長野県内にある高等教育機関を統合し、1949年に設立された。
松本市に本部があり、長野市にもキャンパスが存在するが、他の国立大学の多くと違い信州という旧国名に由来する名称を採用している。長野と松本(あるいはそれを中心とする東北信と中南信)の間の確執から県名を避けたとされる。
同じ理由からか設立から半世紀以上を経た現在もキャンパスの統合が進まず、県内4都市に各学部がそれぞれのキャンパスを構える。1年生は全学生が松本キャンパスで学ぶため、松本以外にキャンパスを構える学部に属する学生は2年生への進級に際し引っ越しを強いられている。
キャンパスが遠く離れて散らばっている都合上ひとつのキャンパスだけで活動するサークルもあるが、多くのサークルは全学規模で活動しており、松本に本部機能を置き他のキャンパスが支部という体裁をとるサークルが多い。休日になれば多くの学生がサークル活動のために車や電車を利用してキャンパス間を行き来する。
国立大学で繊維学部があるのはここだけ。かつては他にも繊維学部を擁する大学は存在したが、時代の流れの中で次々に他の学部(主に工学部)と統合されていき、信州大学が最後に残ったもの。現在でもかつて繊維学部を擁していた大学(特に繊維学部の後身の学部)との間で交流を持っているようである。
地方の県にはよくあることだが、長野県内でも地元国立大学である信州大学ブランドが強く、祖父母世代では国立大学と言えば「東大、京大、信大>その他」といった人もいる。
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最終更新:2024/11/08(金) 10:00
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