【初音ミク】先天性ブリキ症候群【オリジナル曲PV】

　

先天性ブリキ症候群

先天的な要因により体が徐々にブリキ化していく疾患の総称である。
脳幹部の自律神経中枢の先天的な形成異常などいくつかの要因は解明はされているが、 全ては明らかになっておらず特定疾患に認定されている。
発症例は全て8歳から12歳までの女児であり、16歳まで生きた症例はただ一人である。

　　

　

概要

先天性ブリキ症候群とは、2012年5月22日に投稿されたゆずひこ23作目の初音ミクオリジナル曲である。

聴く者の心に深く刺さる切ない曲調と悲劇的な歌詞が特徴的。

なお、動画説明文に「出典：ニコニコ大百科」とあるが無論「先天性ブリキ症候群」はゆずひこ氏独自の架空の病気である。

本作はゆずひこ氏の2ndアルバム「Mrs.Terror」に収録されている。

歌詞

Lylics/music:ゆずひこ Vocal:初音ミク Movie:さいね（絵師） Bass:mao Mastering:かごめP

パパもママも居ない 孤独な私の心（セカイ） 光も届かない 真っ白なこの部屋から 誰か私を連れ出して ゼンマイをギリギリと巻いて もて遊んだブリキの椅子 アリス中毒の部屋の隅で ばら撒いたトランプで遊ぶ 心臓の縮小は早くて 痛みはもう脳髄に達す 残された時間は短く 純潔のまま死ぬのでせう 機械仕掛けの恋 プログラムされた愛 お気の毒さまね 向ける相手はもういない 白いシーツの上 赤い花弁が散るの 抱いた人形から こぼれるナミナミダ 錆ついたブリキの私

日々硬くなっていくこの体 可愛くないブリキの胸 金槌で形作りましょう デカダンに付け込まれぬよう ある日白衣を着た 大人達がぞろぞろ グリグリと願う これは悪い夢だったと 死へと向かう日々に したためた手記を君へ 16まで生きた 私のことをただ 知って欲しかったのでせう 土に還る日を 待ちわびていたのか 黒衣着た大人達が 無表情でした 未練があるとすれば 叶わぬ願いを抱き 花を咲かせたまま ブリキの人形に なってしまうことでせうか 誰か私を壊して下さい

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関連項目 VOCALOID 初音ミク VOCALOCK ゆずひこ さいね（絵師） mao かごめP

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