全力で足を引っ張り合う忍者たちのパラノイア風とは (ゼンリョクデアシヲヒッパリアウニンジャタチノパラノイアフウとは) [単語記事]

全力で足を引っ張り合う忍者たちのパラノイア風とは、コウノスケ氏主催のTRPG『パラノイア』をベースにしたTRPG セッション動画である。

概要

プレイヤーは皆忍者です。

忍者たち全員で殿様からの任務を遂行するふりをしながら、それぞれが里から課された任務を隠れて遂行します。必要に応じてGMとの内緒チャットで行動を決め、秘密裏に他の忍者を妨害できます。

ゲーム内では外来語禁止、殿様への反逆禁止です。それを破れば天誅で即死します。しかし、分身(残機)がいくつもあるので実際安心。

　得意不得意のある能力値を活用したり、「奥義」という固有の特殊能力を使ったりして、他の忍者を陥れ、里の任務を成功させましょう。

　任務が終わったら密告回でお互いの告発をしあいます。最後に殿様による「大うつけ者」の発表があり、処刑されます。生きて里に帰ることが出来、里の任務も達成していれば、里では一人前の忍者としてあなたを迎えてくれるでしょう。

パラノイアとの違い

TRPG『パラノイア』を忍者風の世界観に会わせたて一部の単語が変更されている、"クローン"を"分身の数"、"ZAP"を"天誅"に置き換える形になっている。

残機（分身）

死亡時に、入れ替わる形で登場する。この際前のPLが行なった行為は「誤った分身が行なった行為」とする。パラノイア同様死体は残らず、移動中などであれば目的地に登場する場合もある。

パラノイアのクローンにあたるシステムだが、残機数がPLごとに違う。また、デブリーフィング前に残機が0になるとデブリーフィング時に残機数1で復活する。

なお、GMはシナリオ中に残機数を増やしてあげることもできる。

天誅

殿様に仕える忍者として相応しくないことをした者に「天誅！天誅！天誅！（対象の名前）！」と唱えることで、天からの雷を落とし、残機を1減らすことができる。例えば以下の様な場合を指す。

・外来語(オッケー、リーター、ポジション等)など、忍者として知っているはずがない言葉を口にする
・表だった目標に反した行動をとる。
・隊長の命令に背くような行動をとる

逆に、上のような条件を満たしていない場合は GM の判断で天誅が発動しない場合もある（こじつけによる天誅合戦を避けるため）。所謂、パラノイアのZAPで、一部ZAP基準が多少変更されている。パラノイアでは、ZAP理由としては存在感が薄かった『クリアランス違反の言葉』が『外来語』に変更されているため、元となったパラノイアより部分的に難易度が高い。

奥義

パラメーターの「術」で成否判定を行い、成功すれば、周囲にバレること無く効果が得られるが、失敗すると死んで残機を1失う。所謂パラノイアのミュータント能力に該当する能力。

ちなみに、元のパラノイアのミュータント能力とは違い、奥義が発動してるところを見られても、天誅にはならないが、デブリーフィングでのなすりつけ材料には出来る。

忍者・PL情報

松之丸(まつのまる) / PL:くらげ

体:10 忍:13 運:6 術:15 城出発地点の残機:10　奥義：『瞬間移動の術(テレポート)』

任務『照月を奥義"瞬間移動の術"を使って里に連れ帰り、"黄金のかんざし"と"紅い櫛"も回収すること』

里一番の優秀な若手忍者で、その腕前は里の頭領と同格とまで称されている。数十年に1度の逸材だが、性格に難アリ。まだ経験不足だからか、1人前の忍者として認められて無い。

竹ノ信(たけのしん) / PL:すが

体:16 忍:11 運:6 術:11 城出発地点の残機:14　奥義：『なんでも食べるの術(悪食)』

任務『"黄金の壷""黄金の刀""黄金のかんざし"を里に持ち帰えり、南沢城を焼き払うこと。』

中学忍者受験に失敗したため、自暴自棄になり非行に走った。里ではそういった仲間と夜中馬を乗り回したりしていた。現在は親のコネで忍者になれ、そのことを内心感謝してる。

梅之介(うめのすけ) / PL:しもやか

体:9 忍:16 運:8 術:11 城出発地点の残機:9　奥義：『なんでも爆弾の術(オリジナル能力)』

任務『南沢城の殿様を暗殺し、"妖怪の卵"、もしくは"妖怪の亡骸"を里に持ち帰る。』

体力も術も並以下のだが、忍ぶ才能だけは人一倍である。里の長の長男だが、何でもそつなくこなす優秀な弟にはどう見ても見劣りし、跡取りとしては不適格とされている。

桃影(ももかげ) / PL:ソイソース醤油

体:7 忍:12 運:13 術:12 城出発地点の残機:8　奥義：『罠や心を見透かし、操れる(感応※ただしPLには閾下侵入のみ可能)』

任務『妖怪の卵を割り、出現した妖怪に照月を攫わせる。または、照月の暗殺。』

運に恵まれ、近くの村で幼いころに親に見捨てられるも、狼に育てられて生還するという奇跡の子である。その美貌もなかなかのもので、人に好かれやすいが本人は無自覚である。

全力で足を引っ張り合う忍者たちのパラノイア風単語

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