侍の姿か？これが…とは (サムライノスガタカコレガとは) [単語記事]

侍の姿か？これが…とは、漫画『鬼滅の刃』に登場する台詞である。

ネタバレ閲覧の権を他人に握らせるな!!
この項目は、原作176話(20巻)のネタバレ成分を多く含んでいます。
閲覧の際は自己責任で猪突猛進!!猪突猛進!!

概要の姿か？これが…

鬼の本拠地である無限城で、鬼殺隊の悲鳴嶼行冥・不死川実弥・不死川玄弥・時透無一郎の4人から決死の猛攻を受け、黒死牟は追い詰められていた。そして、振り下ろされた悲鳴嶼の鉄球を、不死川実弥がさらに上から押さえつけることで、黒死牟の頚が落とされた。

だが、自分の敗北を認めない黒死牟は、鬼の弱点である「頚の切断からの死」を克服するため、無くなった頚を短時間で再生させることに成功した。

鬼の弱点を克服した黒死牟は実弥に立ち向かおうとする。しかし、彼の持つ刀身に写った自分の姿を見ると…

何だ　この　醜い姿は……

頚を再生した黒死牟の姿は、以前からあった6つの目に加え、顔の血管が太く浮き出た上に、牙のような突起物が頭や背中から現れ、口の歯も外側にむき出しになっていた醜いものであった。

これを見た黒死牟は、外見だけでなく内面も含めて「これが本当に自分の目指した姿だったのか」と疑念を持ち始める。

侍の姿か？　これが…

侍には相応しくない、「多くの人間を喰らってまでも負けを認めない」という生き恥の様を自覚し始めた黒死牟は、次第に体を再生できなくなっていき、最期の間際に「私はただ　縁壱　お前になりたかったのだ」と悟った。

「○○の姿か？これが…」という改変された投稿がインターネット上で見られる。

倒置法を使った一般的な日本語ではあるが、Twitterでは2018年以前の現存する鍵垢でないツイートはあまり見られず（参考）、公開後の2019年 9月30日以降から投稿が見られ始め、その後の2020年にかけての鬼滅の刃のブームを経て使用例が増加している（参考）。