『青春は、いたみなしでは過ごせない。』
傷物語とは、西尾維新/著、VOFAN/ イラストのライトノベル。講談社BOXより刊行。
西尾維新アニメプロジェクト第3弾として映画化された。
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主人公・阿良々木暦と鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼ことキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードとの馴れ初めの物語である。
前作・化物語の前日譚にあたるので、化物語中にできた阿良々木君の数少ない友人はほとんど登場しない。阿良々木君曰く「地獄のような春休み」の出来事。
作者の西尾維新は後書きにて“化物語が百パーセント趣味で書かれた小説ならば、傷物語は百二十パーセント趣味で書かれた小説”と語っている。
なお、アニメ『化物語』1話の冒頭でサブリミナル的に流れた映像は傷物語の映像のあらすじである。
そういう意味では、傷物語の登場人物は化物語の登場人物より先にアニメ出演を果たしている事になる。
一時期、Amazon.jpにて傷物語のDVDの予約受付が行われたことがあるがそんなものは存在しない。
が、2011年3月31日に映画化が発表され、2015年10月4日に公開日が発表された。
シリーズを通しての主人公。
今作のタイトルはこよみヴァンプであり、彼本人がトラブルに巻き込まれることとなる。
“人間強度が下がるから”という理由で友達を作りたがらない。というか作れない。作中で彼だけがキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのことをキスショットと呼ぶ(他の人物はハートアンダーブレードと呼ぶ)。
今作の準ヒロイン。
終業式の日に阿良々木君にぱんつを見られ、彼の最初の友達となる。
トラブルに巻き込まれた阿良々木君を助けるために力を尽くす。
阿良々木君のためならぱんつも見せるし男性物下着も買うし命も捨てるしおっぱいも揉ませる。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
今作の正ヒロイン。
後述の3人のヴァンパイア・ハンターに襲われ、四肢を失い瀕死の重症のところを阿良々木君に助けられる。
名前が長いなどと言ってはいけない。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを退治しようとしたヴァンパイアハンターの1人で吸血鬼。
筋骨隆々の大男であり大剣フランベルジェを得物とする。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの右脚の膝から下を奪った。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを退治しようとしたヴァンパイアハンターの1人でヴァンパイア・ハーフ。
白学ランをきた細身の男。
身長の3倍の長さ、体重の三乗の重さはあろうかという巨大な銀でできた十字架を使って戦う。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの左脚の太腿から下を奪った。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを退治しようとしたヴァンパイアハンターの1人で人間。
とあるカルト宗教の大司教。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの両腕を奪った。
忍野メメ(おしの めめ)
人間と怪異の間のバランスを保つことを目的とする怪異専門家。
ヴァンパイア・ハンターとキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの仲介役を引き受ける。
見た目こそアロハシャツを来た胡散臭いオッサンだが、只者ではない。
2011年に「2012年公開予定」と発表された後に、公開延期となり、2015年に改めて公開日が告知された。全三部作で製作される。
2023年9月10日に、三部作を総集編として再構成し一作にまとめた「傷物語 -こよみヴァンプ-」の制作が発表。2024年1月12日から全国劇場で公開された。
〈物語〉シリーズ | ||
文庫 | ファーストシーズン | 化物語 - 傷物語 - 偽物語 - 猫物語(黒) |
セカンドシーズン | 猫物語(白) - 傾物語 - 花物語 - 囮物語 - 鬼物語 - 恋物語 | |
ファイナルシーズン | 憑物語 - 暦物語 - 終物語 - 続終物語 | |
登場人物 | 私立直江津高校 | 阿良々木暦 - 戦場ヶ原ひたぎ - 羽川翼 - 神原駿河 - 忍野扇 |
公立七百一中学 | 千石撫子 | |
栂の木第二中学 | 阿良々木火憐 - 阿良々木月火 | |
怪異 | 忍野忍/ キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード - 八九寺真宵 - 斧乃木余接 | |
怪異の専門家 | 忍野メメ - 貝木泥舟 - 影縫余弦 臥煙伊豆湖 - ドラマツルギー - エピソード - ギロチンカッター |
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楽曲 | 化物語 | 君の知らない物語 - staple stable - 帰り道 - ambivalent world 恋愛サーキュレーション - sugar sweet nightmare |
偽物語 | ナイショの話 - 二言目 - marshmallow justice - 白金ディスコ | |
猫物語(黒) | perfect slumbers - 消えるdaydream | |
セカンドシーズン | アイヲウタエ - その声を覚えてる - snowdrop chocolate insomnia - happy bite - もうそう♡えくすぷれす - 木枯らしセンティメント |
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一覧 | 物語シリーズの関連項目一覧 |
掲示板
308 ななしのよっしん
2019/12/25(水) 21:54:29 ID: 7gleebbggj
最近、劇場版の傷物語を観返して、ようやくと気づいたことがる
傷物語は、小説全般における主人公の特性を、良い意味で悪用している
登場人物のほとんどが、特に忍野メメ、羽川翼、キスショットは、内心を上手く隠してる
それぞれの抱える問題や解決のための意図を隠しながら、暦と接している
でも、暦だけは本心を隠していない。と言うより、隠すほどの隠し事を秘めていない
なぜなら、暦の真っ直ぐな性格・考え方もあるけれども、
物語の語り手でもある主人公は、観客に内心を明らかにしなければならないという、暗黙の鉄則があるから
メタ的に言えば、その鉄則を逆用・悪用して、暦は真っ直ぐで表裏の無い性格にさせられている
それが、物語の主人公における「カッコ良さ」なんだと改めて理解できた
そして、続・終物語や忍・宵・余物語を振り返って、暦ってすごい成長したし、良い方向に成長できたなって思ってしまった
309 ななしのよっしん
2021/02/20(土) 19:04:17 ID: VX1mpTA1Zr
どうしてだろうか
傷物語のキャラクターに憎めるやつが誰一人としていない
310 名無し
2021/07/25(日) 02:16:06 ID: IlhsWXjhK+
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最終更新:2025/03/19(水) 21:00
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