「内山まもる」とは、「かたおか徹治」「居村眞二」らと並ぶ小学生向け雑誌でのウルトラシリーズのコミカライズに定評のある漫画家である。
アンドロメダ星雲支部長のメロスとファイタスの兄弟や、宇宙大魔王ジャッカルの生みの親。
当初、私がウルトラ兄弟を殺しすぎていたので円谷プロから怒られたことはありましたね。
…でもメロスの登場は私のオリジナル作なんです。
中学を卒業した際に、自作の漫画を姉がタツノコプロの社員募集に出して合格してアニメ部門に配属されたが、漫画部門に所属していた九里一平の臨時アシスタントとして漫画を描くようになった。その後、タツノコプロ在籍中に、雑誌「希望の友」にて「チェ・ゲバラ」で漫画家デビューした。
※内山まもる的には、漫画家デビュー作はその後に小学館に連載した「ジャンボーグA」との事。
小学館よりウルトラシリーズのコミカライズの仕事を引き受けたのを機にタツノコプロを退職し、20歳で漫画家として独立した。
小学館の小学生向け雑誌でウルトラシリーズのコミカライズを担当した後、「コロコロコミック」にてオリジナルストーリーを描いた「ザ・ウルトラマン」を担当して、アンドロ警備隊ではない方のオリジナルキャラ「メロス」やその弟ファイタス、ウルトラダイナマイトの恐ろしさを伝えたエルフ、そして大魔王ジャッカルといった魅力的なオリジナルキャラクターを次々と登場させて人気を博した。
また、ウルトラシリーズにおいて他にメロスの名を持つ戦士はアンドロメロスが存在するが、内山氏もそのコミック作品を手掛けておりそのタイトルは「ウルトラ戦士 銀河大戦争」である。
1976年からは、ウルトラシリーズのコミカライズの仕事が一区切りついたのと人間を描きたいと言う思いから、コロコロコミックにて自身の代表作のひとつである小学生がプロ野球選手と相対する野球漫画「リトル巨人くん」を連載した。
2007年に再びウルトラシリーズのコミカライズを「てれびくん」で行った他、80年代から青年誌をメインの活動の場として作家の高橋三千綱と組んで「ゴルファー」等を連載していたが、2011年12月1日に62歳で生涯を閉じた。
遺作は、週刊大衆に連載していた「元祖江戸前 寿し屋與兵衛」214話。
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最終更新:2023/03/28(火) 21:00
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