内村賢介とは (ウチムラケンスケとは) [単語記事]

内村賢介（うちむらけんすけ、1986年 3月17日-）とは、東京都出身の元プロ野球選手（内野手）である。

概要

OB
内村賢介
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都大田区
生年月日	1986年 3月17日
身長体重	163 cm 65kg
選手情報
投球･打撃	右投両打
守備位置	二塁手
プロ入り	2007年育成ドラフト1巡目
経歴
山梨学院大学附属高等学校 JFE西日本石川ミリオンスターズ東北楽天ゴールデンイーグルス(2008年-2012年 6月) 横浜DeNAベイスターズ(2012年 6月-2016年)
プロ野球選手テンプレート

愛称は「うっちー」・「チョロQ」・「鋼」など

2007年のドラフトで育成選手として入団。のちの7月下旬に支配下登録され、その際の背番号は98だったが、2008年オフ、初の契約更改で新・背番号0へ変更・発表された。

2008年シーズン途中からスタメンで起用され、普段セカンドを守る高須洋介を控えに回すほどの活躍を見せた。

2009年 4月16日の千葉ロッテマリーンズ戦でプロ入り初めてレフトの守備に就いた。4月度JA全農Go・Go賞（テーマは好走塁）を受賞した。受賞理由はここをクリック。

2011年は骨折もあり開幕一軍スタートとはならなかったが岩村明憲の絶不調を受けて昇格。その後、高須洋介の定位置であったセカンドのレギュラーに定着した（この背景には岩村の不調があり、それに伴い高須がやむなくサードコンバートされたという事情がある）。
そして9月24日の対福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初本塁打をランニングホームランで達成。これは坪井智哉、水田圭介などの選手が記録している（内村を含め過去5人）。
シーズン終了時にはパリーグ5位となる31盗塁を残し、同じくリーグ 2位の盗塁数を誇った聖澤諒と共に俊足コンビとして活躍した。

2012年は背番号を「0」から「6」へと変更。レギュラーとしての活躍が期待されたが、打撃不振で二塁のスタメンを銀次に譲ることが多くなり、6月24日、藤田一也とのトレードで横浜DeNAベイスターズへ移籍。背番号は藤田のつけていた「23」になった。
移籍当初は同じセカンドの石川雄洋が好調だったこともあり途中出場がメインだったが、7月17日に石川が骨折で抹消されると次の試合から代役で2番セカンドで出場しそのまま定着、1番を任されることもあった。8月7日の東京ヤクルスワローズト戦では4安打4打点などの活躍もあり、8月末に石川が一時復帰したときには石川がライトにまわることになった。そのまま最終戦までセカンドでレギュラーを守り、打率は.238で終わったが18打点、21犠打、リーグ4位の18盗塁を記録し、チームに貢献した。本人も横浜に来てからどうかという質問に対し「非常に充実している」と答えた。

2013年は打撃不振に陥り、懲罰降格から戻ってきた石川、さらに山崎憲晴がスタメンに定着し、代走要員となった。

2014年はわずか4試合の出場に終わった。

2015年は主に代走・守備要員で28試合に出場。9月1日の中日ドラゴンズ戦で通算100 盗塁を達成。

2016年は一軍出場がないまま、オフに戦力外通告を受けた。

2017年からはクラブチームに所属しながら正社員として働いている。

プロ野球選手にしては超小柄（身長 163 cm　これも公称の数値である）。これは現時点で12球団中最も背の低い選手となる。そのため、元チームメイトである高身長のフェルナンド・セギノールや宮出隆自と並ぶとかなりの身長差になる（ちなみにセギノールの身長194cm、宮出の身長192cm）。
非常に足が速く、守備、バントも上手い。
ニコ生の試合中継では身長の低さから「小学生」と言われ、ロリにまつわる様々なコメが添えられる（もちろん愛されコメである）。
彼の打席では出塁を「登校」、進塁を「進学」、アウト時には「登校拒否」、更には盗塁や内野安打を「駆け抜けろ通学路」と例える訓練されたコメントを見ることができるだろう。
なおこれらの表現は2chでは嫌われており、知らずに実況スレなどで使用すると袋叩きに遭うので注意。