『其ノ提督、電ニナル』とは、「風太郎」氏によるMMD艦これのシリーズである。
オ前ノ望ム世界、作ッテ見ルカ・・・?
とある鎮守府にて。
既に夕刻となっていたが、提督は未だ終わりの見えぬ業務に忙殺されていた。
「はああぁ~、ウゼぇ。」
秘書艦の小言を聞き流し、執務室を抜け出して煙草を買いに出かけたその帰路で彼は交通事故にあい、意識不明の重体となる。
夢か現か、謎の空間に迷い込んだ提督は、提督自身を名乗る黒衣の男と遭遇する。
「望みをかなえるため、お前が電になれ」と提案する男。
彼の指示に従った提督の意識は、何と電の身体を乗っ取ることに成功してしまう。
果たして電となった彼は何を望み、何を為すのか。
…お前の本当の望みがかなうことを切に願うよ。
提督 冷酷・怠慢・我儘の三拍子
この物語の主人公。鎮守府の提督であるが責任感に欠け、日頃から業務の多くを秘書艦である大淀に押し付けていた。だが、とある大規模作戦にて大きな被害を出したことから大淀の態度が硬化し、それまで押し付けていた業務をすべてやらされる羽目になる。本来なら当然のことであるが、「艦娘はただの兵器であり、人間の言うことに黙って従っていればよい」という信条を持つ彼にとっては耐え難い屈辱であった。長らく鬱屈した日々を送っていたが、もう一人の自分と出会い電の肉体を得たことを契機に、鎮守府内での暗躍を開始する。喫煙者であり、よく煙草を吸っている。
黒衣の男(提督?)
交通事故で意識不明となった提督が謎の空間で出会った、彼自身を名乗る男。本人曰く、提督の望みを叶えるために現れたとのことだが、謎の部分が多い。提督が電となった後も彼の傍におり、あれこれとアドバイスをする。
電 信頼される鎮守府の初期艦
第一話にて提督に身体を乗っ取られた、ある意味真の主人公ともいえる艦娘。中身が提督であるため腹黒いキャラになっているが、本来の彼女自身の性格は原作のイメージに準じたものになっている。提督は他の艦娘たちの前では電を演じているが、中には微妙な違和感を感じ取っている勘の良い者もいるようで…
提督の憑依により魂が変質してしまったため身体的にも一部変化が生じており、艦娘でありながら男性のシンボルが付属してしまっている(笑)。
大淀 秘書艦にして軍部直属の軽巡
鎮守府の運営の監視、調査等のため、大本営から送られてきた艦娘。鎮守府の秘書艦を務めている。口うるさく小言を言うため提督から嫌われているが、彼女自身に悪意はなく、偏に提督のためを思ってのことである。真面目な性格だが電のことは可愛がっており、彼女に対しては甘いようだ。
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最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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