地元八戸の鮮魚や珍味等を扱う店舗群を中心に、食品に関する店舗や施設を幅広く設けた郊外型食品市場。
1980年にオープンし、水産品のみならず青果や精肉、菓子類に一般食品まで扱う全国的にも珍しい形態の市場として注目された。
オープン後は一般客の来客が増え、リニューアルや新施設のオープンが行われ発展していった。2010年度には340万人の客数を記録している。2011年の東日本大震災の影響で一時的に客数が落ち込むが同年4月にはほぼ回復している。
イベントにも力を入れており、年間様々なイベントが行われている他、B-1グランプリの開催地にもなっている。
建物の中に約60の店舗が営業している。市場の開かれている「市場練」と、飲食店が開かれている「味横丁」と「厨スタジアム」に分かれており、建物は2階建て。
中心となるのは鮮魚店と乾燥珍味の店で、合わせて25以上の店舗数を誇る。なので建物内は大体魚の匂いがする。市場は大体そう言う物。
菓子等を扱う店舗ではお土産の取り扱いも多く、八食センターの中で色々な買い物を楽しめる。
大小様々な飲食店も営業しており、新鮮な海鮮を活かした料理や地元料理などを堪能出来る。
七輪が設置された広場「七厘村」では買った魚介類や肉類をその場で炭火焼きで食べられ、七厘村で楽しむ為のセット商品を用意している店舗も。
その他、多様な用途で利用出来る催事ホールを備えており、有料で貸し出しを行っている。
食品以外では1996年に八食パワータウン(八戸パワーズ)として施設周辺の整備と書店やホームセンターと言った店舗の出店が行われ、一体の買い物エリアが構成されている。
2002年より、東北新幹線の八戸延伸に合わせて八戸駅と八食センターを運賃100円で結ぶ「八食100円バス」の運行が始まると好評を博し、観光客の増加に貢献している。
東口3から入店すると、~八戸の海に住む生きものたち~と銘打った「八戸水槽」なる水槽が出迎える。八戸近海に生息している生き物が展示されており、「ナメタガレイ」や「マダイ」などの魚に「キタムラサキウニ」など大小様々な生物の姿が見られる。季節によって種類の入れ替えが行われ、常時10種類以上の生き物を眺める事が出来る。
店内でまず目を引く鮮魚店では、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が一面に所狭しとひしめき合っている。前述の「七厘村」の他、温かいご飯に好きに選んだ具をのっける青森名物「のっけ丼」を提供している店舗もあり、様々な形で新鮮な海鮮を味わう事が出来る。
乾燥珍味の品揃えも同じく豊富で、イカの水揚げ量日本一を記録した八戸と言うだけありイカの乾物が多く見られる。勿論それだけでなく、煮干しやホタテなどの様々な青森産の食べ物が揃っている他、珍しい珍味を扱っている店舗も。
お菓子や酒の品揃えも充実しており、青森土産を選ぶのに困る事はほぼ無いだろう。
グルメ系のイベントだけではなく料理教室やフリーマーケットも八食センターで開かれており、毎年夏には向かいにある空き地で八食サマーフリーライブというロックフェスが開催されたり(無料で見ることができる)など地元住民と観光客の両方に開かれた施設として賑わっている。
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最終更新:2024/04/20(土) 02:00
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