八白とは、小説、作詞、4コマ漫画を活動の場とする創作者である。
ニコニコ動画では、東方Projectの二次創作4コマ漫画「東方最終回」および、でっち氏とのユニット「人工モノクローム」の作詞・動画作成担当として知られている。
創作者としての活動が多岐に渡るため、本記事では大きく「東方Project二次創作」「人工モノクローム」「朗読・実況」に分けて、関連する動画や外部リンクと共に解説する。
八白氏のニコニコ動画における代表作である「東方最終回」は、以下の3つの要素を強い特徴としている。
古明地さとり:
「東方最終回」は基本的にはpixivで公開された4コマ漫画を動画編集したものであるが、漫画と動画の大きな違いの一つである「コマを送るタイミングは作者がコントロールできる」という性質を利用した、他に類を見ない画期的な漫画動画としての要素が負荷されている。東方Projectのキャラ「古明地さとり」を用いて描かれるギミックは、八白氏の創作者としての独創性と技巧を象徴している。
ほっぺ絵:
動画の前書きにおける「シャーペン一本 男道」の宣言は伊達ではなく、シャーペンのみで描かれる柔らかな絵柄は、やたら頬がぷにぷにしており「ほっぺ絵」と呼ばれて絵描きとしての八白氏の代名詞である。また、濃淡の付け方が非常に巧みであり、頬の質感だけでなくタンスの木目や多々良小傘のオッドアイを白黒のみで表現することに成功している。
続かない:
東方最終回の名に相応しく、毎回最終回である。動画の最後は必ず「続かない」で締めくくられ、続かない詐欺と言われ続けて、常に次作の投稿を待ち望まれている。動画は2009年8月、pixivにおいては2010年2月を最後に、長期に渡って更新が途絶えたことから「本当に最終回」と悲しまれることとなったが、2010年10月に新作4コマがpixivに投稿され[pixivリンク]、2010年11月6日には待望の13作目が動画投稿された。
第六回東方紅楼夢(2010年10月11日)で頒布された超大型合同企画ディスクk6project[外部リンク]に東方二次創作小説「探偵・東風谷早苗 紅魔館の殺人」を寄稿している。「幻想郷で推理小説をやったらどうなるの?」というテーマで書かれた本作は、pdfにして144ページの長編を一気呵成に読ませる好作である。
(八白氏の創作者としての本来のフィールドは小説であり、本作の他にpixivにおいてオリジナル小説も公開している[pixivリンク])
VOCALOID曲制作ユニット「人工モノクローム」のリーダー 作詞・動画作成担当として活動している。副リーダー 作曲・編曲担当は小学校時代からの友人でっち氏である。
作詞のスピードは非常に速く「オリジナル曲だと平均2時間ほど、東方アレンジだともう少しかかる。でも以前に依頼された3曲を、頼まれた日にすべて仕上げて渡したこともある」と豪語している。動画投稿の日付による傍証として、2009年1月10日に初作を投稿してから2009年5月16日までの4ヶ月で16曲、週に平均1曲というハイペースを達成している。以降はややペースを落としているが「三日後に死ぬ僕から」「世界の終わりと、愛を告げる、ウタ」に代表される良作を創り続けている。
2010年10月
ここでは、人工モノクロームの作品の中で、特に評価が高いものを紹介する。
初音ミクAppend初作 |
ProjectDIVA-AC楽曲募集2 参加曲 |
上記の創作者としての活動の他に、ゲーム実況および谷川俊太郎作の詩の朗読を動画投稿している。詳細な解説を加えたいところではあるが、大百科記事に許される良識の範疇を逸脱することから、各々が視聴の上、感想を本人あてに伝えることを推奨する。
どうかしている |
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最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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