佐渡(艦これ)とは (サドサマとは) [単語記事]

「択捉型海防艦！三番艦の佐渡だぜ。
シ・レ・イ！よろしくな！ヒヒ」

佐渡（さど）とは、大日本帝国海軍所属の択捉型海防艦3番艦〈佐渡〉をモチーフとした、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』に登場する艦娘（かんむす）である。
ＣＶ：今村彩夏、イラストレーター：赤坂ゆづ

いひっ！なんだい、出番かい？

海防艦娘「佐渡」は、2017年 11月に行われたイベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)』の2面目突破報酬として実装された。択捉型姉妹の三女にあたる。

択捉型共通の、白と青のセーラー服に水色のスカーフタイ、そして同じく白と青のベレー帽を頭に乗せている。髪の色は水色から毛先に行くにつれて明るい茶というグラデーション。姉の松輪や妹の対馬も髪は（色は違うが）同じくグラデーションなので、択捉型姉妹の特徴なのかもしれない。
その特徴はなんといっても圧倒的なドヤ顔。秋雲以来のドヤっぷりである。自分のことは「佐渡様」と呼び、自信たっぷりなのは、幸運艦だった史実からか。
史実でも掃討部隊を組んでいた姉2人とは仲がよいようで、2人のことを「えと」（択捉）「まつ」（松輪）と呼んでいる。
ちなみに名前から勘違いする司令官もいるようだが、佐渡は別にSではない。

性能で特筆すべきは対潜値。初期値で36あり、これは四式ソナーを2つ積むと60になる。つまり、Lv1から対潜先制爆雷攻撃できてしまうのである（育ててしまえばたいした差ではないが）。

海防艦の中でも、2017年 12月にXmas モード、2018年 1月に節分モード、さらに2018年 4月には第二次瑞雲祭りに合わせて瑞雲モードと、実装から半年あまりで3つも追加グラが実装されている。

第一海上護衛隊佐渡！抜錨さ！行くぜ～！

択捉型海防艦については、「択捉（艦これ）」の記事を参照されたし。

択捉型3番艦〈佐渡〉は日本鋼管鶴見造船所にて、1942年 2月21日に起工、1942年 11月28日に進水、1943年 3月27日に竣工した。「占守型海防艦」から続く島名からの命名となる艦名は、新潟の佐渡島より。ちなみに海軍省の艦艇類別等級では「占守型海防艦7番艦」である。

竣工後〈佐渡〉は佐世保鎮守府所属となり、他の姉妹と同様に、主に台湾と内地との間の輸送護衛任務を行っていた。何故かは判らないが、〈佐渡〉が護衛をすると極端に敵に遭うことがなく（竣工から昭和19年 6月までの1年3ヶ月の間、24の船団を護衛して敵潜水艦と遭遇したのは5回のみ、被害を受けた船舶はわずか3隻だった。ちなみに同期間、日本全体では244回遭遇し、被害船舶は157隻にのぼっている）。そのため幸運艦と呼ばれ、輸送船の船長達からは護衛に引っ張りだこになったという。

だが、いかな幸運艦といえど、戦争の大きな渦には勝てなかった。1944年（昭和19年）8月22日、〈佐渡〉は米潜水艦〈ハッド〉に撃沈された。その詳細な状況については、僚艦で行動を共にし、同じく撃沈された「松輪(艦これ)」を参照していただきたい。同年10月10日、同時に撃沈された〈松輪〉と共に除籍（なお、ゲームの運勢は7、改造しても9とかなり低めの数値である）。

戦後、海上自衛隊にはその名は受け継がれなかったが、海上保安庁の最新鋭巡視船である〈いわみ〉型巡視船の6番艦がPL76〈さど〉と名付けられ、2015年 2月26日に竣工した。現在は第9管区新潟海上保安部に配属され、日本海の安全のために日夜奮闘している（ただし、海上保安庁の慣例として所属が変わると艦名も変更になる場合が多いので、いつまでも〈さど〉の艦名のままかはわからないが）。

うわぁぁ！？ま、まじか…！（関連動画です）

出来たってさ、新しい関連静画！

中破すると、どこかで来たような台詞を口にする。

季節限定グラは、クリスマス、節分、瑞雲祭りが実装されている。特に、瑞雲 Modeでは瑞雲をブンドドして微笑ましいが、図中大破すると、瑞雲が壊れて泣き出してしまう。

いひっ、関連製品見～つけた！やるぜ！

いひっ！なんだい、関連コミュニティの出番かい？

それだぁ！その関連項目を待ってた！やっりぃ！

択捉型海防艦
1. 択捉　　2. 松輪　　3. 佐渡　　4. 隠岐　　5. 六連　　6. 壱岐　　7. 対馬 8. 若宮　　9. 平戸　　10.福江　　11.天草　　12.満珠　　13.干珠　　14.笠戸