八甲田山とは、
大岳(標高1,584メートル)、前岳、田茂萢岳、赤倉岳、井戸岳、硫黄岳、石倉岳、高田大岳の事を言い、これらが八つの甲に見える事から通常八甲田と呼ばれている。正式には「北八甲田連峰」と言う。
田茂萢岳にはロープウェイが設置されており、山頂公園駅を基点に遊歩道から多様な湿原と高山植物を観察できる。赤倉岳や大岳へと続くコースに挑めば本格的な登山を楽しむことができる。秋には紅葉、冬には山岳スキーを楽しむことができる。
明治時代に起きた雪中行軍遭難事件の舞台でもあり、銅像茶屋の近くに旧日本軍兵士後藤房之助伍長が立ったまま仮死状態で発見された状態をモチーフにした銅像があり(ただし、後藤伍長が発見されたのは別の地)、麓の幸畑地区へ下りれば、「八甲田山雪中行軍遭難資料館」がある。
上記の事件の死者の霊が現れると噂され、心霊スポットとしても有名になる(もちろん心霊現象の真意については定かではない)。
八甲田山という山の存在を、猫も杓子も知ることになったきっかけには、雪中行軍悲話とそれを題材とした新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』と、それを映画化した『八甲田山』の反響があげられる。
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最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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