保富康午(1930年3月3日~1984年9月19日)とは、和歌山県出身の作詞家・構成作家である。
同志社大学を卒業後に詩人に弟子入りをしていたが、知人から依頼されてミュージカルの台本を書くようになると、構成作家としてテレビに進出をし、後に作詞家となる。
誰もが知っている童謡『大きな古時計』の歌詞は、1876年に米国で発表された原曲を彼が訳し、1962年にNHKの『みんなのうた』で初登場したもの。原曲の雰囲気を踏襲しつつ、より日本人にとって情緒深く奥ゆかしい歌詞となっており、哀愁のあるメロディと相まって涙腺への破壊力は抜群。至高の名訳のひとつと言える。
童謡のほかにも、歌謡曲やアニメソングなど、幅広いジャンルの作詞を手掛けた。アニソンの代表作としては、『グレンダイザー』、『ラ・セーヌの星』、『宇宙戦士バルディオス』等がある。また、『ミュージックフェア』、『FNS歌謡祭』のテーマ曲の作詞も手がけた。
掲示板
2ななしのよっしん
2018/02/26(月) 19:26:11 ID: YMv4bMKpTz
おふくろさん騒動のそもそもの発端は、森進一のコンサートを仕切っていた保富さんがナペプロの許可を得て「いーつーも心配かけてばかり いけない息子の僕でした…」と加えたことだった。
***
アニメソングは「人間のうた」であるべきた。きみたちがいくつになっても「心の支え」にゆるような、そんな詩を書くこと…それはぼく自身にとってもとてもすばらしいことなのだ! - 保富康午(熊先生)
3ななしのよっしん
2019/10/11(金) 21:32:37 ID: lL7gnSodgF
亡くなられたのが54歳という若さだったとは・・・。
4ななしのよっしん
2022/05/18(水) 09:02:38 ID: f59XqZ+mBd
千里山会会誌6号に亡くなったときの様子が載ってる
http://s
「あの日の午後、《疲れたから午後6時まで寝る》と言って、ブランデーをグラスに注ぎ、前日買ったばかりのエリック・サティの『犬のためのだらだらした前奏曲』をかけたんです。
私が《面白いタイトルね》と笑うと、主人もつられて声を立てて笑い、次の瞬間、心筋梗塞で亡くなってしまった。
長いとはいえませんが、随分楽しい人生を生きた人だと思います。
きっとあの世で、平井さんの歌を聴いて喜んでいるはずです」
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最終更新:2023/03/23(木) 19:00
最終更新:2023/03/23(木) 19:00
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