『とけだせ!みぞれちゃん』の足袋はなおの少年ジャンプ+デビュー作である43ページの読切作品。少年ジャンプ+冬の読切祭19発の第8弾として発表された。
孤独な社会人のなつみと、猫耳娘のニケの出会いと交流を描いた漫画。
子供のころ、なつみは都会で旅館を営む親戚のおじいちゃんから顔のない招き猫をもらい、それに笑顔を描き入れる。 顔を描くと、持ち主も描いた顔の通りになる事が起こるというその招き猫を、なつみは旅館に来る人たちみんなが笑顔になれるようにと旅館の玄関に飾るのだった。
それから15年後。大人になったなつみは、親戚のおばあちゃんの誘いで廃業した旅館を借りて一人暮らしを始めるのだが、 旅館の設備の手入れ不足や慣れない都会での生活に振り回され友人を作るひまもなく、誰にも頼る事のできない日々を送っていた。
そんなある日、旅館の納屋の中で15年前の招き猫を見つけたなつみは、人に頼れない悩みを愚痴りながら招き猫相手に酒を飲む。 ひとりぼっちのさみしさから招き猫を抱きしめ眠ったなつみが目覚めると、その腕の中には全裸の猫耳娘がいた‥‥!
佐本菜摘(さもとなつみ)
都会で暮らすOL。人を頼ることに負い目を感じてしまい、周囲の人間と上手く関係を築けないでいたが、ニケとの出会いをきっかけにその考えを変えていく。
天真爛漫な猫耳娘。元々はなつみが顔を描いた招き猫で、人間の姿になってなつみの前に現れる。毛の色が2色であることからなつみにニケと名付けられた。
『とけだせ!みぞれちゃん』のみぞれは、元々『佐本家のニケ』の連載版に登場するキャラクターとして考えられていた。 しかし『ニケ』の連載化は決まらなかったため、代わりにみぞれを主役にしたシンプルな設定の『みぞれちゃん』読切版が描かれたのちに連載化が決定した。
『みぞれちゃん』の中にもニケらしきお面や、なつみに似た人物が登場している。
『みぞれちゃん』4巻のおまけページには、前項について描かれた漫画が掲載されている。
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最終更新:2025/04/09(水) 11:00
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