全部OFF 単語

ゼンブオフ

2.3千文字の記事

全部OFFとは、

  1. 何かが全て「オフ」の状態になっていること。
  2. 東京都八王子市にある「エコタウン八王子大和田店」の通称。

を指す。当記事では2について記述する。特に断りがない場合は2026年3月ごろの状況に基づく。

概要

リユースの要塞
❻つの専門店

(エレベーター扉に書かれた文より)

東京都八王子市大和田町5丁目に所在する店舗群の通称。正式名称は「エコタウン八王子大和田店」。

「ブックオフ」「ハードオフ」などの「○○OFF」系の店が多くそろっていることから「全部OFF」という通称で呼ばれている。「すべてOFF」とも。株式会社ゼロエミッション(以下ゼロエミ)がフランチャイジーとして運営しており、以下の6店舗からなる。

他の「○○OFF」系の店舗では、多くの場合併設されても2~4つほどに留まるが、ここの6店舗は破格である。ただ、自転車・自動車用品を扱うガレージオフは存在しないため、実際には「全部」とはいえないとかいうのは秘密だ。とはいえ一部の関連する商品は取り扱われており、例えば正面左側の建物(3番館)の1Fは自転車で埋め尽くされている。

各フロアの商品も多彩で、アーケードゲームの筐体等、他の「○○OFF」系ではあまり取り扱われないマイナーな品物も多数置かれているほか、高価な商品も多い。その辺に置いてある机が数百万円ということもあるので、特にこの店では迂闊に動き回ったり触ったりしないほうがいいかもしれない。なお、入口に置かれている遊具群も値札が貼られた商品である。

ちなみにブックオフを経営する企業(ブックオフコーポレーション)とそれ以外を経営する企業(ハードオフコーポレーション)は別である。現在は取扱商品の一部が競合関係にもなるため、6つのうち「ブックオフ」と「ハードオフ」が揃っているというのは珍しいと思われる。

店舗構成・内部構造

上記建物の写真から「建物の1Fにモードオフ、2Fにブックオフ…」と思ってしまうかもしれないが、2026年現在ではその建物にはモードオフやブックオフはない。勘違いしたままだと「1Fのモードオフに入ったかと思ったら大量の自転車に遭遇する」という状況になってしまう。

「全部OFF」は1番館~4番館の4つの建物に店舗が分かれており、大きくは1番館(正面右)がオフハウス、2番館(正面左奥)がハードオフ、3番館(正面左手前)がホビーオフ、4番館がブックオフ(1F)とモードオフ(2F)という分かれ方になっている。リカーオフは1番館の北側(正面最も右)に外付けされている。

また、ブックオフとモードオフのある4番館(下写真)に関しては完全に敷地が別である。隣接すらしておらず、リカーオフ側から出て左に曲がって歩道を通り、横断歩道を渡って行くようになる。このように初見では割と迷いやすい構造になっている。

「全部OFF」になるまで

この地(建物)は元々「ムラウチ電気(株式会社ムラウチ)」が長年営業していた家電店である。非常に複雑な店舗構造になってしまったのは、ムラウチ電気時代に増築と別棟の建設を繰り返したためである。また4番館はムラウチ電気の子会社だった株式会社ムラウチホビーが営業していたホームセンター(八王子店)の建物で、「全部OFF」と直接の関係は無かった。

やはりムラウチ電気の子会社であったゼロエミは、1997年に「ハードオフ八王子大和田店」を開業しリユース事業に進出、「○○OFF」店舗とムラウチ電気やムラウチホビーなどとの共存の時代に入る。この時期には別棟(現在はムラウチホビーが営業するムラウチリフォームおよびダスキンレントオール)でブックオフやオフハウスを営業していたこともあった。

2008年、ゼロエミは業績不振に陥ったムラウチ電気を救済する形で「ムラウチジョーシン(株式会社ムラウチ電気)」を設立し家電店を継承したが、売り上げは回復せず2017年に閉店、この際におこなわれた大規模リニューアルにより、各OFF店舗が1~3番館に集められ、今の3番館の外装になった。

2022年にはムラウチホビー八王子店が閉店となり、建物を4番館として改装した上でブックオフ・モードオフを移動させた。このように「全部OFF」では店舗の移動・リニューアルを繰り返しており、ほとんど動いていないのはリカーオフぐらいである。なおゼロエミの本社は1番館にあり、当地に限らず南関東・山梨エリアでハードオフなどのリユース店舗をフランチャイズ展開している。

アクセス(2026年時点)

1番はバス。JR八王子駅や京王八王子駅のほか、日野駅や豊田駅から京王バス・西東京バスの一般路線バスが出ており、「大和田坂下」バス停が最寄り。「大和田」バス停ならまだしも「大和田坂上」というバス停で下車してしまうとかなり歩かされるので、間違えないように注意。

健脚なら徒歩でも。JR八王子駅から20分、京王八王子駅から15分ほど。JR八高線の北八王子駅からも約20分で、東京都の福生市・青梅市などや埼玉県の飯能市・日高市などの方面からであれば一応選択肢。

自動車でも駐車場があるのでアクセス可能。国道16号(東京環状)と国道20号(甲州街道)が交差する交通の要衝「大和田町四丁目」交差点の北西角に位置するので、そこを目印にするとよい。高速道路の最寄りは中央自動車道の八王子ICで、そこからは車で10分ほど。

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