八坂かなことは (ヤサカカナコとは) [単語記事]

八坂かなことは、「東方M-1ぐらんぷり」における漫才コンビの1つである。
第7回大会に出場した。

概要

幻想郷に乗り込んできた山の神と、その付き人である現人神のコンビ。コンビ名は神奈子のみを表しており、同じ形式のネーミングとしては「蓬莱てるよ」と「洩矢ケロ」に続いて3組目となる。

神奈子は「信仰」を前面に押した振る舞いをする。登場直後から宣伝に入り、ネタでも終始守矢神社の布教のために尽力する。ただし、その内容は必ずしも我々にとって有益であるとは限らないので注意深く聞く必要がある。

早苗は裏手や司会の時とは違いまっすぐなタイプとなっている。今回はあまり見慣れない髪型をしているが、これは原作基準の髪型らしい。

最初の宣伝の部分はツッコミが全くいない状態でスタートするが、後半は加奈子がボケで早苗がツッコミと明確に分かれる。入れ替わりや暴走が多い他の決勝戦進出コンビの中で最も役割分担が明確なコンビであるといえる。
コンビ名やデモムービーから連想された選挙ネタだが、これは偶然にも本作発売の2週間前に行われた「第46回衆議院議員総選挙」に対して非常にタイムリーなネタとなった。まさに「奇跡」、「神業」というにふさわしい内容である。

「八坂神奈子は第4回大会で衝撃のデビュー。神の限界に挑戦したが結果は四位。今年は東風谷早苗とコンビを組み、三年越しのリベンジに挑む！」

二つ名は洩矢ケロの「神々の笑い」とほとんど変わらない。

幻想郷総選挙: 幻想郷には多くの「信仰」があり、現在進行形で増え続けるそれは住民の困惑を促させてしまう事態へと発展しているらしい。そこで神奈子は有識者を集めた協議を基に「幻想郷の思想統一選挙」なるものを行うことを決めて、その対策として演説を行うことに。果たしてその演説で語られる政策とは、一体どのようなものなのか……。