余命2:30とは (ヨメイニフンサンジュウビョウとは) [単語記事]

概要

「余命2:30」とは、2022年 8月5日に投稿された、ピノキオピーによる初音ミクオリジナル楽曲である。

曲の長さはタイトル通りに2分30秒。秒針の音が物悲しく響くピアノバラードである。楽曲の歌詞と分数がリンクする仕掛けは同氏のすろぉもぉしょんでも見られる。

すろぉもぉしょんという曲があるんですけどもその曲の中で、「この曲はもう１分とちょっと」という節があって。で、その曲の経過というか時間の経過を曲の中でメタ的に表すというのをやってたんですよね。あの曲の場合は人生のことうたった歌詞になってるんですけど、今回どちらかというと短い時間で何かできないかなというところから始まって作りましたね。

というのも最近曲がどんどん短くなっているというか。２分３０秒が平均になりつつあるので。僕自身も結構曲を聴いててこんぐらいの展開でいいなと思う時もあれば、曲によっては長くてもいい曲もあるんですけど。でも感覚的に２分３０秒とか３分になってる理由もわかるんですよね。生き急いでる感というか。情報がねすごく多くて。生き急いでる感諸々を２分３０秒で作ったという形でした。

というのも最近曲がどんどん短くなっているというか。２分３０秒が平均になりつつあるので。僕自身も結構曲を聴いててこんぐらいの展開でいいなと思う時もあれば、曲によっては長くてもいい曲もあるんですけど。でも感覚的に２分３０秒とか３分になってる理由もわかるんですよね。生き急いでる感というか。情報がねすごく多くて。生き急いでる感諸々を２分３０秒で作ったという形でした。もし自分が２分３０秒の曲を作ったら何するかって考えた時に、時間経過のことを表す曲やってたなと。違う形でできないかなと。曲自体が命のことになってるみたいな形にできたらいいのかなと思って作りましたね。

–ピノキオピー YouTube ライブより引用

歌詞

あ　生まれた

何をして生きようか　無限の可能性が広がる　まだ8秒だ

あんなことできるかな　何にでもなれるかな

来るべき不幸から　目を背けながら

真面目に生きようか　小狡く生きようか

君を助けたい　蹴落としたい　どっちも自分だ

夢や恋はファストで　努力はつらいよね

本や映画は　あらすじだけでいいかな

余命2:30　余命2:30

「ありがとう」「さよなら」「またね」をくり返して

もう45秒の春

余命2:30　使い捨てられる青

3分に満たない　替えが利く　ぼくの命を

涙で消費しないでね

夢ってこんなもんか　恋ってこんなもんか

人生ってまるで　よくある歌みたいだな

1分以上過ぎて　「自分」を思い知って

だけど　悟るには　まだまだ早いね

チクタクチクタク　もういない君を想う

1分前　描いた夢とは　ほど遠いが

余命2:30　余命2:30

「よかった」「もうだめだ」「まあいっか」をくり返して

1分45秒の秋

余命2:30　また一つ消える魔法

君のため？　ぼくのため？　大袈裟に嘆く命を

どうか美化しすぎないでね

あの日　読み飛ばした　本や映画みたいに

ぼくの命も　短い歌になって

余命2:30でさよならでも

幸せだったと言わせて欲しいの

余命2:30　余命2:30

3分に満たない　もう終わる　ぼくの命を

他人事って思わないでね

あ