全員『礼』だッ!とは、敬意を表すべき人が現れた時に、その場にいる者全員に『礼』を促す言葉である。
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Parte5「黄金の風」に登場する、ブローノ・ブチャラティの台詞。
ブチャラティは、自分が所属するギャング組織『パッショーネ』の幹部ポルポに気に入られており、ポルポが刑務所に入る時に組織にも秘密の6億円(100億リラ)もの『隠し財産』を隠す命令を任されていた。
そして2001年3月31日頃[1]、そのポルポが拳銃自殺[2]した為、ブチャラティはチームを引き連れて6億円の隠し場所であるカプリ島に向かい、その財産を組織に収めて幹部の座を手に入れようとしていた。
途中、隠し財産のうわさを耳にして横取りしようと襲撃してきたマリオ・ズッケェロとミスタにやられた奴サーレーを撃退し、カプリ島の公衆トイレでグイード・ミスタの応急手当を済ませた後、そろそろ6億円を隠した場所に行こうとナランチャ・ギルガは急かすが、ブチャラティは時計を気にしながら6億円の隠し場所を未だ明かさない。
そんな中、ナランチャは公衆トイレに近づく気配に気づく。2人の清掃員が掃除をしに公衆トイレへ入ってきそうになったのだ。人除けしようと清掃員に「あと5分ぐれーで済むからちょっと向こう行っててくれねーか!?」と頼むナランチャだったが、メガネの清掃員は「あんたの名前「公衆トイレ」……?」と皮肉を返し、ナランチャの言うことを聞かずトイレに入ろうとする。
キレたナランチャはメガネの清掃員をナイフで脅すが、メガネの清掃員は護身術でナランチャの腕関節を曲げ、持っていたナイフをそのままナランチャの顔に突き立てる。
明らかに只者ではない清掃員たちによって、逆にピンチに追い込まれたナランチャ。これに気づいたブチャラティは、ナランチャを止めるようチームに声を掛ける。
清掃員の一人の正体は、パッショーネの幹部ペリーコロだった。彼はブチャラティの6億円を受け取りに、清掃員に変装してカプリ島へ来ていたのだった。
(なお、清掃員に変装した理由は6億円ではなく、ボスの娘をメガネの清掃員として正体を隠す為。)
こうしてブチャラティは、スティッキィ・フィンガーズで公衆トイレの便器の「中」に隠していた6億円をペリーコロに献上し、幹部へと昇進。この昇進によって、死亡したポルポが仕切っていたネアポリス市の「縄張り」の権利を受け継ぎ一気に「権力」が手に入ったが、ポルポがやり残した仕事である正体不明のボスの直々の命令、『ボスの娘の護衛』をブチャラティチームは受け継ぐ事になる。
台詞としては特に名言でも何でもない…が、5chやふたば☆ちゃんねるでは、良い画像を提供したスレ主に対する感謝の気持ちとして、このブチャラティのコマ画像が使われることが多い。
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最終更新:2024/04/25(木) 06:00
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