光輝の剣 フィデスとは、
綺場シオンの生家である綺場家に伝わる家宝の剣。
シオンによると別世界である「惑星クレイ」との繋がりがある疑いがあり、正しき者が手にした時、光輝くという伝承がある。
この家宝が盗み出され、「エース」を名乗る子供が駆け引きを持ち出したのが綺場家崩壊の序章となってしまう。
おそらく光源の細工を施されたであろう偽の「フィデス」を用いて、曲がりなりにも「叔父の綺場ウヅキが剣を光輝かせる姿」を見せつけられてしまい、冷静さを失ったシオンは、ただの勝負を「綺場家代表となったシオンが見せてしまった無様な姿」に演出させられ、エースによる買収を完遂させるための道具に使われてしまう。
その後この剣はウヅキが管理していたが、買収の真の仕掛人である東雲ショウマがこれを会社ごと奪い、綺場ホールディングス代表に就任する。
しかしそれも己の目的のためであり、明神リューズの手でストライドゲートが開いた際、その剣をシオンに明け渡す。全ては己の快楽のため。
そんなことなど、シオンにとっては知ったことではない。数々の苦難を乗り越え、誇りを保ったまま新しい未来に至ったシオン、東雲との決戦の最中、己のイメージを証明するかのように掲げた剣。それは伝承の如く光輝き、そしてー―――。
正しき者よ、その輝きを以て全てを打ち倒せ!
ストライド・THE・ジェネレーションッ!!
Gユニット
クラン:ロイヤルパラディン 種族:ヒューマン
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
能力:【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】:[Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする,手札から1枚選び、捨てる] 山札からグレード2のカードを1枚まで探し、(R)にコールし、山札をシャッフルし、そのユニットが勇敢能力を持つなら、1枚引く。そのターン中、このユニットは『自【V】【GB(3)】 勇敢:このユニットがアタックした時、あなたのGゾーンに表の「光輝の剣 フィデス」があるなら、相手のリアガードを1枚選び、退却させ、あなたのユニットを2枚まで選び、そのターン中、パワー+5000。』を得る。
神界・地上、ふたつの異なる世界の歴史に名を残す稀代の名剣。「世界から失われし剣(ロスト・ソード)」とも呼ばれる。使い手は皆、代々剣と同じ「フィデス」の名を名乗っていたとされ、かの「ブラスター兵装」の使用者が兵装の名を冠していたのも、そもそもはこの話にあやかったものであると伝えられている。最後の使用者は、歴代最強の剣士にして、最も美しい剣技の使い手だったとされ、彼の存在があったからこそ、フィデスの名は神聖国家のみならず、世界全土に広まったのだという。かの事件で失われたはずのフィデスだったが、真相はそうではなかった。フェンリルの魔法を受けたことで、内蔵されていた自衛用の魔力が暴走。膨大な魔力同士が衝突した余波で、時空の狭間へ飛ばされていたのである。狭間を漂っていたフィデスが、「デミウルゴス」の調査をしていた「クロノジェット・ドラゴン」の前に流れ着いたのもまた運命。今、時と時空を超え、名剣は新たな使い手へと託される。
ブースターパックG8弾「超極審判」に登場したカード。レアリティはRRR。
起動効果と、その効果により得られる自動効果を持つ。
起動効果の中身は、Gゾーンの任意のカードを表返すことで、手札1枚をグレード2のユニットに変換する効果。単純に使うだけでも、《サンクチュアリガード・ドラゴン》の対象がグレード2になったような効果であり、カウンターコストを使わずにアタッカーを即座に補充できるため利便性が高い。
また、対象が手札が3枚以下の時に効果が有効になる「勇敢(ブレイブ)」の能力を持っている場合、スペリオルコール後追加で1枚ドローでき、単純に盤面が1枚増えた上に手札交換できる状態だが、肝心の「勇敢」持ちがまだまだ未発達であり、有効なユニットが少ない。除去にある程度の耐性があり、いざとなればガード値10000に変換できる《エスコート・イーグル》がもっとも無難な選択肢だろうか。
「勇敢」をスペリオルコールした場合、効率は《飛天の聖騎士 アルトマイル》と同様になるが、あちらは初回超越ではスペリオルコールができず、使い道は異なる。ちなみに、こちらは表返すGゾーンのカード自体は何でもよい。よほど表の特定ユニットを要求する事態でもなければ、自身と同名のカードを表にするのが安定だろう。
この起動能力を使用したターンのアタック時に、GB3達成かつ同名カードが表になっており、「勇敢」条件を満たしていれば、このカードも「勇敢」を発揮できる。指定した相手のユニット1体をノーコストで退却した上に、任意ユニット2体のパワーを+5000する。
これによりカウンターコストを使わない退却を実現でき、相手の厄介なユニットを潰すことができる。また、パワー+5000は確実にパワーラインを上げることができ、パワーを振ったリアガードにトリガーが乗ることで追撃を通しやすくなる上に、状況によっては選ぶユニットのうち1体を自分にすることも可能。ただし条件はやや厳しめなので、あわよくばといったところ。
総じて、手札枚数に左右されるために不安定なところがあるが、確実にアドバンテージを稼ぐことができる優秀なユニットといえる。退却は早い段階で使いたいことが多いため、先に超越する場合は厳しくなるが、相手が先に超越準備が整った場合は、なるべくなら1回はGガーディアンを使用しGB3発動圏内にスタンバイしておきたい。
《神聖竜 セイントブロー・ドラゴン》を始めとし、殺傷力の高いユニットを多く抱えるロイヤルパラディンとしては珍しく、アドバンテージを重視したカードであるため、繋ぎとしては極めて適切なカード。
アニメでは、1の「フィデス」がストライドゲート内で変化した姿として登場。その割には当然のごとく複数枚存在するが、気にするな!
「フィデス」を輝かせたシオンの手に生まれ、即座に超越。効果を使用した上で、パワーを上げた自身のアタックがクリティカルトリガーにより強化されたことで、セ・フィニとなった。しかし……。
後に、最終話では「剣のフィデスとカードのフィデスが両方存在する状態」であることが判明した。どういう関係かは不明だが、少なくとも「剣のフィデス」は二か月経過しても新品が如き状態になっており、シオンが綺場の後継者として認められた証左となっている。
続編たるG4期「GNEXT」では、カードも剣も一切登場しなかった。
しかし、その騒動が終わった後、G最終期「カードファイト!!ヴァンガードG Z」にて、両者ともに登場。
家宝の剣に呼ばれたような気がして、流石に一年は経っているフィデスの様子を見たところ、フィデスを狙い、ディフライダーとして現れた《蒼波元帥 ヴァレオス》に強襲される。
普通に剣で斬りかかられ、シオンが咄嗟に迎撃したところ、見た目は錆びついていながらも、フィデスは無傷のままヴァレオスの剣だけ砕かれる。それを確認したヴァレオスは、かつて自身が「ギーゼ」と「メサイア」の抗争の中でフィデスに敗れたことから、フィデスを破壊するためにファイトを挑む。
シオンは久々にフィデスを使用、追い詰めようとしたが凌がれ、返しのターンにヴァレオスがゼロスドラゴンを降臨させ、シオンを下す。ヴァレオスはシオンを執事もろとも、召喚したゼロスドラゴンによる破壊に巻き込み、ゼロスドラゴンの攻撃で剣のフィデスを粉々にしてしまった……。
が。
ギーゼの器の準備が整い、真に滅びを迎えようとする中。
たとえ剣が、家宝が折れようと、圧倒的な力に捻じ伏せられようと、綺場シオンを折れさせるには至らなかった。
ディフライダーの拠点を強襲し、再びヴァレオスと相対するシオン。ゼロスドラゴンを完全に凌ぎきった上で、シオンはクレイとの繋がりを以て、フィデスの真意を説く。それは―――。
Gユニット
クラン:ロイヤルパラディン 種族:ヒューマン
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
能力:【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】:[【CB(1)】,あなたのGゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] そのターン中、このユニットは『永【V】:相手のガーディアンが1枚なら、勇敢能力を持つユニットのアタックはパワーに関係なくヒットする。』を得る。
自【V】【GB(4)】 勇敢:このユニットがアタックした時、あなたの「アルトマイル」を含むハーツカードがあるなら、山札から3枚まで探し、(R)にコールし、山札をシャッフルする。
ヴァレオスの目の前で、喪失した筈のフィデスは再び実体を以て存在していた。
繋がりのある二つの惑星、その繋がりの一端を担っていたシオンは、フィデスの真意により再び剣としてのフィデスを手に取ることに成功。それはシオンの意に応えるように、またしてもカードとしての姿を成し、力に屈した狂信者に裁きを下す剣となった。
「フィデスの本質は、剣にあらず。その志に有る。
そして、皆の『意志』の具現化。それがフィデスなのだッ!!」
ブースターパックG最終期「竜神烈伝」にて登場した、最後に情報の公開されたレアリティ「GR」のカード。
汎用的に使用できた「光輝の剣」とは異なり、強力な《ブラスター・ブレード》関連出張ギミックとの両立を断つためか、完全に「勇敢」と「アルトマイル」の専用カードとなっている。
初回から使える効果は、アタックがヒットする範囲の拡大。
相手がガーディアンに呼んだカードが一枚であれば、「相手のパワーを無視してヒットする」ため、実質的にガードのためにガーディアン2枚以上を要求する。即ち、相手のガードの際により多くの手札を要求する効果。
「パワー」のみを無視してヒットするため、そもそも「ヒットされない」効果や、攻撃対象を変更する効果を無視することができない。
そのため、完全ガードは勿論のこと、限定的に同様の能力を発動できるGガーディアン《神聖竜 ディフェンドホールド・ドラゴン》《ダークエレメント ディズメル》、そして攻撃対象自体を書き換える《禁忌の星輝兵 ルビジウム》など、意外と穴が大きいので注意が必要。
起動効果でヴァンガードに効果を与えるため、ターン中ずっとこの効果は有効となる。
勿論このカードも後述の「勇敢」効果があるため対象内だが、リアガードにも効果が及ぶため、構築によってはライン全体で効果を発揮できる。ただし「勇敢」能力を持ったユニットのアタック時という制限があるため、「勇敢」能力の存在しない先述の「ブラスター」ギミックとは両立できない。
効果の方向性上、アタックが多くなればなるほどその威力は増すのだが、このカード自体にもアタック回数を増やすギミックが存在する。
ハーツが「アルトマイル」でなければならないが、GB4かつこのカードのアタック時に勇敢(手札が三枚以下)で、任意のユニットを山札から3体までスペリオルコールできるという激烈な効果を持つ。
条件が厳しく、最初の超越で目指すのは無理があるこの効果だが、発動さえしてしまえばアタック回数はまず二回増えることとなる。呼び出す対象が任意のため、アタッカーをさらに増やす効果を持つユニットを呼べば、さらにアタック回数を稼ぐことができるようになる。加えて、アタック時にアタッカー=ノーマルユニットが山札から抜かれるため、トリガーがその分出やすくなるという恩恵まで加わる。
任意ではあるが、二回目の超越となれば山札は相当絞られてくる。
逆に山札のアタッカーの残弾を把握する必要があるため、細心の注意が必要となる。
また、このカードがアタックするということは、トリガーチェックで手札が三枚増える。その増えた手札で「勇敢」の発動条件が満たせなくなる可能性も考慮したい。
【神界史・地上史に残る事件「フィデスの喪失」】
「フィデス」――それは、鍛冶を司る神が地上に降りたった際、親交を深めた剣士に贈ったという伝説を残す幻の剣。地上にありながら、神界史にも名を残す名剣と謳われたが、数千年前に起こったある事件によって、フィデスはクレイから失われてしまっていた。事件を引き起こしたのは、度重なる暴挙を咎められ、神界の牢獄に繋がれていた戦闘狂「フェンリル」だった。彼は「神に届く騎士」とまで称された当代のフィデスの使い手と一戦交えたいがために脱獄。無許可で地上に転移し、フィデスの使い手と三日三晩の死闘を繰り広げ勝利した。経緯は不明だが、フェンリルは戦いの後、フィデスの使い手を殺害し、剣を破壊したという。その後、長時間の全力戦闘で魔力を果たしていたフェンリルは、追手の神族によって敢え無く捕縛。この罪により、フェンリルは故郷への帰還を禁じられ、長きに渡り地上界に封印されることになる。
背景設定である惑星クレイにおいても、喪失された名剣として伝承が伝わっていた。しかし、先述のユニット設定の通り、数奇な運命を経てアルトマイルの元に渡ったこの剣は、最後の「フィデス」の使い手を呼び出し、それが因縁の大罪人「フェンリル」に恐れを再び喚起させ、彼の運命を敗北に導く最大の要素となった。
この「フィデス」の導きは、アニメの展開と類似しているが、TCG世界とアニメが連携しだしたため、双方におけるフィデスの行方を追うと、世界を超えてどうかかわったのが正史なのか悩ましい状態になっている。
光輝の剣 フィデスに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
掲示板
3 ななしのよっしん
2017/10/27(金) 18:56:36 ID: W6+iR2n0Yq
シオンの叔父が輝かせたときの剣って偽物じゃなく
本物にLEDとか電池とか仕込んで細工してただけじゃなかったのか?
丁度いい隙間空いてるし
4 ななしのよっしん
2017/10/29(日) 08:23:17 ID: GRlGJ/hxRQ
元々「偽のフィデス」とは書いてあったのですが強調しました
5 ななしのよっしん
2019/08/29(木) 05:39:41 ID: NtV+fyWpE0
Pスタだと不滅の方のフィデスの効果が有難い。というかあれに乗ってないと、アルトマイル軸特有の重複コール連パンがパワー不足でのう・・・。
結果一時期ネクステばっか乗ってたクロノ君みたいに不滅フィデスしか乗らない俺氏
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 07:00
最終更新:2025/12/08(月) 07:00
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