の指環

2003年10月31日公開。

恋愛シミュレーションゲーム。百合要素があるらしい。現在は公開終了されている。

三銃士パラドックス

2004年2月11日公開。

フランスのバスチーユ牢獄に居る主人公が、ヒントを頼りに処刑の日時を当てて無罪放免を勝ち取ろうとする、確率シミュレーションゲーム。

コスモカオス

2005年10月10日公開。

上記の「死神の指環」のリメイク作。現在は公開終了されている。

紫陽花しようか！（あじさいしようか！）

2007年7月12日公開。

弁証法をテーマにした恋愛アドベンチャーゲーム。「しよう」と「紫陽」と「止揚」をかけてるんだと思われる。ダジャレかよ。

弁証法とは哲学の用語。対立しあう二つのものが互いに否定しあい攻撃しあいながらも、最終的に高みに至る（「止揚」）という、なんかそういう感じの奴である。たしかに恋愛的かもしれない。

せつなゆ魂

2012年1月7日公開。

数学と物理が好きな女子高生「ケイ」を主人公とした、恋愛シミュレーションゲーム。

プレイヤーが科学する心で彼女に干渉し、世界の真理に到達することを目的としているらしい。

と聞くと小難しそうだが、ぶっちゃけ女子高生が異世界ファンタジーの戦争に巻き込まれる話である。

漫画作品のようなイラスト・台詞表現が特徴的。

二酸化テルル

2013年7月15日公開。

恋愛ノベルゲーム。中3の女の子が27歳の理科の男性教師とどうにかなる話。

酸素を集めるが、酸素が一定以下になると酸素欠乏症（機動戦士ガンダムでテム・レイがかかってたやつ）になりゲームオーバー。

関連項目

• フリーゲーム
• 医師