ハチガツノシンデレラナイン
『八月のシンデレラナイン』とは
Akatsuki×KADOKAWAが贈るAndroid/iOS対応の"野球型青春体験ゲーム"である。
コンセプトは「青春×女子高生×高校野球」 略称は「ハチナイ」
大人になるってことは
夢を諦めなくちゃいけないことだと思ってた
それは違うんだ、ってわかったのはあの日から――。
中学時代にエースピッチャーとして将来を期待されたが、
深刻な肩の怪我によって野球生命を絶たれてしまう【あなた】
夢を失い、周りからの様々な声や期待を避けるため、 誰も自分のことを知らない場所で新たな学生生活を始めようとする。一方その頃、ある中学では抜群の運動センスで周りを圧倒する野球が大好きな少女がいた。
しかし、「女子は甲子園にいけない」という現実を前に野球という夢を諦め、 新たな高校生活を始めようとする【有原翼】偶然か必然か、同じ高校で出会ってしまった【有原翼】と【あなた】
二人とも、一度は諦めた野球の夢。
今度は女子野球部を率いる監督として【あなた】は あなたとみんなの夢である「甲子園」を目指して――。
君の差し伸べた手、今度は離さない
立とう、甲子園の舞台に――。
2017年06月27日に株式会社Akatsuki inc.によってリリースされた青春体験型野球ゲーム。元々ガラケー時代よりアカツキは『シンデレラナイン』や『シンデレライレブン』といったシンデレラシリーズを運営しており、本作はその続編にあたる。ゲーム内での関連性こそ少ないが、実際に本作では過去の登場キャラの姉妹にあたる人物もおり、世界観を共通している。
公式がターゲットとしているユーザーは主に「夢破れた20代や30代」で、それらの人にエールを与えたいというのがコンセプト。その通り、ストーリーは先述の通り「夢破れた【あなた】が、【有原翼】たちと女子野球部をたちあげ、不可能と言われる女子初の甲子園を目指す」という王道を往くスポコン系。
アイドルゲーム全盛時代に発表された「青春×女子高生×高校野球」はありそうでなかったジャンルだけに、リリース前から一定の注目を浴びていた。(MAJOR2が最近それに近いストーリーになってきたが)
ゲーム自体もストーリーに比重を置き、一定の進行によってストーリーが解禁されるシステム。スマホゲーム特有の定期的なイベントも、1つのミニストーリーを中心に構成されているほど。ストーリーを抜きには(ゲーム性が少ないのもあって)このゲームを語れないので、新規ユーザーにはまず「ストーリーを読みながらゆっくりやれ」とアドバイスするのがお約束。
本作のプロデューサーが過去にkey作品に影響を受けたと公言しているのもあって、構成としては00年代のギャルゲに近い。……と思いきや、実際はハーレムものの疑似恋愛要素はあえて薄くされており、ちょっとしたきっかけで壊れてしまう友情や情熱、それらをバックに得られる青春体験など、骨太なストーリー構成となっていて目が離せない。
さらにプロデューサーは1995年に公開された映画の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」にも影響されたと語っている。「あの日の夏」というものを大人になってから回顧し、そこにタイムスリップしたような気分になれる作品をゲームで作ることにずっと憧れており、ハチナイのコンセプトに「青春」という二文字を後に付け加えたと語る。よってハチナイではキーワードとなる「八月」や「ひまわり」などをあたりに散りばめ、世界観を色濃くしているのも大きな特徴。
運営も「八月」というのを意識してか、当初は2016年08月のリリースを目標としていた。ところが諸事情によって延期。なかなかリリースされないという日々が長く続き、別の意味で注目を浴びた。 年が変わって2017年06月27日にようやくリリースされ、およそ1年の空白期間と共に難産な出だしとなったのは今でも語り草。出演声優さんたちも「なんかオーディションを含めるともう5年くらいやってる気分ー♪」と公式でもネタにするのは御愛嬌。
Android/iOSに対応しており、アカウントの移行は可能。(決算の関係上、有償石が無償石に変換されることに注意)オンライン接続は必須ではあるが、対人要素はさほど重要ではない。(いわゆるソロが主)
ゲームは公式が「青春体感野球ゲーム」を自称している通り、一般的な「野球ゲーム」とは大きく異なる。 監督である【あなた】は選手ではないので、某パワフル野球ゲームのような選手操作は一切ない。 部員たちを集めて育成し、今日の選手たちの調子を見極めてオーダーを組み試合を行う。 いざ試合が始まると、スコアボードとグラウンドを俯瞰的に眺めた画面に移り、試合の展開を見守る……以上である。
「見守る」というシステムは、艦隊これくしょんがゲーム的に近いと言えばわかりやすいか。
とはいえ最近のスマホゲームなど大抵このような感じであり、むしろ外出先でスタミナ消費しやすいというのはメリットなのかもしれない。 さらに盲点ではあったが「野球をあまり知らなくても楽しめる野球ゲーム」という側面もある。最近では撮り貯めていた映画や贔屓のプロ野球の試合を見ながら気軽にポチポチできる野球ゲームとして一部のやきうのお兄ちゃんに人気な模様。
(その後、2018年08月に戦術機能が実装され、監督として試合に干渉できるようになり奥深いゲーム性となった)
……と、やや自虐的にシステムを紹介したが、概要でも説明した通りこのゲームの本質はストーリーにある。 以下でゲームの詳細を説明する。
『青春ランク』と呼ばれる、他ゲーで言うユーザーレベルを上げる試合。2019年4月に「シンデレラマッチ」からリニューアルした。
このゲームの正史となるメインストーリーを解禁するためのモード。 スマホゲーム特有のスタミナの最大限がこの青春ランクに関係するので、早めに上げておくのが吉。 逆に言えばスタミナの最大限にしか関わらないので、青春ランクを上げたからといって試合に強くなるわけではないし、【あなた】の肩が治ったりするわけではない。 やりようによっては青春ランクをほとんど上げずにトップランカーになることも可能(そんな人は誰もいないが)
実はこの青春ランク自体、上限が簡単に手が届くレベルなので、大半のユーザーはカンストしてアプデ待ちという状況。 なので初心者でも気軽に上げられるので早めに上げておくことを推奨される。
通称『デレスト』 もちろんデレステとは関係がない
いわゆる育成パートでありながら本作のメインコンテンツ。
あるifストーリーを通じて部員にスキルを習得させるというシステム。某パワフル野球ゲームのサクセスや栄冠ナインに近い。ストーリーは部活発足後の8月から翌年の3月までを追うもので、メインストーリーとは世界線が少々異なると思われるifストーリー。2人の部員が主役となり、その2人をめぐる群像劇からストーリーは進む。「問題発生→葛藤→協力→解決→成長」という王道的な展開になっている。
基本的に、主役の片側の方のストーリーを軸に読み進めるので、初見では全体のストーリーを把握できないというギミックがある。そのため2周目以降にもう1人の側面からストーリーを読み進めることで、全体のストーリーが補完されるという演出。仕様上、何度も周回することになるので必然的にストーリーを堪能することができる。
8月から3月と期間が長いのもあってストーリーは骨太。ライトノベルを1冊読了した後のような充足感を得られると非常に好評。1人の部員の育成には3~4種類のデレストを行う必要があるので、スタメン全員の育成が終わる頃には全部のストーリーを読了できる…かもしれない。
人によっては才能素材という強化素材を集めるのに何百周とするので、8月と3月を永遠にループするエンドレスエイトともネタにされる。なお一度クリアした後はストーリーをスキップして速く進めることができ、さらに一定の評価以上でクリアすることで「攻略集中モード」が解禁されさらに高速で進められるため、周回の際にストーリーを何度も読む必要はない。
ゲームとしてのデレストのシステムはトランプのポーカーやUNOに近い。 配布される5枚のカードを効率的に消費して『練習』することでポイントが得られ、一定のポイントをゲットすると特訓を経て絆を取得できる。『練習』には期間があるので、その期間内に全ての練習を終えて多くの絆を得るのが目標。
簡単に説明したが、デレストによってシステムが大きく異なり正直難しい。「習うよりも慣れろ」の精神で、初心者はまず肩の力を抜いてやったほうがいいかもしれない。ニコニコ動画的にはゲーム攻略動画としてこのデレストの動画が多く存在するが、解説動画以外に見栄えのある動画を作りにくいのは少々ネック。
スマホゲーム特有の定期的に行われるイベントのこと。
ハチナイではある部員を中心にしたミニストーリーが用意され、イベントマッチを何度か行うことで報酬としてその部員とストーリーがもらえるというシステム。ぶっちゃけ、見守るだけの試合を周回するだけで終わるので何の難しいことはない。ストーリーも一瞬で解禁される。
ミニストーリーながら起承転結がはっきりしたモノが多く概ね好評。さらにここで得られるSRの部員は初心者の心強い戦力となるばかりか、ランキングマッチや別の大きなイベントマッチの特効キャラとして用いられたりするので、初心者には特にうれしい仕様。
このゲームの数少ない対人要素。イベントとして不定期に開催される。
手塩にかけて育てた精鋭の部員たちで試合をさせ、上位を目指すというシンプルなもの。ある種のお祭りとして位置づけられており、これに備えて鍛えるのが監督たちの嗜み。とはいえ初心者も豪華な報酬を毎日プレイするだけでもらえるという親切設計でもあり、上位陣にとっても報酬に大きな差があるわけではないため、肩の力を抜いて挑めるのが嬉しいところ。
運営が「毎日なにか遊べる要素」ということで実装したもう1つの対人要素
とはいえいつもと変わりない試合を、1日1回最大6戦行うというもの。勝ち進めるに従って相手は手ごわくなるので、無理せず4~5戦目で撤退するタイミングを見極めるのも重要。得られるメダルは豪華な報酬と交換することが可能なので、毎日挑戦するのを推奨される。
レアリティはN→R→SR→SSRの順になっており、すこし大変だがN部員もSSRまで覚醒させることが可能。当然ガチャでSSRの部員をひくのが最終的な戦力的にも一番うれしいが、現在はN部員は出ない仕様になっておりN部員が一番レアなんて冗談を言われることもある。
それぞれに適した守備適正があり、スタメン9人の守備適正に適した部員をそろえるのが目標。捕手の適正◎を持つ部員を三塁に置くなど不適正の部員を用いてもいいが、適正〇で10%、適正△で15%のペナルティが発生する。
属性が4つ存在し、花・蝶・風・月と、四字熟語の花鳥風月がモチーフになっている。
花属性はパワー、蝶属性は走力、風属性はミート、月属性はバランスが重視される。とはいえ某アイドル音ゲーのように属性でそろえなくてはいけないということはなく、多少バラバラでも問題はない(属性を揃えることでボーナスは発生する)。だが、試合ではなくデレストの時は属性である程度揃えることが推奨される。
野手はミート、パワー、走力、守備の4つのパラメータがあり、
投手は球速、コントロール、スタミナの3つのパラメータがある。
部員によって得手不得手があり、基本的に『3500を超えてれば得意、4200を超えてれば超得意』といったところ。上限を超えて伸ばす方法もあるがここでは割愛。
部員には6つのスキルを持つことができ、これはデレストなどで取得が可能。特にピンクスキルと呼ばれるレアスキルは取得が難しいので頑張ろう!
また4つの才能があり、そのうち2つは「悩み」としてマイナスステータスとなっている。悩みと才能は表裏一体。ということで、デレストなどで得られる才能素材を使ってこれらの悩みを解決し、才能へと昇華させる。
ポテンシャルというスキルは、調子に関わる頑丈度、捕手の肩、投手のノビなど多くあり、G~Sの評価で存在する。 それらの上位のポテンシャルを持つ部員を用いて強化することで、GのポテンシャルをFに上げるなどが可能。 現状ではポテンシャルを伸ばす強化熊がおり、それらを使うのが一般的。
2018年7月に待望の友人機能が追加された。姉妹校に部員を送ることでスキルを取得してもらうことができ、初心者にはうれしい機能となった。信じて送り出した野崎が……何事もなく帰ってきてた……
2018年8月に地蔵がついに動き出す「戦術機能」が追加。これによりゲームシステムは大きく変わり、監督として試合に干渉できるようになり、アニメ化も重なってようやく胸を張って野球ゲームと声高に言えるものとなった。
2019年4月の大型アップデートで追加された。部員たちがいる高校内やその周辺のスポットに出かけ、部員と会話したりアイテムをもらったりすることができる。6月にはタウンマップ内のスポットの一つであるバッティングセンターにミニゲームが実装された。これはマシンから飛んでくるボールを、位置とタイミングを合わせて打つというもので、ハチナイとしては初めてのアクション要素である。
メインの女子野球部員だけでも30人というキャラの多さと、それに付与されたキャラの濃さが非常に特徴的。運営側も「90分間、ある1人のキャラのことだけを考える会議」というものを行って丁寧にキャラクターを作り上げているとも語っている。
(※以下、ネタバレにはそれなりに考慮していますが、読み進める上では思わぬネタバレを喰らう可能性もあるので未プレイの方は御注意ください。)
かつて中学時代にエースピッチャーとして将来を渇望されていた【あなた】
しかし肩を壊し野球人生に幕を引き、新たな人生を求めて祖母の家の近くの高校に進学したが、偶然にもそこで【あなた】の過去に憧れていた有原翼と出会い、もう一度野球人生を【監督】として歩み始める。……つまりは本作の主人公である。
しかし、試合を眺めているだけのゲーム性と、メインストーリー以外ではほとんど関与しないことから、あまりの影の薄さに当初は一部のユーザーに『地蔵』扱いされていた。徐々にメインストーリーが解禁され、念話を経てついに言葉を発しユーザーを驚かせてからは、LOVE勢の台頭などでモテ主人公を匂わせるなど、一定の陰の薄さは克服した模様。
公式も『地蔵』という呼称は把握しているようだが、【あなた】という存在への没入感を大事にしたくてあえて喋らせないようにしてると語っている。もちろん彼なしにハチナイの物語は始まらないので、今後の彼の【監督】としての活躍に期待しよう。
中学まで野球をやっており、本人も熱い夢とそれに届く実力を持っていたが、「女子は甲子園に行けない」という単純な現実を目の前に突き付けられ夢を諦める。その後、【あなた】と出会ったことで共に女子野球部を立ち上げ、女子初の甲子園出場を目指す。
監督である主人公とは対照的に、プレイヤー側の主人公と言っても差し支えないメインキャラ。類まれなる運動センスとその野球への情熱から、作中でも屈指の実力者として部を引っ張るキャプテン。その存在感もあって、東雲、柊、竹富など彼女をライバル視して入部してきた部員もいるほど。
一方で、野球以外はからっきしの典型的な野球星人。特に勉強はダメダメで、野球部でも下位5人に数えられる。「因数分解って空中分解みたいなモノデスカ…?」
同じ運営のゲーム『シンデレラナイン』『シンデレライレブン』に登場する有原ゆい・有原みさの妹にあたり、同じく姉妹の共演がある椎名ちゃんとはそのへんでちょっと関わりがあったりする。
経験者組の1人であり、有原のライバル的存在。
野球一家の家族の末娘として産まれ、3人の兄は現役プロ野球選手を含む野球エリート。その産まれもあって、本人もプロ野球選手を目指すというストイックでクールなヒロイン。有原とは中学時代に因縁があり、「楽しんで野球をしたい」と対極の考えを持つ有原と対立。その後有原と対決をして破れ、約束どおり女子野球部に入部した、素直じゃない娘。ゲームでは鬼コーチキャラとして厳しく部を引っ張り先輩に対しても容赦はない。その性格から部員たちに疎まれることも多いが、ちゃんと努力と実力を認めた相手には敬意を払う。
なお、野球以外のスポーツは多分ポンコツ。有原が野球星人ならこっちは野球バカ。あと、いわゆる典型的な「くっコロ系」
有原や河北と同じクラスの縁もあって女子野球部に入部した創設組の1人。
体育会系だった中学の頃とは違って楽しい日々を求めて有原と共に過ごすことにした。おっとりした性格で八方美人タイプ。友達は多いが気弱な自分に自信が持てず、何か変わる勇気がほしいと思っている。
ドッジボールやバスケはやっていたが野球経験はない。長身で左利きであることを評されてファーストの適正を見込まれ、やがてのその才能の片鱗を見せていく。本人は自覚がないが高1女子とは思えない恵まれた体格で、作中では有原に並ぶ運動ポテンシャルの持ち主と評されるが、同時に言い訳のできないレベルのスケベ要員。
何とは言わないが大きい。詳しくは書かないが95-64-99。すごい。
有原とは幼馴染の関係にあり、運動経験はなかったが有原の夢を手伝うためと野球部創設に伴って入部した。運動経験が無いなりに葛藤しながらも努力を重ね、有原と共にプレイする日を夢見て日々研鑽する。中野曰く「真面目ちゃん」
どんな時も有原の理解者として存在し、主人公が監督となるための背中の後押しをしたのも彼女。特製ジュースを作るのが趣味などマネージャーポジションとしても活躍。
お気づきの方も多いだろうが、行動原理の大半が有原という、もはや幼馴染の関係を超えた別の力が働いているのではとまことしやかに囁かれている。
野崎とは中学からの付き合いでクラスも有原たちと同じ。その縁もあって部活創設と共に入部した創設組の1人。
兄が大学野球で活躍しプロを渇望されており、彼女にとっては自慢の存在。だがそんな兄に憧れていただけの自分が兄に近づくためにと、お世辞にも運動は得意ではないものの野球を始めることにした。体格には恵まれていないことを本人も自覚はしているが、それを補うように本人の頭脳とデータ分析によってチームを牽引する、いわば参謀役。 未経験者ながら練習メニューに口を出せるなど、参謀としての信頼は厚く、東雲と並んでコーチになることもしばしば。
お察しの通りブラコン要素が多いが、実装当初から「枯れない油田」のごとく、ユーザーによって様々な二次創作ネタが付与されていったある意味1番愛されているキャラ。一方で正月にはナスで野球をする初夢を見たり、餅が頭の上に乗ったりと、公式もネタにしているフシがある。
新聞部として活動するジャーナリスト系女子。
ネタを得るために冷やかしのつもりで女子野球部に取材を試みて、有原たちの野球に対する情熱に触れ入部する。語尾に「にゃ〜」をつける可愛らしさとは対照的に、歯に衣着せぬ物言いが特徴的な、いわゆる畜生キャラ。
野球経験は皆無であるが、練習そっちのけで相手校の偵察にいくなど専ら情報収集班の役割が主。そのため真面目に取り組んでいる東雲や河北に好ましく思われていないこともあるが、野球部の勝利を想う気持ちは人一倍に強い。「ブン屋は足が命!」と言わんばかりに試合では走塁やセンターの守備で活躍し、似たようなポジションの竹富くんの影を薄くしている。
本作のプロデューサーの推しキャラ。
猫耳パーカーという目を引く外見が特徴的であり、見た目通り引っ込み思案で照れ屋なキャラ。
主人公の監督を密かに「お兄ちゃん」と呼ぶことから、過去に特別なエピソードを匂わせる、いわゆるLOVE勢。入部動機も監督の側にいたいからという不純健気な理由であり、行動原理の大半も監督のため。とはいえ、その性格から積極的にはなかなかなれず、当然監督にはその気持ちを全く気づいてもらえない。ライバルは多いぞ!あかねんの明日はどっちだ!
その性格から友人は決して多いとは言えないが、おいしいもの倶楽部の3人とは仲良くしてもらっている模様。余談だが弥太郎という名の亀を飼っており、しょっちゅう散歩させている
おいしいものクラブの1人。
落ち着いた性格で時に優しく時に厳しく、捕手としてもチームを支えるお姉さんキャラ。ストーリーによっては投手も兼任し、本人いわく「捕手として投手の気持ちを知りたいから」という理由。
実家が中華料理屋なのもあって、看板娘として振る舞いつつ野球部の憩いの場になっていることも。ちなみに中華料理屋の名前は「鉄人」
中学からの仲良し3人組であるおいしいものクラブの中では、やはり3人をまとめるお姉さん。美奈子を叱って、加奈子の食べ過ぎを心配する姿はもはやオカン。 中華料理屋なのもあって、かなりの辛党。
おいしいものクラブの1人。
「青春」とか「友情」とか「チョー楽しそう」とかそういう言葉をたくさん使いたくなる、ある意味一番女子高生らしい女子高生。誰にでも分け隔てなく接する明るい娘で、特においしいものクラブの3人の友情を何より大切にしている。
運動経験は特にないため野球初心者ではあるが、なんとなく今の日常にないものを求めて入部した。初心者ながらプライドを持って打倒有原!を目指しているが「こんなに練習したのにレギュラーになれるのかな」といった運動部の二軍らしい葛藤に悩む。しかしサボり同盟を花山と組んでおりしょっちゅう練習をサボっては怒られる。本人曰く、練習と遊びのメリハリが大事とのこと。
余談だが、地元民なのに3LDKのマンションで一人暮らしという設定があり、隠れお嬢様キャラなのではという噂がある。
おいしいものクラブの1人。
食べることが大好きで、部活帰りの甘いものや、咲ちゃんの中華料理などを楽しみにして日々を生きている。公式で食いしん坊キャラなので追加されるイラストでは大体何かを食べている。ガラス越しによだれを垂らす女子高生が追加された時の衝撃はすごいものであった。
一方で体型を気にすることが多く、プロフィールを見る限りでは正常な数字(と無神経なことを言うのは男の悪い癖)だがとにかくダイエットネタに枚挙に遑がない。率直に言えばぽっちゃりキャラ。
「甘いものはバレずにこっそり食べればセーフ」「明日運動すれば多少食べてもセーフ」「ダイエットサプリ飲んだら太った」など運営側にダイエットに詳しい人間がいると言われてるレベルでリアル。
裏を返せばよく食べる恵体は野球をやる上では重要であり、事実東雲をも驚かせるレベルのパワーを持ったスラッガー
運動経験は全くなく、一家総じて本好きという生粋の文学少女。
ある時、図書館に貼られていた野球部員募集のポスターを眺めていたら中野くんに勘違いされて勧誘された。物静かで内気な娘ではあるが、キラキラした女子高生や物語の主人公のようになってみたいというロマンチストでもあり、部員不足に悩んでいた野球部のヒーローになるべく入部を決意。
運動経験はないが内に秘めたガッツは人一倍強くちょっとやそっとじゃ凹たれないので、生まれる環境が違ったら熱血スポコン系ヒロインになっていたのかもしれない。
過去に監督に助けられたという出来事があったらしく、本人も監督も無自覚ではあるが隠れLOVE勢。とはいえ宇喜多の恋を応援する側にもなっているので、たぶんドロドロなことになりそう。
はせまりの明日はどっちだ!
中学の頃に3年間ソフトボールをやっており、しかもショートを守っていたという期待の新人!
……と思いきやずっと補欠で、他の運動経験者に比べて自己評価が大変低い。後に補欠をやっていたことには友人絡みの理由があった事が判明したが、どちらにしろ人に気を使いすぎて自己を見失ってしまうタイプの気弱な少女。
自分に自信を持てないことに悩んでおり、終いにはtwitterのようなSNSで「棚尾ゆえ」というみんなの憧れとなるようなキャラをネット上に作って人に勇気を与えるという、2010年代の女子高生らしい闇深な一面もあった。そのため、「ほかの人に言えないことがある」という点で泉田と馬が合うことも。
ソフトの経験ゆえかマウンドに上がるとアンダースローで投げるサブマリン。演じたオッミ曰く、アフレコで「下から投げる感じでお願いします」と運営から注文があるほどこだわりがあったキャラらしい。
運動経験皆無の美術部系サブカル女子。
芸術家肌で、絵画の方の絵を描くのがものすごく上手い……のだが何故か野球部へ入部。理由は練習中の有原翼のホームランの放物線を見て、あまりの美しさに感激、という特殊な理由であった。主観的な感覚を持っており人の意見に左右することはあまりない、良くも悪くも芸術家系女子。
体育会系な空間では孤立しがちかと思ったら一塁手組と仲が大変よく、特に性格が正反対にありそうな脳筋女子のいろはとは不思議と大変仲が良い。
……とはいえ気が向いたら練習中でも絵を描くことが多く東雲や委員長によく叱られる。本人も運動が得意ではないということもあり言い返せない自分に不甲斐なさを感じてはいるが、いつか彼女らに「琴音様~」と崇められることを目標にしているようだ……?
琴音様「許す」
1にも2にもまず可愛さとオシャレを重視しそのためにメイク関連には一切手を抜かない、絵に描いたようなコテコテのギャル女子高生。あまりにもそのあたりを重視するばかりにしょっちゅう練習をバックれるというサボり魔。新田とはそのあたりで気が合い同盟を組んで2人でサボっては柊や委員長に叱られる。
では何故野球部に入部したかというと、見たことないイケメンの人に「君も野球部の子?」と聞かれて、つい「はい!」と答えてしまったため。
お察しの通り彼女は「バカ」である。野球部5大バカの1角で、有原、ここちゃんと共に補修の常連。そんな彼女ではあるが野球部で輝きたいという想いはここちゃんと同じくとても強い。だからセンターとかピッチャーとか目立ちそうなポジションを選択して、メイクが崩れない程度に頑張るギャル。バカだけど。
野球経験者の1人ではあるが、中学時代はソフトボールをやっていた男勝りなスポーティ女子。
左打席に立ち、一本足打法でバットを構え、スタンドまで豪快にボールを運ぶ……そう、彼女はかの世界のホームラン王のファンであり、70年代のプロ野球動画を見るのが好きという女の子。
練習でひとしきり汗を流すと放課後はラーメン屋にいくというのが彼女の日課……そう、彼女はかの世界のホームラン王のファンであり、ホームラン王も愛したラーメンを食べることが何より楽しみという女の子。
咲ちゃんの中華料理屋で食べるラーメン、屋台で食べる昔ながらの醤油ラーメン、ニンニクたっぷりのインスパイア系ラーメン。それらを腹いっぱい食べ女子力を日々低下させていく女の子。お察しの通りメイクやファッションにも疎く、控え目に言って私服がダサい。本人もそれを気にしていることもあるが、でもやっぱりラーメンはやめられない!
5大バカには数えられてはいないが、脳筋キャラ故に有原と共に赤点を心配される1人。立ち絵では心なしか顔がまんまるに描かれていたために、ニコニコ動画では「ゆっくりいろは」として彼女の顔を用いた動画も作られている。
野球は未経験ではあるが、同じクラスの有原を応援したい想いから野球部へ入部した。
「委員長」というあだ名で呼ばれるように、典型的な委員長かつ風紀委員キャラ。父親が警察官ゆえに厳しい家庭に生まれたようで、曲がったことが許せず規律を重んじるが、融通がきかず練習メニューが急に変更したりすることになると混乱してしまうというポンコツ属性が少しだけある。
とはいえ変人揃いな女子野球部の中ではかなりの常識キャラ。有原の熱血過ぎる様子を冷静に静止したり、サボる花山や新田を監視するなど、顧問も比較的ポンコツな女子野球部においては欠かせない指導者ポジション。
女子野球部を立ち上げる上で教頭先生との衝突が描かれていたが、彼女は本来はどちらかというと教頭先生側でもある。それゆえ板挟みの葛藤もあって彼女なりの正義について悩んでいる模様。
咲ちゃんと同じくお姉さんキャラ。
とはいえこちらはなんと8人兄弟の長女という大家族の育ち。1日に回す洗濯機の回数は5回。得意技は関節技と、やんちゃな弟が多いことを伺わせる。漁師の家庭のため、釣りをして魚を捌くなどは朝飯前。家事、編み物、手芸に優れ、咲ちゃんとはまた別の形のお母さん。
そんな仙波は今まで家族の世話もあって帰宅部であったが、高校に入ってから家族の勧めで部活を始めることになった。運動経験はないが173cmという恵まれた体格もあり、面倒見の良さも相まって捕手としてキャッチャーマスクを被っている。主に花山や舞子先輩と言った、やや問題を抱えたピッチャーとバッテリーを組むことが多く、特にサボり魔の花山とは同じクラスで彼女のお目付け役。
健康的な褐色肌、少女を思わせる華奢な体格、うまく結べていないネクタイ、そして肩の上のリス。得意なことは木登り、素潜り、野山駆け。口を開けば平仮名多めで部員たちと会話をし、ついでに肩の上のリスの言語を翻訳してくれる。
お察しの通り、野球部5大バカの1人に数えられるが、小麦だけはもはや「バカ」という定義を通り越して「野生児」
本人曰く「島出身」ということは語られているのだが国内か国外かも不明。どのような経緯で有原達の高校に入学したのか、そもそもどうやって高校に入学したのか?というかそもそも15歳なのか?あまりにも謎が多すぎる娘である。そんな小麦が主役のデレストが追加され彼女の謎がとけるかと思いきや、(ネタバレ反転)彼女が限度額不明のクレジットカードを所持していることが判明。ますます謎が増えてしまった……。勉強に関しては全くできないキャラかと思いきや、感覚で古文の文章を現代語訳するなど、一概に「バカ」とは呼べないのかもしれない……。
余談だが肩の上にいるリスは「ルーちゃん」という名前。小麦とは意思疎通がとれているようで喜怒哀楽がはっきりしており、小麦はルーちゃんのためのどんぐりを拾うのが趣味。というかリスの方が賢くて偉い説まである。
陸上部の出身。当初は野球部ではなく陸上部へ入ろうと思っていた有原翼をライバルと定めて、陸上部をやめて野球部まで有原翼を追ってきたボーイッシュなスポーティガール。
お察しの通り、猪突猛進バカ。5大バカには数えられていないが有原と小テストで張り合って負けているのできっとバカ。バカしかいねえなこの部活。
野球部入部後も足の速さだけで有原翼に野球という土俵で勝とうとする姿はハチナイ界の鈴木尚広。とはいえ竹富くんは、中学時代には元々陸上の推薦の話もあった有原翼も認めるほどの足の速さであり、互いに混じり気の無い良い感じのライバル関係だったりする。
野球部の中ではセンター組と仲が良く、というのもセンター組は4人とも野球初心者のため運動経験のある竹富を頼りにしているところも多いようだが、他の3人も竹富くんの性格をよく知っているのでうまいことやっている感じである。
追加ストーリーでお婆ちゃんっ子だったことが判明。ずいぶんと活発なお婆ちゃんで陸上経験もある。彼女が陸上をやっているのもお婆ちゃんによるものであって、よく口喧嘩はするけど竹富くんにとって大切な家族のようだ。
余談だが、彼女は他の部員のことを「有原翼!」「岩城良美先輩!」などと全員フルネームで呼ぶ。中学くらいにそういうやつ1人はいたよね。
1にも2にも個性的すぎるリーゼントが特徴的なツッパリ系。これは彼女の魂であり、毎日1時間かけてセットをしている。身長は172cmあり生まれる性別を間違えたのではないかと思われる姉御。
性格も立派なリーゼントに恥じないオラオラ系。口調こそ荒っぽいものの義理や人情をとにかく大切にし売られた喧嘩は買って出る、別の意味でバットを持つのが似合ってしまう我らが姉御。「姐さん」と呼ぶ大切な人が存在するようだが…現在は入院中。
制服も着崩し、時々午後の授業を早退し、委員長や風紀委員や教頭からは目を付けられ当然「不良」のレッテルを貼られている……が、実は学業は問題なく根はとことん真面目。実は彼女の実家は歴史ある旅館であり彼女はその後継ぎ。お付きのものやお手伝いさんがいるような敷地の大きい名家で、敷居をくぐれば立派なお嬢様。 彼女が不良のような見た目をしている理由はこの家庭にあるようだが、リーゼントにしていることは実家には秘密。逆に彼女が良家のお嬢様であることは野球部のみんなにも秘密。敷居の外と中でキャラクターを演じ分けているようだ。
バイク好きではあるもののクラシック音楽に精通しており特技はバレー。このあたりから育ちの良さをすでに匂わせている。
リトルシニアに在籍していた過去があり、つまり硬式野球経験者の1人。しかしある事情があって一時野球を挫折してしまった過去を持つ。有原・東雲・柊の3大首脳陣とは異なりみんなの前に出ることはあまりないが、ノッカーや内野守備の指導にあたるなど初心者勢から見たら十分頼りある経験者。
メガネキャラが3人いるハチナイだが、坂上ちゃんはその中でも瓶底メガネという特徴的なメガネ姿を見せる。であるがメガネ姿の自分を人にあまり見せたくないようだ。
性格は真面目で礼儀正しく学業もかなり良い方。チームメイトに対して気配りもでき雑用も嬉しそうにこなす、ただでさえ常識人の少ない女子野球部の中で控え目に言っても聖人……と思いきや地雷は思わぬところに存在するから地雷なのだ……。
東京ファンタジーズという紳士野球をモットーとした大正義プロ野球チームがあり彼女はそこの大ファン。父親がそこのファンで子供のころから培養されたのだろう、ファンタジーズの話になると性格が豹変。対して大阪チュリオーズのファンである椎名ちゃんとはしょっちゅう言い争いをしていて、これにはやきうのお兄ちゃん達もニッコリ。
運動経験はないが女優経験はあり、かつては(自称)お茶の間をわかせた天才子役。
色々と事情があったようで今は芸能界を退いているようだが、それでも「目立ちたい!」という気持ちと自信には満ち溢れており、甲子園出場すれば再び注目されて芸能界に戻れるじゃん!というのが入部の理由。
お察しの通り、野球部5大バカの1人。とはいえ一緒に補修を受ける湯かいな中間たち愉快な仲間たち有原や花山に比べたら、彼女はまだマシな方らしい……?
目立つためにはマウンドにも立つし歌も歌うし、とにかくわがままでうるさい太陽。とはいえその向上心は見上げたもので腐っても芸能界育ちの天才子役。同じポジションの九十九先輩のことを目の敵にしており『澄まし汁先輩』と呼び勝負を挑む。
花山や新田とはまた違ったテイストのギャルではあり、椎名ちゃんと女子高生らしい放課後を送ることが多い。よく泣きよく怒りよく笑う表情豊かな元役者。
子役経験があるゆえか大変厳しい母親のもとで育ったらしく人に甘えるのは少し苦手。『苦手なもの:暗くて狭い場所』『好きな食べ物:ハンバーガー』に意味深なメッセージ性を感じる。
有原、東雲と並ぶ硬式野球経験組の1人。
もちろん女子野球部ではコーチの一角としてみんなの指導を行う。とはいえ1人は教えるのが苦手な野球星人、もう1人はすぐに偉そうな態度をとるマウンティングガール。よって初心者指導、全体的な管理、サボり魔へのお説教など大体全部彼女が受け持つことになる、かわいそうな中間管理職。
そんな彼女はもともと中学まで野球をやっていたが、とある野球星人の才能を目の当たりにして野球の道を挫折。野球の楽しさを教えてくれた父と一緒に過ごすことを情けなく感じ、高校入学と共に実家を出て一人暮らしを始めた。
……と思ったのに同じ高校にあの野球星人がいたんだからさぁ大変。彼女に劣等感を感じつつも再び野球を始めることを決意。野球星人に対しては頼りあるチームメイトと思いつつ、いつか越えなければならないライバルと見据えて日々研鑽する努力家。
一人暮らしなのもあって生活力が高い。もやしを使った料理のレパートリーが100種類以上あるらしい。そんな彼女の得意料理はお好み焼きで敵キャラの神宮寺さんに嫉妬されるレベル。
小学校のころまで野球をやっていた経験者組の1人。中学のころはサッカーをやっていたスポーツエンジョイ勢。
友達も多く人懐っこい明るい娘。常に身体を動かしていたい落ち着きのないところがかわいいし八重歯がかわいい。大阪チュリオーズの大ファンで、現地観戦をしたときに推し選手に出会えて興奮した早口は必聴。東京ファンタジーズファンの坂上ちゃんとはよく球団争いをしている。いったいどこの猛虎球団なんでしょうね……?
同じ運営の過去作『シンデレラナイン』と『シンデレライレブン』に登場する椎名じゅりと椎名まりは姉にあたり、同じく同作に出演している有原姉妹との関係もあって、有原翼とは少しだけ因縁がある。 明朗快活でみんなと一緒に野球をすることを何より好む彼女ではあるが、(ネタバレ反転)「楽しい野球」と「上を目指すための挫折」が相成れないことを誰よりも意識してしまう節があり、無邪気に目標に向かって走る有原と、才能にあふれていた彼女の姉がいつも脳裏にちらつく彼女は、劣等感からなる黒い感情を抱いている(ネタバレここまで)
2年生組の1人。
元々は『応援部』という「頑張っているみんなを応援する」という部活を1人でやっていた。運動部は例外なく彼女が(勝手に)応援に向かうのだが、新設された女子野球部の存在を聞き応援へ。ちょうど人手が足りなかったこともあり助っ人加入。見事活躍し野球部への入部を打診されて在籍するが本人曰く「ウチは仮入部だぞ!」
常に学ランに制帽と典型的な応援団スタイル。野球部の中でも小麦と1、2を争うほど小柄な体躯ではあるがれっきとした高校生であり先輩。とはいえ声の大きさでは誰にも負けず、どんな時も野球部のみんなを鼓舞し続けているちっちゃい巨人。
まぁお察しの通り、野球部5大バカの1人で、しかも2年生にも関わらず他の4人と肩を並べられている。将来は土木関係の仕事で幸せにしたいという夢があるが……まずは高校卒業目指して頑張ろう!!
家族のことが大好きで、特にみんなのために頑張っている父親が大好き。商社マンか建築業か不明だがお父さんは土木関係で海外へ長期滞在することが多く、なかなか会うことができない。そのため父親が帰ってくると学校では見せないほど甘えた姿を見せる。
余談ではあるが、あまりに理想的な娘に映ったようで本作プロデューサーが自ら岩城のパパを自称している。
2年生組の1人。
常に無愛想で、周りとは距離を置きたがっているロンリーウルフ。やや人間不信の気があり女子野球部でさえ彼女の心を開くことはどうやら難しいようだ。
その理由は彼女の家庭環境にある。父親が浮気、それを黙認する母親共々に嫌気がさし、家に帰るのをひどく嫌がる。そのため夜遅くまでぶら着き、生活指導の先生に問題児と目を付けられてしまっている。そんなある時、合法的に時間をつぶせるならと女子野球部へと入部した。
実はかつては野崎と同じ小学校にいて同じドッチボールクラブの先輩と後輩の仲ではあった。野崎曰く、今とは信じられないくらい明るく常に周りを引っ張るような存在であった。その通り、実は根は変わっておらず、女子野球部においても人間関係などで悩む後輩たちに「仕方ないわね……」とため息交じりに世話を焼く面倒見の良さや、野球部の楽しい集まりなどに「なんで私が……」と困惑しながら参加するのはお約束。
彼女自身もそんな女子野球部のことは嫌いではなく、むしろ気を使って「自分みたいな人と関わって申し訳ない」という気持ちが先をいってうまく仲間と打ち明けられない。そんな彼女だからこそ人一倍野球部で活躍したいという想いが先行し、雨の中に投手として登板した彼女にある悲劇が……??
そんな彼女の特技は歌。カラオケでよく時間をつぶし屋上で音楽を聴いているだけあってかなりうまい様子。
2年生組の1人。
元々は生徒会に所属している優等生で、ストーリー上では野球部新設に伴って生徒会から内部調査するために派遣された、いわばスパイだった。
元々運動神経が良い、いわば『天才タイプ』の彼女は、何でもこなしてしまうがゆえに何事に対しても真剣に向き合うことができず、天才なりの葛藤を抱えて過ごしてきた。その後、有原たちの野球に向き合う姿勢に感銘を受け、ここなら自分も真剣に何かに向き合うことができるのでは、と公私共に野球部の一員となることを決意した。
先述の通り勉強も運動もできる天才タイプでありながら才色兼備でもある王子様キャラ。バレンタインには下駄箱がチョコ盛り沢山なのはお約束。
一方で、何でもそつなくこなす天才故に無自覚に相手を傷つけてしまうことも多く、敵も多く作ってきてしまったことは本人も自覚している模様。そんなこともあって、あおい先輩のようなおかまいなしキャラとは息が合うようで、最近はもはやカップル同然の振る舞いをしている。
家族が医者の家系なので、同じく医学部を志す。
2年生組の1人。
気まぐれで突拍子もないことを考えて実行してしまうネコのようなキャラクター。彼女がいつもどんなことを考えているのか誰にも予想がつかない。天気がいいから外でお昼寝なんて序の口。あの手この手で色々なことを企んでは東雲にお説教をくらう先輩。
面倒くさがりなので、運に全てを任せて行動することも多く祖父母譲りの博打打ち。しかし気分屋かと思いきやちゃんと何か策を秘めていることも多く周りをとても驚かせる。
そんなつかみどころの無い彼女とは不思議と馬が合うらしく、天才キャラの九十九くんと非常に仲が良い凸凹コンビ。というかあおい先輩の方から一方的に絡みに行っているだけのような……。そんな彼女ではあるが初心者組など後輩からは結構慕われている。似たように面白いことを企む中野くんや、自らを超師匠と呼ばせて指導を行った弟子の宇喜多などと仲が良く、また彼女だけが呼ぶ特徴的な呼び名が1年生には多く存在する。(しのくも、みっちゃん、ひなっち、きょーちんなど。全員わかるかな?)
将来の夢は看護婦。理由は……まぁ当然アイツだよね。どうでもいいけどナースあおいってドラマが10年くらい前にあった。
2年生組の1人。
立ち絵を見ればわかるように剣道部の出身。幼少のころより剣道に触れ、やがて剣道で日本一になるのが夢という実力者。そんな彼女がなぜ野球部に!?
というのも彼女の通う町の剣道教室には野球部の顧問である掛橋先生が姉弟子として在籍する。さらにいえば掛橋先生のお姉さんは師匠であり剣道部顧問。そんなわけで掛橋先生が有原たちと共に野球部の顧問となったに伴い、師匠の助言もあって別のスポーツに触れることでさらなる精進を試みることにしたストイックで真面目な剣士。
必然的に掛橋先生と仲が良く、飲んべえな掛橋先生の影響か『好きな食べ物:燻製、エイヒレ、鮭とば、はたはた』というなんともオッサン臭いラインナップ。趣味も釣りに麻雀と完全にオッサンのそれ。当然描かれるカードイラストは剣道や麻雀……果たして野球ゲームとはいったい。
剣道の道1本で将来を歩もうと考えていたが葛藤。掛橋先生に相談し将来の夢を決めるという2年生らしいエピソードがあった。
2年生組の1人。
才色兼備のお姉さんで、野崎と同じく高校生離れしたボディが特徴。美しさを常に追い求めるその姿勢から、美少女揃いの部員たちからも憧れの的になることもある。お風呂に入っているSSRはそれはそれはもう衝撃がすんごかったぁ……。
イギリス在住経験もあり野球によく似たクリケットの経験がある。そのためマウンドにあがるとボールをバウンドさせて投げようとしたことも。
高校生なのに一人暮らし。スフレと呼ばれる犬を飼っており、なんか独身OLみたい……。面倒見は大変よく慈愛に満ちた姿はもはやママ。特に孤独になりがちな舞子先輩を気遣う面も多かったものの、最近は塚原先輩といい感じになってるイケナイ人。アカツキとしては女子同士の友情を描きたかったんだとか。
新1年生の一人にして、本校初の専属投手。
自信家で我が強く、特に入部時には周囲と衝突を起こすことも多々あった。
なお、下の名前は「そら」と読む。
新1年生の一人。我妻とは小学生の頃からバッテリーを組んでいる幼馴染。
我妻とは逆におっとりとした性格で基本礼儀正しいが、素直すぎるゆえか悪意無くストレートすぎる言動をしたり、的確だが喩え方の悪い喩え話をすることも多々あり、その度に我妻から「言い方ァ!」とツッコミが入る。
新1年生の一人。台湾人。東雲とはリトルシニア時代に同じチームでプレーしており、当初は彼女をサポートする目的でマネージャー志望で入部した。
新1年生の一人。界皇高校の草刈レナの妹。姉から界皇の野球部へ入ることを拒絶されたことから、本校に入学。当初は高校で野球をやるつもりは無かったが、自身と同じく偉大な姉にまつわるコンプレックスを持つ椎名に説得される形で入部した。
未だに謎の多いライバルキャラたちであるが、一部の選手は、2017年の冬コミC93で公式ブースで販売された『ハチナイセットC93 ~紅~』の中に同梱されていた『エネミーブック 鈴木和香の㊙偵察レポート』の内容を元に記載する。
2018年の八夏祭ではついに「全国高等学校女子硬式野球 夏季大会」が開催され、この舞台でイベントが進められ、敵キャラのプロフィールが一気に公開された。
かつて男子野球部の名門と謳われ、甲子園常連校であった清城高校に所属している。
しかし(以下ネタバレ反転)、名門だったのは過去の話。現在はプロでも活躍する彼女の兄がいたころを最盛期に監督交代騒動もあって衰退の一途を辿り現在は部は壊滅状態。そんな中、彼女は清城の栄光を取り戻すために入学。1年生ながらエースでキャプテンで監督代行を務め、女子野球部を1からたたき上げている苦労人の秀才。(ネタバレ終わり)
自信にあふれる発言の通り、実力は本物。キレのあるスライダーを軸に打者を捻じ伏せる絶対的エース。強いて弱点をあげるとすれば彼女の代わりが今の清城にはいないこと。
東雲とのは悪い意味で因縁があって対立している一方で、献身的な河北はほっとけないところもあるようで……?ゲーム内では初期から敵キャラで唯一ストーリーに関与していたため、存在感は非常に大きかった。お好み焼きを焼く柊を後ろで恨めしそうに見ているイラストは話題に。
その後、2018年3月の球春祭にて再登場。ボイスと新録SSRを引っ提げて、キャッチャーの牧野たちと共に成長し再び女子野球部の前に立ちはだかる。
神宮寺とバッテリーを組む清城のキャッチャー。控えめな性格だが、一人で背負い込みすぎな神宮寺に対し、試合中に自分の気持ちをぶつけて諭したことも。
清城高校に新1年生。野球未経験ながらスポーツ万能の天才肌であり、1年生でスタメンに抜擢される。
チュートリアルで戦う、いわゆる1ボス的役割のさきがけ女子高校。とはいえチュートリアルなど勝つのがあたりまえのようになっているのでいわば噛ませ。
発足も有原達の女子野球部と同じく今年同好会から上がったばかりの弱小校。芹澤はそんなさきがけ女子のキャプテンとして君臨……していたと長いこと思われていた。その後追加されたデレストでまさかの補欠キャラだったことが判明。有原にも負けない脳筋キャラでもあり、つまりは愛すべきおバカちゃん。でも友達想いの優しい娘。
デレスト「小麦色の世界」ではひょんなことから小麦や坂上ちゃんと出会い、楽しいこともツラいこともある野球を通じてちょっとした友情が生まれた。
俊足巧打の鈴風学園のキャプテンを務める。健康的な小麦色の肌が特徴的。
修学旅行エピソードで背景に登場。見た目に反し、京言葉を喋る茶人であることが判明。
秀越高校のキャプテン。「頭脳野球の申し子」と名高い進藤はピンク髪の眼鏡っ娘。でも打力は一人だけ極端に低いので、髪型といいなんかすずわかとちょっと似てる
バランスのとれた強豪校と名高い盟和学園のキャプテン。テニスとかしてそうな雰囲気。美学に反するから盗塁とかやらないらしい。
明條高校のキャプテン。芸能人も多く輩出していることから、野球部もスクールアイドル野球部というやや異質。特に大咲は「タッチアップ」というアイドルグループに所属しており、アイドル特有の威圧感とやらで相手を威圧する……。
最近『DokiDoki♡レーザービーム』という曲をリリースしたらしい。野球とは一体。
ストーリーでは、部結成後の初の夏大会の初戦の相手として描かれた。子供のころからここちゃんをよく知っており、共に子役として様々なオーディションを一緒に受けていた。その頃はここちゃんがよく受かってたのを悔しい思いで見ていたのもあり、ハングリー精神はとても強い。
(ちなみに本名は腹黒谷大黒谷美代子であり、「だいこくだにみよこ」と読む)
機動力野球を武器にする山ノ上高校のキャプテン。1番センターという王道のリードオフマン
美鳥ヶ丘高校のエース。ゲーム内で確認できた限りでは少なくとも5種類以上の変化球を持つ軟投派。ゲーム内では明らかにされていないが、こちらも同じく新設の女子野球部であることが明記されている。
高波高校のキャプテン。長打力はないがチャンスに滅法強い高校で、その立役者となっているのが4番に立つ中条。ぽわぽわ系で常に気怠そうにしている彼女の打率はなんと.188。これには松井雅人さんもニッコリ
ところが得点圏にランナーが進むと覚醒。その得点圏打率は脅威の.760。これには2005年の今岡誠さんもニッコリ
鉄壁の守りを誇る小河原高校のキャプテン。イベントでは小笠原高校と誤字になっていてガッツ感あった。公立高校。
「ちひろ」という名の姉がおり、姉を通じて本校のとある選手と意外な接点を持っている。
完全実力主義を掲げ、少なくとも3軍まであることが判明した名門・向月高校。日本一の歴史がある女子野球部というのもあり部員数も日本一。昨年は準優勝と実力は間違いなく確かなもの。
そんな向月のキャプテンかつエースとして君臨する高坂はキレのあるシュートの使い手。見た目こそ『金髪ドリルツインテール』『脇だしユニフォーム』『飴玉ペロペロ』と属性てんこ盛りだが、言動は格下をとことん見下す畜生そのもの。
そんな高坂の弱点は「脆い精神面」すぐに逆上する性格と徹底された完璧主義なのもあって、打ち崩されると途端に発狂する豆腐メンタル。
そんな彼女は金曜日の「部費・おこづかいイベント」での相手を務めているので、毎週金曜日は彼女をボコボコにして金を強奪するというのがお約束となっているとか。
向月高校の新1年生。ノベライズ版第2作目「八月のシンデレラナイン 潮騒の導く航路」にて初登場。
逆境の帝陽の異名を誇る強豪校の帝陽高校のキャプテン。絶対的名将のもと徹底された管理野球を行うらしく、データ分析専門の部員までいるほど。そんな帝陽のキャプテン乾は四番捕手として監督の指示を完璧に遂行する冷徹な性格。
超名門高校と呼ばれラスボスであることが実しやかに囁かれる界皇高校の中でも天才と呼び声が高い草刈。レフトではあるが四番に恥じない超スラッガー。ポーズが謎で天才かわいい。
界皇高校はここ数年は優勝の常連で、当然昨年の優勝校。
卓大付属高校のキャラではあるが、他のモブと同じく目元が見えない。固有ビジュアルがあるが詳細は不明。青山自体はキレのあるシンカーを武器とするサブマリン。
創設して間もない二子玉高校のキャプテン。勝利に貪欲な口の悪いヤンキー娘。どこぞの極亜久高校のように、決してスポーツマンに相応しいと言えない手段で、夏大会初戦の清城高校の神宮寺を苦しめた。直江と過去に面識があるようだが……?
二子玉高校が経営難で廃校になったことに伴い、2年時に清城高校へ転校した。
有原たち1年3組の担任の先生でありながら、女子野球部と剣道部の顧問も勤める3年目の若い女性の先生。
元々塚原先輩も通う剣道道場で剣道をやっていたことから剣道部の顧問をしていたが、夢を追う有原を応援する形で顧問に就任した。涙もろく、日々厳しい教頭先生に叱られながらも、お酒の力を借りて負けじと頑張る若手教師。童顔で子供っぽく酒好きな一面もあるが青春を追う教え子が大好きで、時に大人として、時に先生として助言を授ける頼れるセンセ。
担当科目は古文
2019年エイプリルフールイベントではまさかの選手として登場。守備適正は無しで能力はお察し。しかし、学力Gって…。
有原たちの学校の教頭先生。
非常に厳しく保守的で、悪い意味でステレオタイプな『女らしさ』にこだわって有原たちの女子野球部の申請を冷たく拒否し続けた。そんなわけで掛橋先生はよくお小言をもらっているようで今夜も深酒をしている模様……。風紀委員の顧問でもある関係で月島委員長とも関わりがあり、その影響で女子野球部の試合の視察にくるというひと悶着があった。
余談だが、風間くんとかいう教頭先生の忠実な犬が風紀委員にいる。
有原たちの学校の校長先生でダンディーなおじさま。教頭先生に部活申請を拒否されたことで、有原たちは校長先生に直談判をしにいく。だが同じく校長先生も女子野球部が発足することを快く思わない1人で、教頭先生と比べて論理的に有原たちを諭した。(以下第10章ネタバレ反転)かつて校長先生は硬式野球部の顧問として監督を勤めていた。その時に部員の1人に肩を痛めながらも甲子園を夢見るエースがいた。校長先生はそんなエースが後にただ現実を味わい夢を諦める喪失感だけを得てしまった指導をしたことを大きく後悔していた。そんな校長先生だからこそ、有原達の夢を追う気持ちに共感しながらも教育者として「身相応な夢を追うのが一番」と反対し続けた。その後、肩を壊し夢破れた地蔵こと【あなた】の熱意ある弁に根気負けし、女子野球部の申請を飲んだ。(ネタバレ終わり)
昔放送されていた「剛Qナイン ベアマックス」のキャラクター。
森の動物たちと共に野球チームを作って野球をこよなく愛する熊。有原はこのアニメのファンで、彼女が女子野球部を立ち上げることができたのもこのアニメのおかげ……なのかもしれない。
しかしゲーム内ではやけにすずわかがこのキャラのグッズを身に着けているので彼女もファンかと思ったら違う。ただ単に兄が縁日でとってくれたから好きということらしい。うーんこのブラコン。
『野球をする熊』ということで、プニキを思い出した人も多い模様。月属性のベアマックス【大】はDeNAベイスターズのユニフォームを着た筒香嘉智とか宮﨑敏郎に似ている。ゲーム内ではこの熊が強化素材や金策素材として活用される。
ゲームを開始したときにチュートリアルのナレーション役を務めていた実況娘。
『みうらひびき』と読むが、本人は「『実況ちゃん』と呼んでくださいね!」と言っている。その名の通り、試合画面での実況役を務めていてバラエテイ豊かな実況をしていた一方、有原達のチームを贔屓にしているが正体は不明。
その後のアップデートで実況モードが廃止。一気に影が薄くなり、現在はキャラのお誕生日の紹介をするだけの人になってしまった……みんなは彼女のことを忘れないであげてね。
ゲームリリース前に公式サイトにて連載されていた4コマ漫画「戦力外!カタトちゃん」に登場するキャラクター。作者は「ポプテピピック」の大川ぶくぶ。
作者から察しがつくようにとことんクソみたいな畜生キャラ。部室に彼女の落書きがあったりして、どこかでこいつが本編に出てくるのかもしれない。
漫画、およびアニメに関しては後述。
柳沢商業高校の監督兼投手兼野手兼実況兼観客兼……代打、俺!
「キャラクター」というより柳沢慎吾ご本人そのもの。2018年03月の球春祭のプロモーションとしてハチナイとコラボをしてくださった大物タレント。もちろん特技は「ひとり甲子園」
詳細は後述の【柳沢慎吾との関わり】を参照。
2018年4月28日に発売されたノベライズ版「八月のシンデレラナイン 北風に揺れる向日葵」に登場したロシアからのゲストキャラクター。
有原達の入学式からやや遅れて転校してきたロシアと日本のクオーター。日本育ちなので日本語は堪能。キリル文字の表記ではЕлена Старухин
日本人離れしたスラっとした体型に靡く銀髪と澄んだ瞳というTHE北国を思わせる清楚な美少女だが、時おり真顔で突拍子もないジョークを織り交ぜるため、有原の知能では悲しいかなその高度なジョークを理解できない。小説では発足したばかりの女子野球部に勧誘され、有原達と野球をすることになったエレナだが、時折見せる悲しげな表情には何か秘密があって……?
彼女が登場した小説、および彼女についての記載は後述。
ゲームでは2018年6月7日に、上坂すみれによるボイスと共に実装され、投手だけでなく外野手も務めている。
ストーリーは小説の世界観の続きとなっており、数か月後の話。
ある時、封筒に全く読めない外国の文字が書かれた手紙が有原たちのもとに届く。開けてみるとそこには、かつて短い間ながら確かな仲間であった少女からの、日本語で書かれた手紙が入っていた。手紙には有原たちの影響で帰国後に野球チームを作ったので、今度練習試合をしてほしいという内容が書かれていた。
その後、約束どおりロシアよりエレナが仲間を引き連れて来日。久々の再開に喜ぶ有原と監督たちであったが、ロシアの空気に当てられたのかエレナの態度は不自然に冷たく様子がおかしい。
その後試合が開始。しかし何やら相手チームの様子がおかしく……??
余談だが、かつて日本プロ野球には「ヴィクトル・スタルヒン」という帝政ロシア出身の投手がおり、おそらく元ネタは彼。現在、その年の最高の先発投手に贈られるタイトルに「沢村賞」というものがあるが、スタルヒンはその沢村こと沢村栄治と共に東京巨人軍の先発エースとして活躍。プロ野球黎明期を支えた、まさに「プロ野球を作った1人」と言っても過言ではないガチのレジェンド。
言わずと知れた、世界的人気を持つバーチャルyoutuberキズナアイ親分そのもの。
前々からハチナイとコラボしてくださっていたバーチャルyoutuberのキズナアイ親分が「友達を連れてまた来てくれるって言ってたのに、翼ちゃん全然遊びに来てくれないから、きちゃった♪」と、2018年4月1日にハチナイをハッキング。まさかの逆コラボとなった。
詳しくは後述の【キズナアイとの関わり】を参照。
ストーリーでは、「JKたちと青春を体験してみるよー」と有原のもとへとハチナイの世界にやってきた親分だったが、なんとここは『youtube』というものが存在しないという世界で、再三のコラボにも関わらず有原は親分のことを知らないまま物語は始まる。
有原から見たらただの不審者なので、ハチナイの世界の『Metube』のミーチューバーとして女子野球部を宣伝するから一緒に野球をやらせてほしい!と親分は懇願。1日だけ女子野球部の一員となる。
最初こそ相変わらずのポンコツっぷりを見せながらも、負けじとスーパーインテリジェンスなAIの力を見せようとする親分は……??
その後、友達の作り方がわからないスーパーAIは、「友達になってくれる?」と有原たちに改めて問い、晴れて友情というものをインストールする。しかし、こっちの世界で友達になれても向こうの翼ちゃんは知らないんだよね……と部活帰りの夕暮れ道で思いながらハチナイの世界を後にするスーパーAI、というちょっと切ない物語
……を動画にしてあげてみましたー♪という何とも親分らしい明るいオチ
2016年11月から活動し、バーチャルyoutuberブームの火付け役となったA.I.Channelこと、キズナアイ親分。今や世界中にチャンネル登録数を伸ばし続けている親分だが、ハチナイとの初めてのコラボはリリース直後の2017年07月。当時のキズナアイはどちらかというと日本よりも海外からの注目が強いだけのyoutuberの1人に過ぎず、海外兄貴たちの「ハチナイやりないのに(海外からは)ハチナイがインストールできないぞ!」という悲しみの叫びは今思うととてつもない機会損失であった……もともと、株式会社アカツキはVRによるファンコンピューティング産業にも手を伸ばしていて、そういった繋がりなどから生まれたコラボだったのかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=t6dcLaLNCBw&vl=ja
やがてハチナイが待望の8月を迎え、リリース初の大型アップデートを迎えた。それに伴ってなんと再び親分がハチナイとコラボをしてくれたばかりか、有原のことを「友達」とまで呼んでくれる。サンキュー親分。そればかりか「次はお友達を連れてきてくださいね♪」と、お世辞にもまだメジャータイトルとは呼べないハチナイに対して再びコラボの約束をしてくれる懐の広さまで見せてくれた。コミックマーケットC92ではキズナアイでも使われた有原のLive2DとVRを体験できるブースが公開された。
https://www.youtube.com/watch?v=Esv-H2oBGbc
その後、2017年冬頃に、youtubeを飛び出してニコニコ動画、twitterなどによって空前のバーチャルyoutuberブームが巻き起こる。その最前線を言っていたキズナアイ親分は当然時代の中心となり、日本マイクロソフトが公式に起用するなど一躍時の人に。
ハチナイなどと比べたら遠い遠い存在となってしまい、ハチナイなんてもう忘れられてしまったのかなと、八月の終わりのようなノスタルジックを感じていたが……
https://www.youtube.com/watch?v=0Fyb6vum9Ok
なんと2018年3月に再びコラボをしてくれた。
すっかり雲の上の存在になっても有原とは「私とチャンツバの中じゃん?」と相変わらず懐の深い「親分」っぷりを披露。運営、ユーザー共に涙を流す。
その後、4月1日のエイプリールフールで、親分がハチナイにやってくるというまさかの逆コラボ。
「友達を連れてまた来てくれるって言ってたのに、翼ちゃん全然遊びに来てくれないから、きちゃった♪」
とのことでハチナイをハッキング。
縦横無尽にゲーム画面を駆け巡るアイ親分、
アイ親分の際どい服を着させてもらうハチナイガールズ、
ハッキングを許し謝罪するプロデューサーなどと、ハチナイはもう阿鼻叫喚。
さらになんと1日では飽き足らず1週間くらいハチナイを乗っ取り続けるという極悪卑劣な振る舞いにユーザーも運営も再び涙を流しましたとさ。
ふぁっきゅー親分!
2018年06月27日に1周年を迎えたハチナイ。お祝いとして親分からメッセージが届きゲーム内でもプレゼントが配布された。こちらこそお世話になってます!そういや親分ももうすぐ誕生日ですね。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/aichan_nel/status/1011927128902754305
さらに、2018年08月に八夏祭とアニメ化決定の一環で再びコラボしてくれた。しかし、ついにハチナイもアニメ化とあって、どうしてもアイちゃんとの「ビジネスフレンド」っぽさが拭えない……そんな有原は、お友達として野崎を連れてくるのであった。
https://www.youtube.com/watch?v=rhpnaz-JhHU
2018年3月16日にハチナイはメジャーアップデート「球春到来 -本気の春、はじまりのサイレン-」を行った。試合画面の刷新を含め、春のセンバツを意識したイベントも実施した。
そんな球春祭のプロモーションを務めたのはなんと大物タレントの柳沢慎吾。もともと柳沢慎吾は甲子園の時期には仕事をほとんど入れずに冷房もかけずに球児を応援するほどの高校野球の大ファンで、センバツでも始球式を務めることが半ば風物詩なほど。そんな慎吾ちゃんの持ちネタ「ひとり甲子園」は監督、投手、野手、観客、実況、阪神園芸の人、サイレンなど全部1人で再現するという凄まじいモノ。
あろうことか慎吾ちゃんはこれをハチナイコラボのために身体を張ってやってくださった、ぐうの音も出ない聖人。公式動画はyoutubeにあがっていたが期間限定のため現在は削除済なのが大変惜しまれる。
サンキューシンゴ。
2018年08月に行われた「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」に向けたプロモーションとして、タレントのアンジャッシュ渡部健、元東京ヤクルトスワローズの古田敦也によるゲームCMが、AbemaTVや、08月09日の熱闘甲子園にて放映された。
渡部は柳沢慎吾と同じく無類の高校野球好きであり、さらに古田のような元プロ野球選手にプロモーションしてもらえたことに監督たちは驚きを隠せなかった。ちなみにCMナレーションはヤクルトスワローズの大ファンとして知られる松嵜麗(花山栄美 役)
ゲーム内のBGMは、金属バットや試合の歓声やラッパの応援が随所にちりばめられて熱い夏を感じさせるものから、夏の夕暮れや終わりを彷彿させるようなノスタルジックな曲までオリジナルで制作されており好評。ゲーム内では【部室】から音楽鑑賞をすることが可能。 歴代ゲーム内オープニングは
・2017年06月~10月「世界でいちばん熱い夏」
・2017年10月~12月「Take me out the ball game」
・2017年12月~03月「駆ける、ミライへ」
・2018年03月~05月「栄光のダイヤモンド」
・2018年05月~06月「世界でいちばん熱い夏」
・2018年06月~07月「かっとばせ!未来へ」
・2018年08月~??月「ぬかるみ」
プリンセスプリンセスが1987年にリリースした楽曲のカバーソング。作中の4人が歌い、インストゥルメンタル版がゲーム内オープニングに使用されている。
2017年12月に配信シングル「イマとミライ - Single」でリリース。1/30~2/6にファミリーマートで流れ、3/29にはDAMでカラオケ配信された。2018年03月~05月にゲーム内OPとして採用され監督たちの頭に刷り込まれた。灼熱のマイハー↑↑
2017年12月に配信シングル「イマとミライ - Single」でリリース。3/29にはDAMでカラオケ配信された。ED風の曲調となっていて夏の終わりを感じさせる。
2018年06月の1周年と共にゲーム内のオープニングとして採用された。甲子園の応援風の曲調に仕上がり、全体的にライブ映えしそうな雰囲気。 2018年8月19日に開催される「ハチサマ LIVE2018」に向けた曲の1つとも思われる。
2018年08月の八夏祭のOPテーマとして採用された。シングルCDとしてリリースされることも明言されている
シリアスな曲調となっており、有原たちの葛藤が描かれている。
KADOKAWAが関わっている関係もあり、メディアミックスはリリース前から多かった
公式サイトにて連載されている4コマ漫画。
作者は「ポプテピピック」で有名な大川ぶくぶ 「戦カタト」というキャラがゲスト出演し、ポプテピピック風の絵柄から予想できるように強烈なまでの畜生キャラ。リリース前の宣伝のはずなのに、案の定ゲームの話はほとんどしてなかった。
その後連載再開されると他ゲーをやっている始末。流石はぶくぶ。
アニメ化もされている。後述。
→ 戦力外!カタトちゃん
ゲーム内に「放送部」が導入されたと同時に開始した4コマ漫画。毎週火曜日の20時に更新される。キャラの特性を生かしたほんわかな世界観。
2018年7月30日にアニメ化が発表され、監督たちに衝撃が走った。2019年4月~7月に放送された。
『南鎌倉高校女子自転車部』の工藤進が監督を、アニメーションはかつて『巨人の星』を制作した『トムス・エンタテインメント』が担当する。
尺の都合上、原作から大幅にストーリーが変更されており、一部性格の癖が強いキャラクターも東雲を筆頭にかなりマイルドになっている。また、ゲームにおける「監督」は登場しない。
原作での30人の部員のうち、レギュラー出演したのは12人(ゲームの初期アニメPVに登場したメンバーと同一。ただし、初瀬のみ野球部員ではない一般生徒)のみだが、その他の部員も一般生徒としてセリフ付きで登場した。
モブは(女性が演じるものについては)部員の声優陣が声を充てている場合が多かった。
詳細は上述のゲーム版を参照。
有原 翼:西田望見/東雲 龍:近藤玲奈/野崎夕姫:南早紀/河北智恵:井上ほの花/宇喜多 茜:花守ゆみり/鈴木和香: 緑川優美/中野綾香:高木友梨香/岩城良美:山下七海/倉敷舞子:佐伯伊織/九十九 伽奈:白石晴香/初瀬 麻里安:八島さらら/阿佐田あおい:立花理香
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
テレビ東京 | 4月7日 | 日曜 25時35分 |
テレビ愛知 | ||
BSテレ東 | 4月8日 | 月曜 24時30分 |
テレビ大阪 | 月曜 25時05分 | |
AT-X | 4月9日 | 火曜 23時30分 |
TVQ九州放送 | 火曜 26時35分 | |
ニコニコチャンネル | 4月16日 | 火曜 12時 |
ニコニコ生放送 | 火曜 23時30分 |
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画 |
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第1話 | プレイボール! | 工藤進 | 秦義人 | 野口孝行 正金寺直子 |
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第2話 | できる、できない | 粟井重紀 | 西川真人/山村俊了/冨田佳亨 丸山大勝/西村真理子 |
||
第3話 | 気持ちよく汗をかこう | 石山タカ明 内田まい |
村山靖 | 谷津美弥子/阿形大輔 北條直明 |
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第4話 | 分かれ道に立っても | 渡部高志 | 誠宇/AKIRA/梁世挺 黄鳳/広中千恵美 |
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第5話 | はじめての試合! | 石山タカ明 | 泉明宏 | 石本英治/堀内優/飯飼一幸/糸島雅彦 諸石美雪/宇津木勇/高木玲奈 高橋こう平/吉田肇/江崎稔/鷲田敏弥 申榮淳/LAN SHAO/泉明宏/矢島竜 |
|
第6話 | これからの私たち | 粟井重紀 | 阿形大輔/津熊健徳/佐藤桂 WONWOO/リバイバル/正金寺直子 |
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第7話 | 笑顔の迷子 | 石山タカ 明村山靖 |
村山靖 | 北條直明/阿形大輔/岡辰也 リバイバル/WONWOO |
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第8話 | 夏に向かって | 稲垣隆行 | 棚沢隆 | 正金寺直子/西川真人/上田恵理 WONWOO/石川慎亮 |
|
第9話 | みんなでつないで、 楽しんで |
小林一三 | 村山靖 | 阿形大輔/山村俊了/岡辰也 北條直明/津熊健徳/リバイバル |
|
第10話 | 背中に翼 | 葛谷直行 | 沼山茉由 | C.K.LIM/H.W.JOO H.J.KIM/S.H.LEE |
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第11話 | 全国大会がはじまる | 吉川浩司 竹内光 |
泉明宏 | 石本英治/堀内優/飯飼一幸/宇津木勇 吉田肇/江崎稔/LAN SHAO/松下純子 棚沢隆/泉明宏/矢島竜/坂本ひろみ 高橋成之/秦野好紹/米本奈苗 |
|
第12話 | 世界で一番あつい夏 | 石山タカ明 | 工藤進 | 正金寺直子/加藤壮/野本正幸 髙野友稀/谷口繁則/石川慎亮 C.K.LIM/H.W.JOO/H.J.KIM |
https://www.youtube.com/watch?v=N4oaj77RYnk
リリース前に公式サイト上で連載されていたWEB小説。
作者は 『泡をたたき割る人魚は』などを執筆した片瀬チヲル。群像新人文学賞の受賞した実績を持つ純文学作家でもあったため、ハチナイのようなゲームでの起用は意外で注目を浴びた。独特の表現方法が随所に散りばめられていたものの、リリース前にハチナイの世界観に没入できたために概ね好評。
元カレがいた疑惑がある有原、文中で105回も翼の名前を呼ぶ河北、とてつもないブラコンっぷりを発揮するすずわかなど、今読んでも読みごたえのある内容に仕上がっているので、監督たちは必読。
→公式の小説はこちら
2018年04月28日にファミ通文庫より待望のノベライズ。
執筆は先述の片瀬チヲル先生。ストーリーは基本的にはハチナイの本編と同じだが、入学式からやや遅れてロシアより転校生がやってくる、というifストーリー。ゲーム内では描かれなかった部活発足当時の細かい描写を堪能することができ、こちらもまた監督の必読書。5月28日にはkindle版もリリースされた。
余談ではあるが、ロシアの国花は意外にもなんと「ひまわり」で、日本には「ロシア」という名前の巨大なひまわりの品種も存在する。
・主な登場人物
八上浩太(やがみ こうた)
この物語の主人公。 つまりゲームの【あなた】ではあったが、小説の世界では名前が付けられ衝撃が走る。苗字が「や」から始まるために出席番号は最後。つまり転校生が来た時に椅子が近くになるというラッキーボーイ。
相変わらず右肩を故障しているが、ゲーム内とちがってよく喋るのが特徴的。
エレナ・スタルヒン
本著の目玉となるゲストキャラクター。入学式からやや遅れて八上たちの高校に転校してきた、ロシアと日本のクォーター。とはいえ日本在住歴が長いので日本語は完璧。日本人離れした長身と銀髪、澄んだ瞳が特徴。そんな美少女が真顔でジョークをいうからおそロシア。
運動経験はあるようで体力もある。だがいざ野球をやることになると……?
野球部に入らないと野球星人にすると脅されたらしい。
2018年03月16日にデイリースポーツでハチナイが特集された。阪神タイガース要素はないで
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/hachinai89/status/974491775992700928
2018年08月08日に、再びデイリースポーツに掲載された。チケットが完売しているのに宣伝しているハチサマ…
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/hachinai89/status/1027385547923185665
KADOKAWA系列というのもあり、度々ハチナイの特集が組まれている。
2018年05月号に「八月のシンデレラナイン 選手名鑑」が別冊付録として同梱され、以降毎月出演キャラと声優さん1人にフォーカスしたインタビューなどの特集が組まれている。
2018年09月号でついに表紙となり、アニメ化に伴って大体的に特集された。1年の総まとめのような形でベテランの監督も新人の監督も声優ファンも楽しめる。4ページに渡る運営陣のインタビューも必読
甲子園を目指す女子高生が2018年08月に電車になった。野球とは
東京では山手線、大阪では阪神電車が走ることが決まっており、発表された数日後には山手線がハチナイ一色になってしまった。
その後、阪神電車も走っているのが確認され、おそらく甲子園球児の目にも止まってしまったのかもしれない…
https://twitter.com/yourinwaza/status/1025565706887213056
アイドルゲームや音楽ゲームではなく、歴史も1年ほど(18年6月現在)のコンテンツの割にイベントは多く開催されているのが特徴。プロデューサーが「ファン(監督)との一体感」を目標の1つにしていると1周年で語っている。
運営が主催し、監督たちを目黒のアカツキ本社に招待してもてなすという、いわゆる公式オフ会。あまりにも虫が良い話なので何か裏があると言われ「ガス室」とも呼ばれる。
第2回からは出演声優の方々もゲストとして呼ばれたが、専ら運営スタッフと直接お話したりするのが一番のメインイベントという他では類を見ないものが特徴。
・第1回 2017年09月30日
・第2回 2018年01月20日
・第3回 2018年05月26日
2017年夏コミC92より毎回ブースを設けている。C93ではプロデューサーがチョコバットを無料配布していた。キズナアイに出演していた有原の3Dモデルの公開や、VRで有原を体感できるコーナーなども存在。
2018年8月4日~12日の期間限定でハチナイのカフェが設けられる。場所は原宿AREA-Q ANNEX
初日は大盛況だったようで、ハチナイカフェに入るために他のカフェで待つという不思議な監督もいた。
2018年8月19日に原宿クエストホールにて行われたハチナイ初の音楽ライブ。
西田望見(有原翼)、近藤玲奈(東雲龍)、南早紀(野崎夕姫)、井上ほの花(河北智恵)の4名が出演した。
2019年4月6日に山野ホールにて行われたハチサマ第2弾。
前回出演の4名に加え、2年生組から白石晴香(九十九伽奈)、立花理香(阿佐田あおい)、佐伯伊織(倉敷舞子)、朝日奈丸佳(本庄千景)、芝崎典子(塚原雫)の5人の計9名が出演。
今回より、先述の1年生組4人のユニットが「HUiT」、2年生組6人のユニットが「Clutch!」と名称が付けられている。
2019年10月13日に東京都羽村市の羽村生涯学習センターにて行われるはずだったハチサマ第3弾。
ハチサマ2出演の9名に加えて、明坂聡美(神宮寺小也香)と佳村はるか(牧野花)の清城バッテリーのユニット「TwinCrew」が出演、さらに新1年生組のキャストも朗読劇を行う予定だったが、台風(令和元年東日本台風)の影響で中止となった。
2020年4月5日に東京都福生市の福生市民会館で行われる予定だったハチサマ第4弾。
「HUiT」の4人、「Clutch!」の6人(初のフルメンバー)に加えて、新1年生組の相坂優歌(我妻天)、河瀬茉希(桜田千代)、楠木ともり(小鳥遊柚)、福緒唯(リン・レイファ)、青木志貴(草刈ルナ)5名による新ユニット「IN-HI6」が出演する予定だったが、新型コロナウィルスの流行拡大に伴い客を入れての公演が中止となり、代替措置として、同日に無観客ライブをニコニコ生放送等で生配信した。
コメントで「8」を入力したらそれに応じて拍手音を流したり、ハチサマで定着しているアンコールならぬ「延長」コールをスタッフが用意しそれを流したりと、無観客ながらも盛り上げるための工夫がなされ、コロナ禍におけるライブイベントの在り方を提示した先駆けともなった。
率直に言えばゲーム自体がスコアボードを眺めるだけのゲーム性であるため、残念ながら試合自体の動画は少ない。そのためゲームの動画といえばデレストの攻略動画が主になっている。その他には、キャラクターの素材を用いた解説動画やMAD、ハチナイのキャラを用いたパワプロの動画など多様性に富む。
定期的に公式によるニコニコ生放送が配信されている。
出演声優陣を中心に進行するが、運営スタッフもガッツリ表に出てきちゃうのが特徴。偶然か必然か毎回何かしら予期せぬ不幸なことが起こり、山口プロデューサーによる謝罪会見が行われるのが風物詩。
一方で声優たちによる欲望渦巻くアツきビール券争いも見どころ
・第1回 2017年07月20日
(出演): 西田望見(有原翼)、近藤玲奈(東雲龍)、南早紀(野崎夕姫)、井上ほの花(河北智恵)、立花理香(阿佐田あおい)
・第2回 2017年10月26日
(出演): 西田望見(有原翼)、立花理香(阿佐田あおい)、松嵜麗(花山栄美)、八島さらら(初瀬麻里安)
・第3回 2018年03月08日
(出演): 西田望見(有原翼)、遠藤ゆりか(倉敷舞子)、永野愛理(永井加奈子)、高木美佑(逢坂ここ)
・第4回 2018年06月18日
(出演): 西田望見(有原翼)、南早紀(野崎夕姫)、小見川千明(直江太結)、八島さらら(初瀬麻里安)
・第5回 2018年07月30日
(出演): 西田望見(有原翼)、白石晴香(九十九伽奈)、高木友梨香(中野綾香)、八島さらら(初瀬麻里安)
一般ユーザーによる攻略動画などについては割愛。ここでは公式による動画シリーズについて記載する。
→公式チャンネル
公式によるハチナイのインフォメーション動画。出演陣はなんとアカツキ社員が務めるという異例の番組。ユーザーの提唱する『ハチナイファンは自給自足がモットー』を公式が自ら行っている。
メインパーソナリティはアカツキ広報社員のあやたん。開発エンジニアのレオンや、その他に同社員のしとりん、けいてぃが不定期でそれぞれ出演する。あと謝罪はしないけど山口プロデューサーも度々出演する。
公式によるハチナイのラジオ。
メインパーソナリティは西田望見(有原翼)で、毎回ゲスト声優が呼ばれる。ラジオドラマなども行っていた。不定期更新。挨拶は「こんはちはー」
リリース前に出演声優陣によって行われていた動画シリーズ。
キャラクターを演じる声優陣が野球に関するアレコレに挑戦する様子を追いかけたバラエティ動画。プロモーションとして行われていたため現在は更新が停止されている。
先述の【アニメ】の項目を参照。 大川ぶくぶによる「ハチナイ外伝 戦力外!カタトちゃん」がアニメ化されたもの。戦カタトの声優は杜野まこ。
ハチナイも他のアニメやゲームと同じく、様々なネタ、スラングが生み出されておるが、やや特殊な成り立ちが多くそれらの関わりを説明するために、敢えてニコニコ大百科ではなんJとの関わりについて記載する。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)に「なんでも実況J(以下、なんJ)」という板がある。
元々野球ファンがみんなで実況できる場所を求めてたどり着いた過去があり、野球を中心にテレビ番組などを実況するというのが目的の板となっている。 あまり公にしたくないような様々な事件や歴史があり、良くも悪くもアンダーグラウンドな「なんJ」は現在、5ちゃんねるの中で最も人の多い板の1つとして、野球に留まらずサッカーやアニメ実況、そしてただの雑談が主に繰り広げられるなど、もはや何の板かわからないほど多目的なコミュニティとなっている。
そんな中、2016年に「青春×女子高生×高校野球」をテーマにしたスマホゲーム「八月のシンデレラナイン」が発表され、アニメも野球も大好きな一部のやきうのお兄ちゃんたちは、ハチナイに関心を持つことになった。
しかし、先述の通りリリースは延期。いつ出るのかいつ出るのかと半ばネタにされ、
彡(゚)(゚)「あっついなぁ…JKたちが甲子園を目指す青春ソシャゲとかないよなぁ…」
という常套句を日々連呼しステルスマーケティング。他のなんJ民にひどく疎まれながらもリリース前のハチナイを見守っていた。
やがて1年が過ぎ、ついに待望のリリース。
多くのやきうのお兄ちゃんたちが冷やかし目的でハチナイをプレイしたためか定かではないが、ハチナイは「無料セールランキング1位」を獲得。
その後、「野球観戦ゲーwwww」「監督は座っているだけの地蔵wwwwwww」などとリリース当初の手痛い評価で馬鹿にされつつも、ごく一部の物好きたちによって徐々に一定の固定ファンが定着。彼らは深夜の時間帯に人目を避けるように細々とハチナイについて毎晩語る集団となり、自他ともに「頭ハチナイ民」と呼ばれることになった。
やがて、彼らによる非公式の有志wikiが作成され、ファンアート、コラ画像制作、自作SS、コピペ、ストーリー考察、キャラクター考察、運営への要望など、専らゲーム攻略以外の話題で盛り上がる深夜の定例コミュニティとなった。特にハチナイは未だに零細コンテンツゆえに「ないものは自分で作るべし」という自給自足をモットーにしており自作絵や自作小説などでコンテンツを語り合うのが日課となっていた。
運営の株式会社アカツキも、もちろん表立って2ちゃんねるとの関わりは公言はしていないが、定期的にユーザーアンケートを実施し広くユーザーの声を受け入れ、結果的にハチナイ民たちのニーズを満たすサプライズやアップデートを多く行い、評価は概ね良好。
ゲームプロデューサーも「一体感!」をモットーとして、毎月お手紙(怪文書)をユーザー宛に書き、定期的に公式がユーザーを本社に招いて感謝祭を行うという「公式オフ会」も実施。近すぎる距離感こそ賛否両論はあれど、他のコンテンツとは異なる新しいことをしようという意気込みが主に評価されている。
……とはいえ、主になんJ発のネタ・スラングなど、板の性質から下ネタ・淫夢ネタ・不謹慎ネタ・精神疾患ネタのオンパレードと、一般的にはタブー視されるものが多い。
いかにユーザーと運営の距離感が比較的近いゲームとはいえ、ユーザー側がこれを理解して節度を守らないと、運営・出演声優陣・他のコンテンツなどとのトラブルの元となることは留意しておきたい。
ニコニコ動画も必然的にそういったネタを好む傾向にありコメントもそれに準じたものも多くなるが、TPOを弁えた使用を心がけ、健全な「頭ハチナイ」として思う存分ハチナイを楽しみたいところ。
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最終更新:2022/08/09(火) 14:00
最終更新:2022/08/09(火) 14:00
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