- 「天下御免の侍戦隊!シンケンジャー、参る!」
「侍戦隊シンケンジャー」とは、2009年2月15日から2010年2月7日にかけてテレビ朝日系列にて放映された
スーパー戦隊シリーズ33作目の侍時代劇である。
2015年3月31日~4月5日にかけて、ニコニコ生放送で全話無料上映会(※一部はプレミアム会員のみ視聴可能)が実施された。また、5月4日には全話一挙上映(※一部はプレミアム会員のみ視聴可能)が実施された。
あらすじ
何百年の昔から、隙間を通ってやって来る「外道衆」。彼等を退治し、この世を守る侍達がいました。
運命に秘め、不思議な文字の力、「モヂカラ」を使って戦う一人の殿様と4人の家臣。
彼等の力は親から子へ、子からそのまた子へと受け継がれ、戦い続けました…。そして現在…。
概要
忍者戦隊カクレンジャー、忍風戦隊ハリケンジャーに続く和風テイストが特徴であり、今回は「侍」がモチーフとなっている。
過去のスーパー戦隊シリーズでは構成員がその辺から適当に集めてきたメンバーであることが多かったが、今回は先祖代々語り継がれてきた由緒正しい家系の5人であることも特徴的であり、殿様と4人の家臣(+寿司屋)達というメンバー構成である。また、タイムレンジャーのように1つの作品にレッドが複数いるのが特徴。
チーフプロデューサーには宇都宮孝明、メインライターには小林靖子、パイロット版監督には中澤祥次郎がそれぞれ担当。この3名は後の「烈車戦隊トッキュウジャー」でも再び集結、作品を手がけている。サブライターには井上敏樹の弟子柄でもある石橋大助、「魔法戦隊マジレンジャー」からサブで参加するようになった大和屋暁。後年、大和屋もトッキュウジャーで再び脚本を担当している。
7月には平成ライダー枠で当時放送していた「仮面ライダーディケイド」との共演が実現。それまでは夏の劇場版が同時上映されるのみの間柄であった両者だが、この数年後にニチアサでは、春の劇場版を中心に戦隊とライダーの共演が年に一度の頻度で見られるようになる。
作品評価
女性視聴者のハートを見事にキャッチし、「日本オタク大賞2009ガールズサイド」にて大賞を受賞した。
玩具売り上げは前作「炎神戦隊ゴーオンジャー」の120億円よりも下回る105億円だが、目標金額には達成している。
登場人物
シンケンジャー
- 志葉丈瑠(シバ タケル)=シンケンレッド/演:松坂桃李
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- 主人公。志葉家十八代目当主で現代の殿。
性格は歴代レッドでは珍しくクールだが、内に熱い闘志を秘めている。
責任感が強く、リーダーとしての自覚を常に忘れず行動する。
幼いころはお化け屋敷でおもらしをしてしまうほどの臆病者だったらしく、今でも苦手。
歴代で唯一、合体ロボの合体に何度も余されたリーダー。モチーフは火。(以下、大いなるネタバレ注意)
実は、外道衆から目を欺く為に作られた影武者であることが判明した。
が、姫の計らいもあり彼女の養子となり、正真正銘志葉家十九代目当主となった。
- 池波流ノ介(イケナミ リュウノスケ)=シンケンブルー/演:えなり相葉弘樹
- 歌舞伎役者。メンバーの中では最も殿に対する忠誠心が強い。知識・実力とも高いレベルにある。
ファザコンでマザコン、基本的にまじめだが空回りすることも。案外ノリがいい一面もある。
源太とはどうもそりが合わないらしい。が、何だかんだでいいコンビ。
- 本編では中心に立つエピソードが多いが、ドラマCDではギャグ要員になっている。モチーフは水。
- 白石茉子(シライシ マコ)=シンケンピンク/演:高梨臨
- しっかりものの姉御肌。召集される前は幼稚園の先生をしていた。駄目な人間に弱く、つい世話を焼いてしまう。モヂカラの扱いに長ける。
料理が壊滅的に下手で、ことは以外の者から恐れられている。あれダークマターじゃないか?
千明からは「姐さん」と呼ばれ、ことはに慕われている。
人の心を察する能力が強く、いち早く丈瑠の異変に気づいたのも彼女である。モチーフは天。
- 谷千明(タニ チアキ)=シンケングリーン/演:鈴木勝吾
- いかにも今時の若者といった感じの高校生。最初は5人の中で一番弱かったが、「丈瑠を超える」という目標を見つけ、戦いの中で大きく成長していく。ことはとは同年代のせいか仲がいい。
ホットケーキが好物、いい加減、隠れた努力家といった所は父親に似たらしい。
尚、千明という名前は早くに亡くなった母の命名で、「明るい子に育ってほしいから千の明かりで千明」というのが由来。モチーフは木。
- 花織ことは(ハナオリ コトハ)=シンケンイエロー/演:森田涼花
- メンバー最年少。しかし千明より強い。無邪気で純粋でドジっ子である。
元々は京都で家業の竹細工を手伝っていたが、病弱な姉に代わってシンケンイエローになった。
幼い頃いじめられていた事と姉を思う気持ちから、忍耐力が人一倍強い。モチーフは土。
- その数年後に宇宙へ旅立ち、宇宙刑事のパートナーとなった。
- 梅盛源太(ウメモリ ゲンタ)=シンケンゴールド/キュア梅盛/演:相馬圭祐
- 丈瑠の幼馴染。家は代々寿司屋を営んでいる(ただし店は源太の親の代に一度潰れている)。底抜けに明るく、人情に厚い江戸っ子的な性格。
幼い頃丈瑠からもらった烏賊折神を研究して「電子モヂカラ」を開発、スシチェンジャーなど独自の装備を作った。
尚、電子モヂカラなのは「字を書くのが苦手だから」らしいが、「近日参上」の文字は達筆だったのを忘れてはならない。
尚、寿司を握る才能は余り無く、味はメンバーいわく「普通」らしい。
しかし、カレーを作る才能は天下一品であり行列ができるほど。モチーフは光。
- ちなみにあの男と同じくプリキュアファンで、自称宣伝部長。
- ダイゴヨウ/声:遠近孝一
- 源太がゴールド寿司の提灯に「侍」のモジカラを注入して生まれたシンケンジャーの新たな仲間。
岡っ引きがモチーフ。源太のことを「親分」と呼ぶ。性格は持ち主と同じ・・・というか、源太以上の江戸っ子気質。
- ↓これまたネタバレ注意
- 志葉薫(シバ カオル)=シンケンレッド/演:夏居瑠奈
- 終盤にて登場した本物の志葉家十八代目当主であり、現代の姫。封印の文字を習得すべく丹波と共に身を隠していた。
ことはより年下。つまり魔法戦隊マジレンジャー以来のメンバー最年少レッド。
恐らく長い歴史を持つスーパー戦隊シリーズでは初であり、2010年現在で唯一の女性レッドである。
性格は丈瑠よりは丸く、人の気持ちを察することもできる。空気を読まない発言を繰り返す丹波を「うるさい、黙れ」と一喝する所を見る限り、丈瑠同様家臣には優しい様である。自分が置かれた状況が時代錯誤であることも理解している。よく丹波を制止するために扇子やハリセンで丹波を殴る。
本物の志葉の血族だけありモヂカラは強力で、剣術にも長けている。しかし女性の筋力の限界なのか、烈火大斬刀は丈瑠の様に軽々と振り回せない様であり刀身を足で蹴り上げて使う。
スーツのデザインは丈瑠シンケンレッドのスーツをスカートにしただけである。
ドウコクに封印の文字を放ったが、太夫と融合したドウコクには通用せず重傷を負う。
その後は丈瑠を養子に迎え入れ、後の事を彼に託した。
シンケンジャーを影でささえる人達
- 日下部彦馬(クサカベ ヒコマ)/演:伊吹吾郎
- 志葉家の家臣で、丈瑠のじいや。シンケンジャーが戦いに赴く際留守を守るしっかり者。侍(特に千明)には厳しく接するが、彼らへの愛情もまた深い。
腰が悪く馬に乗れないため、移動にはバイクを使う。しかし戦闘力は高く、ナナシ連中程度なら素手で倒せる。さすがはかつてご老公と共に悪を成敗していた男である。
- 黒子
- 志葉家に代々使えている黒子達。
シンケンジャー出陣の準備や家事全般はもちろん、住民の避難の手伝い、街に貢献する活動もする働き者で、近隣住民からの信頼も厚い。基本的に皆真面目で良い人。
- 小松朔太郎(コマツ サクタロウ)/演:綱島郷太郎
- 志葉家の元家臣。先代シンケンレッドの死後虚無感から全てを捨ててしまった。舵木折神の捕獲に協力した際、流ノ介の強い意志に触れたことから再び侍を支えることを決心し、黒子として志葉家に戻る。終盤に再び姿を現し、侍としての自分と丈瑠への思いの間で苦悩する流ノ介に「あんたが命を預けた殿というのは志葉家当主という器か、それとも中身か」と問い、流ノ介を決意へと導いた。
- 池波流三郎(イケナミ リュウザブロウ)=先代シンケンブルー/演:加門良
- 流ノ介の父親で先代シンケンブルー。1話の回想で息子にショドウフォンと龍折神を託した。
- 花織(ハナオリ)みつば/演:重廣礼香
- ことはの姉、本来は彼女がシンケンイエローになるはずだった。
しかし病弱な体でとても戦える状態ではなかった為ことはに託した。
この事を彼女は後悔していて、妹と話すたびに謝りつつ涙を流している。
- 谷蔵人(タニ クロウド)=先代シンケングリーン/演:菊池健一郎
- 千明の父親で、先代のシンケングリーン。
剣術はかなりの腕であり、外道衆の名無し連中を物の一瞬で倒すほど。
いい加減でお調子者だが息子思いのいい父親。
- 白石衛(シライシ マモル)/演:冨家規政
- 茉子の父親。婿養子であり、彼自身は侍ではない。娘をハワイへ連れて行こうとしたが、茉子の決意を見て考えを改め、ハワイへ帰る。
- 白石響子(シライシ キョウコ)=先代シンケンピンク/演:伊藤かずえ
- 茉子の母親で先代シンケンピンク。かつての戦いで心身ともに傷つき、車いすでの生活を余儀なくされた。衛とハワイに居たが、空港で茉子と再会し、娘に元気を与えた。
- 現役時代はモジカラの他に激獣レオパルド拳を使って臨獣殿とも戦った。
- 志葉烈堂=初代シンケンレッド/演:合田雅吏
- 外道衆と300年前に戦っていた当時の志葉家当主。
- 列堂を演じた合田雅吏は超力戦隊オーレンジャーでオーブルーを演じていた。
- 志葉雅貴=先代シンケンレッド/演:松風雅也
- 志葉家17代目当主。ドウコクに封印の文字を打ち込み他界した。
彼を演じた松風雅也は以前、電磁戦隊メガレンジャーでメガブルーを演じており、
毎年恒例のスーパー戦隊シリーズのゲストキャラでもある。
- 別の世界ではデカイエローの力を利用して世界を征服しようとしていた。
- ↓なおもネタバレ注意
- 丹波歳三(タンバ トシゾウ)/演:松澤一之
- 薫のじいや。少し嫌味な感じの彦馬の上司。
薫が封印の文字を習得する為に丈瑠を影武者にすると提案したのはこの人である。基本的に薫と志葉家のことしか頭になく、空気の読めない発言を繰り返しては薫に一喝される。しかし最終決戦の前には薫が作ったディスクと共に自らの「双」のモヂカラを込めたディスクを丈瑠に渡し、最後には「ご当主」と呼ぶなど丈瑠を19代目として受け入れた。
- 丈瑠の父/演:津田寛治
- 今は亡き丈瑠の父親。
当主ではないが志葉家とは何らかの関係があり、モヂカラの所作も有ったと思われる。
丈瑠を志葉家当主の影武者とするべく、彼に獅子折神を託して死亡。死後もその存在は大きく、よく丈瑠の回想に登場している。
外道衆
- 血祭(チマツリ)ドウコク/声:西凜太郎
- 外道衆の長。短気で残忍な性格。 これは前作の悪役(ガイアーク)が悪役に見えなかったからだと思われる。一方でアヤカシの冗談などにはある程度寛容さを見せることもある。
先代シンケンジャーとの戦いで封印され長らく三途の川に沈んでいたが、長い年月をかけ再び浮上。しかし一度体をバラバラにされた影響ですぐに水切れを起こすため普段は六門船で酒を飲んでいる。
一度無理に地上に現れたために深刻な水切れを起こししばらく三途の川から出られなくなったが、太夫の三味から解放された男の嘆きでこの世に復活。彼女を吸収し封印の文字が効かない体を手に入れた。
三途の川が溢れたことで本格的にこの世の侵略に乗り出し、シンケンジャーも圧倒するが、最後はシンケンオーの捨て身の一撃を食らい爆死した。
- 薄皮太夫(ウスカワダユウ)=薄雪/声:朴璐美
- ドウコクの側近。いつも三味線を持っている。実は元々人間で、薄雪という名の花魁だった。生前身請けを約束した男がほかの女と結婚したため、復讐する為に男の元へ乗り込んで火を放ち、男を三味線に変え外道に堕ちた。いわゆる「はぐれ外道」ゆえにほかのアヤカシからの扱いはよくないが、ドウコクは太夫を気に入っている。
シンケンピンクに三味を斬らせて男の嘆きを解き放ちドウコクを復活させた後、何もなくなった彼女は自らドウコクに吸収された。
- 骨(ホネ)のシタリ/声:チョー
- ドウコクの知恵袋。イカをそのままバケモノにしたような風貌。外道衆の中では温厚な性格。外道衆の中でもかなりの年長者らしいが、戦闘力も存外高い。
なによりも「生きること」に執着しており、生き残るためなら命の半分も惜しまない。
- 腑破十臓(フワ ジュウゾウ)/演:唐橋充
- 外道衆のはぐれ者で、生きて外道に落ちた元人間。生前は戦いの欲望に飢え、死病を患いながら人斬りを繰り返した挙句自ら外道に堕ちた。両刃の妖刀「裏正」を振るう剣の達人。強者と存分に斬り合うことを望み、シンケンレッドをその相手として幾度となく決闘を挑むが、どうにも間が悪い。源太の寿司を「美味い」と言ったただ一人の人物でもある。
26話にてレッドと死闘を繰り広げ、彼の捨て身の一撃に斬られ「満足した」と言い残し他界した。
…かに思えたが、実は生存しており、「自分の刀を直す」という条件でアクマロに雇われた。
アクマロに「生前の十蔵の家族の魂で作った」という裏正の正体を知らされ、彼の施した術への協力を求められるが、最初から裏正の正体に気づいていた十蔵はアクマロを裏切り、修繕してもらった裏正で彼にトドメを刺した。
その後、薫が現れ何もなくなった丈瑠と一騎打ちを行い、重傷を負いながらなお戦おうとするが、左足に刺さった裏正に宿る妻の魂に止められ、最後には火柱の中で燃え尽きるように他界した。
- ちなみに彼を演じた唐橋充は「仮面ライダー555」や「大怪獣バトル」にもメインキャラで出演していて、 結果スーパーヒーロータイムの2大出演どころか日本を代表する3大バンダイの商品特撮番組に出演を果たしている。
- 筋殻(スジガラノ)アクマロ/声:堀川りょう
- ドウコクさえその存在を知らなかった外道衆の幹部。長く三途の川の底に沈んでいた。
独特な公家言葉を使う。ドウコクに対しては丁寧語で話すが、彼の一言には裏がありそうな言葉が多い。それゆえかシタリは彼をよく思っていない
- 「地獄を見たい、感じたい」という、外道衆の中でも異常な願望を持つ。二百年前から策をめぐらせ、日本のある場所に楔を打ってこの世を地獄と化す「裏見がんどう返し」の仕掛けを施すが、その仕掛けが発動する寸前で十蔵に裏切られ、術も失敗に終わる。
最後は恐竜折神を装備したサムライハオーの一撃を浴びるが、その痛みの中に地獄を見出し、高笑いを上げながら爆死した。
- チノマナコ=仮面ライダーディエンド変身体/声:大友龍三郎
- 仮面ライダーディケイドの共演回に登場したアヤカシ。海東からディエンドライバーを奪いディエンドに変身したが、
コンビネーションを見せたディケイドとシンケンレッドの前に敗れ去った。
チノマナコを演じた大友は過去にタイムレンジャーのドン・ドルネロ、ゲキレンジャーのゴリー・イェン役でレギュラー出演を果たしている。
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ゲスト出演
- リチャード・ブラウン=”シンケンブラウン”/演:ジョン・カミナリ
- 14話に登場。以前ブルーこと流ノ介に命を救われたことからシンケンジャーの大ファンになったアメリカ人。
流ノ介の弟子になり侍道を学んだ。その回終了後は国へ帰って侍道を広めたらしい。
ちなみに、シンケンブラウンは彼が勝手に名乗っているだけで彼がモジカラで変身した姿ではない。
モチーフはアメリカ人の間違ったイメージの日本の侍。
- 門矢士(カドヤ ツカサ)=仮面ライダーディケイド/演:井上正大
- 21話に登場。30分後の世界から来たヒーロー。黒子の役割をしている。
詳しくは「仮面ライダーディケイド」及び彼の記事の項目を参照。
- 海東大樹(カイトウ ダイキ)=仮面ライダーディエンド/演:戸谷公人
- 同じく21話に登場。30分後の世界から来た泥棒。ゲンタの烏賊折神を盗んだが、
代わりに外道衆チノマナコにディエンドライバーを盗まれた。
詳しくは同じく「仮面ライダーディケイド」及び彼の記事の項目を参照。
- 小野寺(オノデラ)ユウスケ=仮面ライダークウガ/演:村井良大
- 21話には登場しなかったが、ディケイド編にて登場。流ノ介たちと協力してアンデットを倒した。
- 光夏海/演:森カンナ
- 士と同じく21話に登場。シンケンオーを見て驚いていた……だけ。
- 光栄次郎/演:石橋蓮司
- 21話に登場。腰を痛めたじぃを看病し、2人でみんなの為にクッキーを作った。
しかしその中に源太と海東の分はなかった。
- 鳴滝/演:奥田達士
- 自称預言者の謎の男。丈瑠に「ディケイドは悪魔」という情報を流して時限の狭間へ消えていった。
本編では直接会っていないが、源太と趣味が同じであることが判明した。
装備
秘伝ディスク
モヂカラを宿したディスク。シンケンマルをはじめ様々な武器に装備してその力を発揮する。また、ディスク内に折神を収納したものも存在する。
とにかくいろいろあるので、代表的なものだけまとめる。
ディスク名 |
説明 |
獅子 |
シンケンレッドが使用。獅子折神の「火」の力を宿す。
シンケンマルに装備して回すことで「火炎の舞」を発動する。 |
龍 |
シンケンブルーが使用。龍折神の「水」の力を宿す。
シンケンマルに装備して回すことで「水流の舞」を発動する。 |
亀 |
シンケンピンクが使用。亀折神の「天」の力を宿す。
シンケンマルに装備して回すことで「天空の舞」を発動する。 |
熊 |
シンケングリーンが使用。熊折神の「木」の力を宿す。
シンケンマルに装備して回すことで「木枯しの舞」を発動する。木じゃなくて風じゃんとか言ってはいけない。
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猿 |
シンケンイエローが使用。猿折神の「土」の力を宿す。
シンケンマルに装備して回すことで「土煙の舞」を発動する。 |
共通 |
全員が共通して持っている黒いディスク。志葉家の家紋が描かれている。
通常シンケンマルの鍔として使用され、これを回すことでシンケンマルがそれぞれの専用武器に変化する。 |
寿司 |
シンケンゴールドが使用。「光」の力を宿す。
変身時は端をたたみ、握りずしのネタのようにスシチェンジャーに装備する。 |
烏賊 |
烏賊折神が収納・・・されているはずなのだが、普段はゴールド寿司の水槽にいるので今は収納されていない。
寿司ディスク同様端をたたんでスシチェンジャーに装備することで烏賊折神を呼びだす。 |
海老 |
海老折神を操るディスク。海老折神は源太が独自に作ったものなので最初から水槽におり、ディスクには収納されない。
リバーシブルになっており、裏返すことでダイカイオーを操ることができる。
なお、烏賊ディスク同様スシチェンジャーに装備して海老折神を呼び出せるが、端は折りたためない。 |
スーパー |
インロウマルに装備することでスーパーシンケンジャーに強化変身できるディスク。
1枚しかないので5人の内誰か一人しか変身できない。 |
5人の装備
- ショドウフォン
変身ツール。普段は携帯電話の形状をしており、電話やメール、ゲームなどもできる。縦に折りたたむと先端に筆の穂先が出た「筆モード」となり、文字を書くことでモヂカラを発動できる。ちなみに、普通の筆として使うこともでき、空中にも文字を書ける。某宇宙ライダーも空中に文字を書くモジュールを持ってたが、ショドウフォンの文字は実体化はしない。
- シンケンマル
基本武器として全員が装備している刀。鍔に秘伝ディスクをセットし回すことで秘伝ディスクに宿された力を発揮できるほか、それぞれの固有武器に変化させることもできる。また、折神の操縦桿にもなる。
- 烈火大斬刀
シンケンレッドがシンケンマルを変化させた武器。「大斬刀モード」はとにかく刀身がバカデカい刀で、盾としてもよく使われる。刃に炎を纏って敵を両断する「百火繚乱」が必殺技。
また、変形させて「大筒モード」にもなる。刀身に秘伝ディスクを装填(最大5+1枚)することで折神形のエネルギー弾を発射できる。レッドなしで撃ったことも何回かある。
- ウォーターアロー
シンケンブルーがシンケンマルを変化させた弓。龍ディスクで起動し、発生した水流を矢として発射できる。無数の水の矢を放ち相手を貫く「明鏡止水」が必殺技。
- ヘヴンファン
シンケンピンクがシンケンマルを変化させた扇。亀ディスクで起動し、強風を発生させて敵を吹き飛ばす。必殺技の「迫力満天」は100m/sもの暴風を巻き起こし、敵を吹き飛ばすどころか体を切り刻むことさえ可能。
- ウッドスピア
シンケングリーンがシンケンマルを変化させた槍。熊ディスクをセットすることで刃先が出る。モヂカラを込めることで伸縮するほか、敵を投げ飛ばしたり、棒高跳びのように飛んで上空の敵に攻撃するなど使用法は多彩。必殺技は横に回転しながら敵を一掃する「大木晩成」。
- ランドスライサー
シンケンイエローがシンケンマルを変化させた巨大手裏剣。猿ディスクをセットすることで起動し、ブーメランのように投げて敵を切り刻む。手持ち武器として使用することもできる。必殺技「奮励土力」は時速300kmで複数の敵を切り刻む。
- インロウマル
印篭形の強化ツール。源太の努力と「真」のモヂカラ、そして流之介らに託された秘伝ディスクのモヂカラで完成した。スーパーディスクを装備することでスーパーシンケンジャーに変身できる。こちらも一つしかないので、やっぱり誰か一人しか変身できない。
また、シンケンマルに装着することでスーパーシンケンマルとなり、読み込ませた秘伝ディスクの力を発揮できる。
- モウギュウバズーカ
牛折神の力を宿すバズーカ。最終奥義ディスクを装備して使用する。ナナシ連中を一発で複数吹っ飛ばせるほどの爆発力を持つが、スーパーシンケンレッドは片手でぶっ放している。
スーパーシンケンマルを上部に接続し、インロウマルに最終奥義ディスクを読み込ませることで必殺技「闘牛外道覆滅」を発動できる。
- キョウリュウマル
シンケンマルが恐竜折神の力で変化した刀。シンケンジャーをハイパーシンケンジャーに強化する。
刀自体が生きており、伸びたり曲がったりして敵を手当り次第斬り伏せていく、作中屈指のチート武器。必殺技は「天地一閃」。
シンケンゴールドも使用したことがあり、その場合必殺技は「黄金一閃」となる。
シンケンゴールドの装備
- スシチェンジャー
源太が開発した携帯電話型の変身ツール。ショドウフォンのように文字は書けないが、メールを打つ要領で文字を打つことで電子モヂカラを発動する。
画面の裏側のジョイントに秘伝ディスクを装備することで変身や折神の召喚ができる。ちなみにプッシュ音は三味線。
- サカナマル
シンケンゴールドが専用で使う鍔がない刀。鞘に収まっているとサンマの形。シンケンマルに比べてだいぶ短いが、大木も斬り倒してしまうほど切れ味がいい。
寿司ディスクを鍔のように装着することで必殺技「百枚おろし」を発動できる。刀身にモヂカラを纏って高速で斬りつけ敵を粉々に切り刻むタイプと、光の刃を無数に飛ばして攻撃するタイプがある。強化版の「千枚おろし」もある。
折神、侍巨人の操縦桿として使用できるのはシンケンマルと同じ。
- ダイゴヨウ
先述の通り普段はゴールド寿司の提灯だが、手持ち武器としても使用できる。その際には提灯部分と十手部分に分割され、十手はそのまま武器として使われ、提灯の腹部からは秘伝ディスクを連続発射して攻撃できる。
必殺技は十手にモヂカラを込め敵を斬りつける「ダイゴヨウ十手打ち」。
折神
折り紙をモチーフとした式神。源太曰く「文字のプログラムのようなもの」らしい。元々は全て志葉家が所有していたが、戦いが続く中で散逸し、5人が集められたときは6体しか残っていなかった。
5人が元々所持していた折神は、普段は片手に収まるエンブレム型になっており、任意に動物型との切り替えができる。また、「大」のモヂカラを込めることで巨大化する。巨大になっている間はシンケンジャーが搭乗し、装備する刀と秘伝ディスクで操縦できる。
主題歌
OP「侍戦隊シンケンジャー」
うた サイキックラバー(Project.R)
ED 「四六時夢中シンケンジャー」
うた 高取ヒデアキ(Project.R)
ED「四六時夢中シンケンジャー銀幕版」
うた シンケンジャーと高橋ヒデアキ
劇場版
侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦
劇場版作品。2009年8月8日公開、同時上映は「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」。
スーパー戦隊シリーズ初の3D映画作品。
300年前に初代シンケンジャーに封印された脂目マンプク率いる1万人のクサレ外道衆軍団が地上に攻め入ってきた。シンケンジャーはこれに対抗するべく初代シンケンレッドの遺した秘伝ディスクを探すことに。
初代シンケンレッドこと志葉列堂が初登場し、彼が所持していた初代秘伝ディスク・恐竜折神が登場する。
恐竜ディスクによってパワーアップしたハイパーシンケンレッドも登場。
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!
劇場版作品。2010年1月22日公開。前作「ゴーオンジャー」とのコラボレーション作品。
ガイアークの残党・害統領バッチードを追っていたゴーオンジャーは別々の世界に飛ばされてしまう。
地球に残された走輔(ゴーオンレッド)はシンケンジャーに協力を要請するが、丈瑠と対立してしまう。
外道衆と手を組んだバッチードはアヤカシ・ホムラコギを率いて地上に侵攻してきた。
応戦するシンケンジャー達だが、源太や家臣たちは異世界に飛ばされてしまい、二人のレッドのみが残された。
走輔が恐竜ディスクを使用したハイパーゴーオンレッドが登場。
また、次回作・ゴセイジャーの面々が初登場し、両戦隊には知られずにはぐれ外道衆たちと戦う。
帰ってきた侍戦隊シンケンジャー特別幕
Vシネマ作品。2010年6月21日発売。
スーパー戦隊シリーズでは「ゲキレンジャーvsボウケンジャー」以来のVシネマ作品となる。
様々な舞台でシンケンジャー6人が七変化する他、本作オリジナルのアヤカシ・デメバクトが登場。
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕
劇場版作品。2011年1月22日公開。後番組である「ゴセイジャー」とのコラボレーション作品。
外道衆の生き残りであるマダコダマ(CV.玄田哲章)、そして血祭ドウコクに酷似した姿となったブレドランと戦う。
関連動画
公式配信
シンケンジャー本編は未配信だが、仮面ライダーディケイドに客演した回が公式配信されている。
関連コミュニティ
関連項目