作戦(operation)とは、戦闘や試合などを上手く進めるための方法・策略である。
軍事用語由来であるが、その意味から物事を上手く進めるために立てるものとして幅広い分野で使われている。近年はビジネス用語にもなっており、COO(最高執行責任者)はchief operations officerの略称となっている。
作戦の他にも戦略など似た意味合いに感じる単語がいくつかあるが、それらは作戦の別名ではなくそれぞれ意味が異なっている。主に視点の違いにより分けられており、左から右に行くにつれて視点が小さく(=内容が具体的に)なっていく。
戦略→作戦(・策)→戦術→戦法
この中で作戦は戦略よりも具体的で戦術よりも抽象的な位置づけである。戦略を実行するための方法の一つが作戦となり、その作戦を実行するために一つ以上の戦術が立てられる。
ニコニコ大百科上に記事のある作戦を記載しています(五十音順)。
掲示板
9 ななしのよっしん
2025/01/17(金) 12:26:08 ID: +rQYJaYZCN
部隊の配置と後方連絡線の関係は内線作戦と外線作戦の二形態に分類できる
内線作戦は部隊同士の後方連絡線が集中する作戦であり、利点は戦力転換や融通が敵に比べて容易であり戦力集中による各個撃破が狙いやすい点である
外線作戦は部隊同士の後方連絡線が分離する作戦であり、利点は一つの正面で得られた戦果を他の正面に影響させる事が容易な点(……どこの解説もこんな言い回しが多いが分かりにくくないのだろうか)
……つまり、外線側は一つの方面での敵の突破は別の方面の敵の後方連絡線の圧迫にも繋がるし、一つの方面で敵を誘引して後方連絡線を引き延ばせれば別の方面の敵の後方支援も希薄化し得るので、別方面同士が連携する時の自由度も効果も高い
短期的には戦力融通の自由がある内線側が主導を握りやすいが長期的には許容できる作戦結果に自由がある外線側が主導を握りやすい
防御的作戦では多くは地の利で後退する必要がないかまたは単にできず、目的上過度に前進する物でもなく、しばしば戦力劣勢側なので兵力や物資を節約する必要性から、内線作戦が向きやすい
攻撃的作戦で
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
10 ななしのよっしん
2025/06/02(月) 14:01:11 ID: +rQYJaYZCN
同質の戦力でも損害が相対的に増える要素は色々ある
「補給線が切れる」「地形・陣形の利を得られない」「戦力劣勢」「無理な進軍・死守命令」
1.補給線が切られたり側背の支援が失われないように戦線は横に伸びる
2.攻撃側=移動時には大抵地の利を活かせないので双方防御体勢を固めると膠着する
3.多少の戦力劣勢でも防御側は地の利の分だけ攻撃されないので、その分戦力抽出し攻撃点に集中すれば局所的に有利を得られる。相手から見て抽出がわからなかったり反撃準備ができないならより多く集中できる
4.損害を許容するなら一時的に無理な進軍は行なえる。補給線を脅かしたり地の利を得れば総合的に有利を得る可能性がある
11 ななしのよっしん
2025/06/02(月) 14:04:15 ID: +rQYJaYZCN
3-1.攻撃点に防御側も増援すれば攻撃側の有利はなくなる
3-2.戦力抽出して手薄になった箇所に防御側が戦力抽出して反撃する可能性もある
4-1.戦力見込みを間違える、防御側も損害を許容して死守するなど有利な体勢を確定する前に攻勢限界を迎えれば損害だけ出して終わる
4-2.無理に進軍しても相手が体勢を変換して損害に見あった有利な状況を得られなかったり、大きな損害を出し過ぎればピュロスの勝利に終わるし、進軍の結果逆に不利な体勢に陥る場合もある。そのまま反撃を受ければ成果まで失われる
5-1.攻撃側は奇襲、移動の阻止、指揮の麻痺など有効な増援を遅らせたり、無理な進軍で有利を失う前に戦況を確定させようとする。また戦況を確定せず更なる進軍で有効な反撃点を掴ませないかもしれない(電撃戦)
5-2.攻撃を実際より大きく見せ防御のための移動のさらに裏を欠いて別方面を攻める可能性もある(陽動)反撃戦力を撃破するための準備が済んでいたり死守戦力の損害増加が本命の可能性もある
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最終更新:2025/08/02(土) 02:00
最終更新:2025/08/02(土) 02:00
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