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円環少女単語

サークリットガール

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ここは《地獄》――、全ての奇跡燃え尽きる場所

円環少女とは、長谷敏司作のライトノベルである。全13巻。イラストは「鋼殻のレギオス」などの深遊。

概要

2005年から2011年までスニーカー文庫から刊行されていた現代異バトルものの作品で、よく使われているキャッチは「灼熱のウィザーズバトル」。特にメディアミックスがされたことはいが、最終13巻の発売時が集計に入っていた「このライトノベルがすごい!2012年度」では作品別4位の記録を叩きだした。

著者の長谷敏司は元々本格的なSFの書き手であり、その出自からか練りに練られた緻密な設定と世界観が特徴のひとつ。しかし物語としてこだわったために"物語を壊す"として説明しきれなかった背景がかなりあり、最終巻が出た後ブログで行われた質疑応答では作中でられなかった重要な事実や設定群が飛び出すことになった。

もうひとつの大きな特徴として、この作品に登場するモブ一般人は全て「魔法消去」というの持ちである。これは者が五感で感覚した魔法を破壊するというものであり、しかも本人は破壊した魔法を見ることが出来ない。そのため魔法使い一般人を恐れ、一般人魔法を知らないし見ることもできないという、異バトルものではかなり変わりな世界観となっている。

あと、登場人物には変態が多い。かの常識はほかのかにとっては異常、とばかりに異世界人という根本から文化が異なる人々が交流するためだが、とてもそんな言葉では言い表せないくらいに多い。

2018年11月、約7年の時を飛び越え、記念誌ザ・スニーカーLEGENDにてパラレル短編としてまさかの復活。ロジカルな設定と変態三昧は健在どころかレベルアップし、BEATLESSアニメ化で名を知らしめた長谷せんせの筆を束の間だが楽しめる。

作中用語・設定

魔法世界と魔法

中世界は三千大千世界とも呼ばれており、三千の異世界がそれぞれ行して存在しており、そしてその三千の異世界全てが、それぞれひとつの魔法を持つ魔法世界である。魔法世界には必ず自然秩序の一部に歪みがあり、その歪みを《》が修正・調整し続けることで運行している。そして、それぞれの秩序の歪みをとっかかり(魔とも表現される)にし、自然を操る技術を魔法と呼ぶ

魔法世界に生まれた者はその魔法世界に属する魔法を持って生まれてくる(魔法使いの体もその魔法世界の有する歪みを持って生まれてくるため)。このため魔法使いの使える魔法大系は自身の生まれた世界に属するひとつのみで、複数の大系を使うことは出来ない。魔法世界にとって魔法とはからの祝福であり、アイデンティティでもある。文明の発展にも欠かせないものであり、基本的に魔法世界魔法の腕は他の要素が度外視されるほどの最優先事項である。

魔法には大別して《魔《索引の二種が存在する。《魔魔法は上記で説明している典的な魔法で、自然秩序の歪みを《魔》として観測し、その《魔》を操作することによって奇跡を起こす魔法である。非常にわかりやすい「魔法」であり、落津波などの自然を意図的に起こしたりするものが多い。もうひとつの《索引魔法は万物が存在できる根拠であるイデア(=索引)を引くことによって、その索引に対応した事を召喚する魔法である。この索引がどんなものであるかが大系によって違い、索引さえ引ければ対応関係にあるモノを限に呼び出すことができる。

どの大系の魔法でも、極めればある程度何でもできるようになるとされており、過程・ロジック・特性は異なるが同じ結果を引き起こすような大系間で共通した魔法は数多い。不死魔法、転移魔法など様々だが、中でも《魔》、《索引》に関わらず存在する魔法「化身(アバター)」である。魔法使いにとっては、「自分自身が存在する」ことすら「んだ自然秩序に基づく現である。このため、魔法で自分自身を作り出そうとしても、その歪みのためオリジナルとは違う部分が出てくる。これを利用するのが各大系に存在する魔法・化身であり、高位魔導師は大抵これを会得している。円環大系の魔法的転移は化身の応用だったりと、各技術に生する極めて応用性の高い魔法であることも多い。

魔力型魔法大系一覧
  • 円環大系:周期運動するものを魔とする
  • 相似大系:形などが「似ている」ことを魔とする
  • 因果大系:物事の因果大系を魔とする
  • 全大系:術者のイメージを魔とする
  • 混沌大系:事物の関係性を魔とする
  • 精霊大系:自分自身というが曖昧(万物を魔とする)
  • 錬金大系:物と物の界を魔とする

索引型魔法大系一覧
  • 音大系:音(聴覚)を索引とする
  • 再演大系:術者の動作・仕を索引とする
  • 大系:触覚・痛覚(体性感覚)を索引とする
  • 賢猟大系:匂い・味(嗅覚・味覚)を索引とする
  • 名大系:術者のイメージを索引とする
  • 盟大系:言葉と言葉の間にある行間や文脈を索引とする

《地獄》と《悪鬼》と魔法消去

三千大千世界の中、一《》と《魔法》を持たない世界々の言う地球、通称地獄である。《地獄》はそれ以外の全ての魔法世界が持つ《》と自然秩序の歪みを持たないが、それ故に璧にバランスの取れた自然秩序を有しており、魔法実験に最適な場所である。そのため、魔法世界にとっては非常に重要な政治的な拠点となっている。

しかし、《地獄》の住民には魔法の代わりに魔法消去」というが備わっている。魔法消去はその者が観測した魔法を破壊するで、破壊された魔法魔法使いから見れば《魔炎》というオレンジの炎のようなを発したのち消滅する。また、者は自身で破壊した魔法、魔炎を観測できない。そのため《地獄》の住民は近くで魔法が発生しても知らないうちに破壊してしまい、そして奇跡と《》にされ、それに誇りを持つ魔法使いたちは、魔法問答用で燃やしてしまう魔法消去を心から恐怖し、それを行う魔法消去者を《悪(デーモン)》と蔑み、その《悪》の住まう世界を《地獄》と呼ぶのである。

その悪名や否や、魔法世界では言うことを聞かない子供に「悪が来るぞ」と脅し文句になるほどであり、悪皆殺しを企んだとある魔法使い英雄だと讃えられた。しかしながら、正確には《地獄》にも魔法はあり、魔にも索引にも分類されないいくつかの地獄特有魔法(カオティック・ファクター)》を有する。《地獄》は、一複数の魔法が存在する世界でもあるのである。

本作の中でも際立って特徴的な設定が魔法消去である。魔法使いたちの戦場でありながら、その戦場に暮らす人々が魔法という非日常を知りえない、そして異者が一般人を過剰に差別する、他のローファンタジーでもよくある設定に強い説得を持たせている。

魔導師公館と刻印魔導師

地獄国家のひとつ、日本魔法使いとの窓口として機する機関、それが魔導師、通称館(ロッジ)》である。一応の所属としては文部科学省文化庁。しかしもちろん非公式魔法使い関係の事を一手に引き受ける部署で、治外法権的なを有する一方、扱うものが「魔法」などというものであることから他の組織には煙たがられている。汚れ仕事然と行い、日本に来ながらその法に従わない犯罪魔導師が出現した際は、定員12名からなる実戦要員、魔法使いたちから《鏖殺戦スローター・デーモン)》と恐れられる専任係官が排除に動く。表向きの当代の専任係官は《沈黙》武原仁、《魔獣使い》瑞希、《破壊》八咬志郎、《火》東郷永、《茨オルガ・ゼーマンの五名。いずれも高位魔導師以上の戦闘力を持つ。

日本には魔法使いにとってもうひとつ役割があり、それは各魔法世界における重罪人の流刑地であることである。《地獄》送りは魔法世界の法における極刑であり、そうして《地獄》に流されてきた魔法使い「刻印魔導師と呼ばれ、魔導師館に管理されながら、日本なす犯罪魔導師たちを狩るための走狗となる。定員は600名。一応館の定める敵を人倒すことで解放される「人討伐」という制度があるが、特殊な例外を除き、正規の手順でそれを達成した者は皆無である。また、一口に刻印魔導師と言っても様々な者がおり、専任係官と行動を共にし敵対魔導師と戦う者、精異常をきたして施設に収容される者、中には日本人として家族を持ち土地に根付く者もいる。

魔導師公館を取り巻く勢力

本作には主人公の属する《魔導師館》の他にも、多くの魔法に関わる組織が登場する。

《協会》魔法世界最大の規模を誇る組織で、それぞれの魔法世界・大系単位三千大千世界のうち千の魔法世界が所属する。《地獄》においては日本が活動拠点となっており、魔導師館が日本政府窓口として交渉などを行うのもこの《協会》相手である。立場上相互協の関係にあり、作中でもよく手を組むが、安から続くと言われる両者の信頼関係はゼロに近いものである。《協会》の属する世界魔法使いの中でもその頂点を示すものとして《三十六宮》という三十六の世界と、その世界で頂点に立つ三十六人の魔法使いが存在する。ただし《三十六宮》には面子を重視し、後述のように《協会》から離反した音大系や混沌大系が今でも名を連ねる。

《協会》とは異なる、もうひとつの大きな組織としては《連合》が存在する。《連合》はヨーロッパ圏で活動する魔法使いの集団で、《協会》と同じく多くの魔法世界の寄り合いから成る。元は《協会》から離反した魔法世界が集まってできたものであり、このトップである混沌大系は《協会》の《三十六宮》に未だ据えられている世界である。再演大系に深い恨を持つ。

もうひとつ、作中に深く関わってくる魔法組織が騎士団」である。千の魔法世界の《協会》に対し、騎士団は音大系ひとつのみで構成される。音大系は一《地獄》や《悪》を蔑視しない世界であり、《地獄》を《約束の地》と呼ぶ。《協会》最大の敵であり、騎士団がアメリカを拠点にしていることから《協会》圏魔導師英語を蔑とするほど。騎士団はある的を持って《地獄》で活動しており、たびたび日本魔導師館とぶつかる。

上記の大規模組織とは異なるが、物語を引っ掻き回す存在として暗躍するのがワイズマン警備調会社」である。魔法使いの集団としては極めて異端な「営利組織」であり、銭を的として魔法を用いる。しかし「のために魔法で何でもやる」組織であるため、武器兵器の販売や私兵団の所有、戦争の誘引など汚れ仕事仕事が多いほぼ犯罪会社でもある。

その他の用語

武蔵野迷宮

中日本の東京地下に広がる巨大かつ広大トンネル太平洋戦争時に地下壕を魔法使いたちの手で拡して造られた地下間であり、地図の作成が不可能なほど不可能かつ、その全貌を知る者がいないほど広い。
深層には日本帰化したが忘れられた魔法使いたちの町が存在し、「もうひとつの日本」と例えられる。

神人遺物

本作に登場する中でも重かつ強な魔具、アーティファクト。二千年以上前に姿を消した幻の魔法大系である《人》が遺したモノ。《賢者の石》と呼ばれる物質を加工して作られる。一部の物には魔法が封入されており、それらはいくら消費しても失われない。魔法消去を受けても同様。そして、そのどれもが総じて異常耐久性を持ち、破壊不能とさえ言われるほど。各魔法世界を繋ぐ《門》が代表例。また、武器の形をした人遺物はの形のものが多い。

幻影城
作中に登場する中では最大級の質量を持つ人遺物。再演大系の魔法使いのためにあるで、内部は全てが水晶で出来た、ありとあらゆる状況を「再演」する舞台装置。索引魔法大系にとって重要な遺物であり、音大系では《降臨》に必要として、作中で何度か戦場になる。


物語中盤で、仁が入手する人遺物。見たは長さ60cmほどの鉄棒だが、魔法消去を行うと鉄棒の形になるように設定されていた形成魔法が解除され、元の《》としての姿を現す。その際は1m近い長さの長に変化。重量は3kgと重く、重さ・鋭さ・強固さでちょっとした金属なら軽々とり裂く代物。身を現している最中は魔法使いからは常に魔炎を噴き上げる炎の剣に見える。

《門》
中世界で最も代表的、かつ重要な人遺物。物語中では中盤にひとつのみだが実物が登場する。
通常の手段では行き来することができない、魔法世界間を繋いで往来が可になる世界間移動にはそれが可な転移魔法が必要になるのだが、それをでも使えるようにしたもの。
替えが利くものではないので、これがある場所は重要な拠点となる。

登場人物

主人公

武原仁
主人公。24歳。魔導師館が抱える専任係官のひとり。
専任係官としての二つ名「沈黙(サイレンス)」メイゼルの担当の係官であり、小学校に通うメイゼルのサポートして、ニセ教師としてメイゼルのクラスの副担任を務めている。
専任係官として数多の魔法使い弾をぶち込んできた優れた戦士的のために他者を排する非情さと情の厚さを併せ持ち、幼い頃から弱きを救うヒーローに憧れ、血で汚れた今もそんな夢を捨てきれないという一面を持つ。
長く心を殺す戦いを続けて来たためにそれが自身のアイデンティティと化している部分があり、平和を選べる、もしくは傍観者でいられる場面になってもそれを選べない。また、ヒーローに憧れるような臭さと、冷に敵を処理する現実義の二面性が、要所要所で行動と言動が異なるなどのギャップとなって表れる(良く言えば現実に生きる者としての妥協でもあるが)。
そのため至る所で苦しい選択を迫られ、苦渋の末に選んでは非難・罵倒され、都度後悔する。様々なものを諦めてきたゆえの現実義と、心で燻る理想とで揺れる中意地をり続けてる男だが、その半端さゆえに作中ではダメ男・ダメな大人代表としての扱いが強い。盟大系秩序からロリコン認定を食らったことがある。
メイゼルに自身の希望を託しており、そのためメイゼルに対し過保護気味で、彼女の掲げる人討伐の夢にも内心では「人殺しになってほしくない」として快く思っていない。彼女を守ることが最優先事項となっているほどであり、物語中盤では彼女の命と引き換えにとあるものを失ってしまう。お互い大切に想い合っているが、感情の種類が違うためにお互いのが噛み合わない不毛な関係でもある。
《悪》であるため使用魔術はなし。しかし仁は魔法消去を意図的に止めることができるなる悪トゥルー・デーモン)》である。このため魔法使いのフリをすることで魔法使いに対して《悪》であることを隠して行動することができ、また最も効率よく魔法を破壊できるタイミング魔法消去することも可。そして、本人は魔法消去に頼らずとも武術銃火器エキスパートであり、特に銃火器については《沈黙》の代名詞。魔法消去を防御魔法を攻撃魔法と見立てて魔法戦闘の基礎としている。最も得意とするのは狙撃であり、発音より速く訪れる狙撃弾から「沈黙」の名が付いた。・東郷に師事したため剣術にも優れており、後半では以上に人遺物の《》を使った兵戦で活躍した。実としては高位魔導師と互以上に戦え、高位相手でも自次第ではあるが戦いにはなる。魔法戦闘に対する理解が深く、他の変態魔法使いたちほどった個性を持たないためか、集団戦ではを務めることも多い。
外伝「運命のレール」では高校生の《館》見習い武官。本編より平和世界観かつ、若いため大幅にレベルダウンしてるが、ロリコンとしてはむしろ本編より大幅にパワーアップしている。
メイゼル
ヒロイン12歳小学生だが円環大系高位魔導師にして刻印魔導師
当代最年少の刻印魔導師で、本名はメイゼル・アリューシャ。幼いながらも魔法使いとしての誇りに溢れた少女で、人討伐を果たして円環世界に帰還することを標とする。館の意向で小学校に通っているが、館側の本音は刻印魔導師とはいえ小さい女の子を死なせては士気に関わるという理由での偽善だったりする。
魔法使いとしての持が強いが、基本的には歳相応におませな女の子。しかし、宣名大系で定義できるレベルの嗜虐嗜好者であり(要はのお付きのドS)、また齢12にしてどんな魔法大系でも高位技術に入る《化身》を使いこなす天才であり、非常が頭が回るという意味で子供らしくない。当初は魔法使いらしく地獄を怖がっていたが、次第に地獄人間も自分たちと何ら変わりないと受け入れ、例外的に《悪》に友好的な魔法使いとなった。
仁とは立場だけ見れば担当の専任係官と刻印魔導師、もしくは先生と生徒という関係だが、メイゼル自身は一途に「せんせ」と呼んで慕っている。が、やはり年齢と嗜虐嗜好が問題であり、何か言うたびに仁を社会的に殺しようとする困った子である。
刻印魔導師であるため罪人のはずだが、あまり故郷についてらない。彼女は何故《地獄》に落ちたのか、そしてその時円環世界で何があったのか。それを彼女が明かす時、《地獄》の戦いに変化の兆しが生じるのであった。
使用魔術は円環大系。周期運動するものを《魔》として操る魔法で、電子を集めて人工を創りだして放ったり、電磁を利用しての高機動を実現し、火力において最強と言われる。典的な魔魔法。《化身》は術者と全く同じ分身を創り出す《破滅の化身》だが、傷ひとつ負うだけで存在が消滅するなど、火力に反例するように防御は。しかしメイゼルの場合は仁とコンビを組んだ戦いが多く、仁が魔法消去による防御とブレインメイゼルが円環大系による攻撃と機動を担当する戦法を得意とし、お互いの得意分野が上手く噛み合わせて弱点をしている。また、メイゼルは母親からとある魔法を教えてもらっており、円環大系でも彼女にしか使えないその魔法が終盤では重要な位置を占めるようになる。
外伝「運命のレール」では《三十六宮》宮第四位、円環大系世界から《地獄》へ来た特使。18歳ドSというよりはわかりやすいタカビーと化しているが、人を人として見る彼女らしい実さは健在。
倉本きずな
もうひとりのヒロイン17歳。遺失したとされていた魔法大系、再演大系の使い手。
当初はと二人で暮らし、日常愛しほんの少しだけ魔法にあこがれるごく普通高校生少女だったが、ある日ひょんなことから自身が魔法を使えることに気付き、そしてその魔法を燃やされたことで日常を失いはじめる。
血気盛んな作中人物たちの中においてびっくりするほど平和な性格。非常に温厚でマイペースだが、温かく心優しい少女。仁たちが戦ってばっかな中、「生活をきちんとするべき」と説教することも。魔法に関わったことで十崎もしくは武原に居するような状態になるが、事など一手に引き受け、仁たちの癒やしとなった。中盤までは。
物語の最重要人物であり、その重要性が価を発揮しだすのは物語の後半から。失われたはずの魔法が使える、一の再演魔導師。そして、自分自身さえ知らない、自分についてまわる「最後の魔法使い」という言葉。彼女わる真実は、あまりに過酷で凄絶なものである。
使用魔術再演大系。種別は索引で、人体の動作、仕が索引行為にあたる。《地獄》においては弥勒菩薩モデルとなった魔法。ほぼ間違いなく、本作に登場するびっくりチート魔法の中でもチートオブチート、三千大千世界における最強魔法である。と言っても、特殊な魔法である再演大系ができることはたった二つ。過去に干渉する」「人間の体を操る」これだけである。しかし、射程や制限がほとんど存在しないため、どんな魔法使いでも操ることができ、過去魔法を投射することで未来を変えることすらできるとんでもない魔法である。そしてとある事情のため、きずなは再演魔導師という括りの中でもさらにチートな性を有していたりする。弱点としては、一度に操り切れない大人数による飽和攻撃が挙げられるが、状況や実次第でいくらでも
できることは先述の二つのみだが、「それが可な」魔法使い魔法を使わせることで何でもできるんだ万性を備え、本来難しいはずの「人体の直接干渉」や「他の大系の秩序への干渉」を容易に行う。そして"人を救う秩序"と称して精性を度外視した"より多数の人命"の尊重のみを人類の絶対幸福とする法則を持つ。
外伝「運命のレール」では10歳の小学四年生。既に再演大系に覚めており、《館》の保護・監視対となっている。ロリではなくなったメイゼルの代わりにヒロインレース筆頭に躍り出た。天使

魔導師公館とその関係者

十崎香(とざき きょうか)
魔導師事務日本政府における魔導師関係事案の最高責任者。
仁とは幼馴染であり、「ちゃん」「仁ちゃん」とプライベートでは呼び合う関係で、同士も親友という家族ぐるみの付き合い。それ故お互いの信頼は強い。
しかし、非常に苦しい魔導師館を率いる女傑だけあって、非常に冷館と日本のためならば、幼馴染の仁にさえ死刑宣告と同等の命を与えることも少なくなく、彼女の言葉で数多の魔法使い地獄で最期を迎えた。
館では事務官だが、に帰ると凄まじくだらしなく、いつも浸りになって事を仁やきずなに任せっぱなしにしている。また面倒事は仁に投げる。そして冷な反面、メイゼルを小学校に通わせるなどの偽善彼女とまともにを合わせられなかったりする人間らしさも持つが、それを押し殺してになれる部分が彼女の怖さである。
使用魔術は悪のためなし。戦闘要員ではなく、あくまで館のトップとして専任係官に命を与える。しかしながら権謀術策はかなりのものであり、彼女悪意で様々な人物が人生を狂わされている。
瑞希かんなぎ みずき
館の抱える専任係官のひとり。地獄特有魔法魔獣使い(アモン)》魔法使い
17歳の現役女子高生。代々館の専任係官として魔法使い狩り続けてきた名門・の当。刻印魔導師を使い捨ての「式」として底的に「使役」する。今の専任係官の中で最も魔法使いを殺した数が多い撃墜王である。
専任係官・もしくは和当としては非常に優秀なクール美少女だが、割と周囲が絶句するレベルバカであり、プライベートではダメ人間で本人もそれを多少自覚している。また、割と私情でモノを言う一面もある。
きずなとは高校クラスメイトであり、きずなにとっては魔法使いであることを分かち合える初めての友達瑞希の方も、マイトリー(友達の意。再演大系がモデルである弥勒菩薩マイトレーヤをかけた言い回し)として大切に思っている。かなりガチに見えるレベルでである。
使用魔術魔獣使い(アモン)》地獄特有魔法のひとつ。「万物は《気》からなる」という前提から、周囲に満ちる《気》を使って自然物を自在に作り出す万魔法。作り出したモノは非常に魔法消去に弱いが、植物、溶岩、などの自然などの動物までも、自然に存在する物であればほぼ制限に、一で作り出すことができる。弱点は自然物しか作り出せないことそのものであり、他の大系に存在する攻撃魔術べると火力が足りない、が、代わりに防御と再生を合わせた継戦、そして即座に何でも作れるという汎用性は弱点を補って余りある。
八咬志郎(やがみ せいしろう)
館の抱える専任係官のひとり。地獄特有魔法《破壊(アバドン)》魔法使い
非常にチャラい格好をした青年で、イケメンだがキザすぎるのが玉に瑕。たちの悪さに定評のある《破壊》のを抑えるため、悪看護師秘書の二人の女性を連れ立って行動している。また、そのたちの悪さが起因してあまり事務官による招集を受けない。
館の中でさえ彼を苦手とする者は多く、専任係官たちとも折り合いが悪い。しかし仁とは私ともに相性がよく、親友として付き合いを続けており、また仁とは二人して東郷に師事した関係でもあり、東郷のことを先生と呼ぶ。
使用魔術《破壊(アバドン)》地獄特有魔法のひとつであり、魔法消去の悪以上に忌避される、《協会》最大の忌み子。魔法消去に似た性質を持った魔法であり、《破壊》は観測した対文字通り「破壊」する。《破壊》の術者が相手のを見ればを焼き、を聞けば喉を潰す。その際、消去された魔法が魔炎をあげるように、い炎と共に対物は崩れていく。魔法消去と同じくオンオフが効かず、放っておけば自身の身体ごと近づくもの全て滅ぼす非常に危険な魔法で、生きていくために魔法消去が必要。また、八咬自身は素手格闘の達人であり、《破壊》を発動しながらのインファイトを得意戦法とする。
外伝「運命のレール」では《館》見習い武官として仁の相方をやっている、「八咬琴」という女子高生として登場。何やっているんですかせんせ。自らを傷つける《破壊》の魔法魔法消去してもらうためとはいえ、仁にSNSエロ自撮りを撮っては送る痴女
東郷永(とうごう ながみつ)
館の抱える専任係官のひとり。専任係官では仁ともうひとりの悪であり、二つ名火(ウィスプ)」
若者が多い専任係官の中では(登場済みでは)最年長の40歳前後の盲目男性で、専任係官として19年のキャリアを持つ古強者。非常に堅物な性格だが、それ故に義と情に厚い。また、男らしい快さと冷静沈着さを併せ持っており、これらの人徳から魔法使い自然に集まり「火衆」という優秀な魔導師集団を構築している(雰囲気は極のようなもの)。
和服茶筅のような髪型、上記のような性格もあり佇まいは全に現代人を逸脱しており、「生まれてくる時代を間違えている」と言われるほどの武人。仁と八咬の武術の師であり、ここでも「先生」と慕われている。
使用魔術は悪であるためし。盲目であるため他の感覚器で魔法を観測して破壊する魔法消去者であり、《なる悪》である仁のように全なオンオフはできないが、観測の度合いを調整することによって消去の強弱を付ける擬似的なオンオフを身に付けている。しかし、彼の最大の武器は「」と言われるほどの剣術。相手に魔法を使わせず即するほどであり、ほぼ確実に魔法しならこの世界最強の男。
オルガ・ゼーマン
館の抱える専任係官のひとり。大系高位魔導師「茨
世界から地獄へ訪れた巡礼者であり、その中でも苦難が多いとして専任係官をやっている魔法使いの変わり種。おっとりとした仕が似合う貴婦人だが、地球肥溜め地球人を喋るウ○コ呼ばわりしている(ただし一般的な魔法使いから見れば彼女のこの感性はもの凄く懐の大きい立な人)。
使用魔法の関係もあるが、どう見ても度を逸脱したマゾヒストであり、地獄巡礼と専任係官の理由である「苦行を積んで自らの罪を洗い流したい」という職らしい願いも「単にドMだからじゃね?」というにしか思えない。また、物語が進む度にこう・・・末期度が上がっていくどうしようもないひと。アニメ化できない原因の塊。
館の抱える嘱託科学者、現代魔法学の研究者溝呂木京也の助手でもあり、彼の開発する大系魔法の行使を補助する拘束具「茨」をって戦う機械魔導師
使用魔術大系。体性感覚を索引として用いる索引魔法で、索引としては随一の高火力を持ち、特に魔法構造体の召喚に秀でる。大系の使い手が作中にはオルガしかいないのでその限りではいのかもしれないが、強魔法を発動するために皮を剥がし、をちぎり、を砕くという拷問を自分で与えなければならない想像を絶するものであり(例えば、本文では実際に腕がごとミキサーされる様が描写される)、そしてその傷を治すための魔法の発動も「胸にを打つ」というものでいろんな意味で始末に負えない。そして、本人はこれらの拷問魔法の探か、また別の意味かで積極的に受け入れ歓喜している。化身は自身の体感時間を引き伸ばす《まどろみの化身》。
王子護ハウゼン(おうじもり-)
ワイズマン警備調会社シニアマネージャーで、元魔導師館専任係官。全大系高位魔導師魔術師マジシャン)」
初老の紳士めいた姿の男性で、数年前に館から離反したが、それまでは年以上という長い時間、館で活動し続けてきた実者。現在地獄で活動する魔法の会社、ワイズマン警備調会社のシニアマネージャーを務める。仁のもうひとりの師であり、仁に魔法戦闘のノウハウを叩き込んだ。
営利組織所属のため勘定を中心に動くが、それ以外にもいろいろなところで暗躍している本作の黒幕ポジションの一人。行動も思考も喋り方もうさんくさいため、慕われている東郷とは反対に仁には嫌われている。物語の時期によって敵・味方が変化し、そして大抵は利が一致するかどうかである。
半ば犯罪会社のワイズマンの中心人物であり、行動も商品も黒いの一言。そして本人が非常に手練れた魔導士であるため、弱点を突こうにも非常に難しい。というか、「吸血鬼弱点=心臓白木を打つ」と同レベルなくらい彼の弱点はぶっ飛んでいる。
使用魔術全大系。術者の中にあるイメージを魔とする魔魔法で、まんま地獄における魔法使い伝承のオリジナル。そのは術者がイメージしたものを現実にするというもので、本物のマジシャンのようにその場にありえないモノ、ありえない現を創り出す。汎用性がありすぎるために火力より制御に重きを置いた発展をしている。化身は《万有の化身》。術者の自由になる秩序を内包した世界を具現化させるチート魔法
外伝「運命のレール」では仁と八咬の師として登場。ぶっちゃけいつも通り。
武原舞(たけはら まいか)
仁の先代にあたる専任係官であり、実の。殉職した専任係官で、地獄特有魔法女王アスロト)》の使い手。
小学生の頃病気にかかり、それに対して魔法で治療し続けてしまったために、体が魔法と置き換えられてしまい魔法消去で燃やされる身体となってしまう。これの対策として仁は魔法消去の停止を習得した。後に魔法消去をするため、《協会》に接触し、専任係官となり、魔法を学びつつ戦い続け、そしてにも知られずひっそりと東京地下で殉職することとなる。
良くも悪くも仁にとって忘れられない過去として残る人物で、仁はメイゼルに守れなかったの姿を重ねあわせている。そして、物語後半では、死んだはずの彼女が再び表舞台に現れることになる。
使用魔術女王アスロト)》地獄特有魔法のひとつ。《魔獣使い》の進化系と呼ばれる新種の魔法で、自然物しか生み出せない《魔獣使い》と違い、本当に万物を生み出すことができる。しかし、異常なまでの即応性を持つ《魔獣使い》と違い、作成物の設計図を地で用意しなければならない点と、作成物は「術者の身体から切り離した魔法」から生まれるという点で使い勝手の悪さを持つ。
もうひとつの使用魔術は再演大系。《女王》の化身、《輪廻の化身》により魔法を持たない身体を造り、そこからきずなの再演大系を移すことによって習得した。元魔導師きずなべて高度な魔法は使えないが、専任係官として戦い続けた経験から魔法の使い方においてきずなを上回る。
現役の係官が他にも2名存在するが、1人は係官が政府向かったときに動く特殊な係官であり、もう1人は魔導士狩り日本を放浪する人物かつ、2人とも事務官からの命に従う義務を持たない。何より、本編に出そうとしたら編集に止められたというメタ伝説を持つひとたちなため、最後まで未登場である。

仁たちを取り巻く魔法使い

エレオノール・ナガン
音大系上級騎士
騎士団では「若手最強」と名高い少女騎士で、その実高位魔導師一歩手前という地に達しており、作中では高位魔導師と互に戦える仁とメイゼルのコンビ秒殺し、実際に高位魔導師と戦える高い位置にある。また、音大系でも重な歌手であり、歌うことで音を使うこともできる。
非常に清らかな心を持った少女であり、(音大系全体に言えることだが)《悪》の子供に優しく手を伸ばしたり、関係な人々が傷つくことに心を痛める。が、やはり騎士団の一員らしく「意」に忠実であり、に清廉な祈りをげる一方、意の名の下に非な手段をわない。
登場当初はそのようなスタンスで交戦した仁を半殺しにするが、後々香のにハマったことで己の考えを見直すことになり、次第に本当に自分が信じる「意」の形を見出し、《地獄》での戦いに関わっていくことになる。
ある意味メイゼルやきずな以上にヒロインらしい女子。基本的にだが年頃の女の子らしい面もあり、バイト先でもらったコロッケに喜ぶ姿が確認できる。作者言によると「エレオノールは本気でタンパク質意が宿っていると信じている」とのこと。
使用魔術音大系。音と聴覚により索引する索引魔法。本作に登場する魔法大系の中では勢単位最強魔法。傾向として特殊な性質はないが、攻撃魔法「概念魔弾」、防御魔法背」など強戦闘魔法バランス良く分布しており、それらを音という制御しやすい媒体で発生させることができる。しかし、この魔法価は《化身》にある。音大系の《ゆらぎの化身》は自分と全く同じを持つ分身をひとり作り出す魔法なのだが、さらにその応用として《騎士化》の魔法があり、これはあらかじめ登録しておいた人物の《ゆらぎの化身》をでも、いつでも呼び出せるようになるというもの(ただし登録の際にその魔導師は死ぬ)。分身は死んでもければ数分で復活させることができ、さらに登録されている騎士は当たり前だが高位・高位魔導師ばかりである。
実は再演大系とも関わりが深い魔法であり、《化身》の仕様の秘密が世界を暴くこともあった。
浅利イツ
本名ケイツ・アザレイ。相似大系世界から地獄に落とされた刻印魔導師
相似世界における名であるアザレイの嫡男にして、相似大系最高位魔導師グレン・アザレイ双子。しかし、双子として生まれてしまったため、別の魔法世界に追いやられ(相似世界において一双生児はふとした事でも相似弦が結ばれるため非常に危険)、まともな魔法教育を受けられず、ひねくれ、せこい悪さを繰り返した挙句《地獄》送りとなった。時系列的にメイゼルが刻印魔導師になって戦った最初の相手。
上記のような出自からだいたい察せられる通りのものっすごいダメ男。同情すべき点はいろいろあるが、基本的には自己保身に走り、くだらない上に小さいプライドを掲げて動き、それを傷つけられるとあっさり昂するなどどうしようもない小物である。しかし一方で正悪に対し実直な面もあり、ここぞと言うところで意地を見せる男気のあるところも非常に、すごく、極稀に見せてくれる。
そんな感じで作中では様々な行動で読者を楽しませてくれる存在であり、34おっさんにして「円環少女最萌キャラ」として人気を集める凄まじい男しかし終盤ではこいつ居なきゃ話詰んでたすごい男。
ダメ男としての心・行動・経歴などが共鳴してか、ちょくちょく仁と自然に相似弦が結ばれてしまい、その度に空気微妙な感じになることも(=相似大系秩序が「お前らは同じダメ男」だと明している)。ただ、これは彼らを描く人物の描写として重要なものでもある。
使用魔術相似大系。形など「似ているもの」の間に魔を見いだす魔魔法。形が似ている者の間に「相似弦」という魔法でできた銀色の紐を結び、結んだものの片方の形や状態を変えることでもう片方の形や状態を連動して同じ状態にすることができる非常に便利な魔法。化身は《原の化身》で、大雑把に言えば人間同士であれば強制的に相似弦で結ぶことができる。これを利用すると、致命傷を負っても健常人をコピーすることで即治したり、逆に致命傷を相手に移す、など極めると攻撃と防御が凄絶と化す。ケイツ戦士として特に優れるわけではないが「魔法の才」だけは文字通りの譲りであり、高度な概念魔法ガンガン使うことができる。
セラバラード
錬金大系高位魔導師無双
協会所属の魔導師政治的理由で《地獄》に落とされたがおり、それを戦闘で使い潰した《魔獣使い》瑞希恨を持つ。しかしな説明はここまでくらいしかできない。
全裸でいることに定評のある魔法大系、錬金大系の使い手であり、オルガと同じくアニメ化できない要素の塊。全裸のひと。
本当にだったのは序盤くらいであり、その後は常に全裸でいたがり、「そんなことよりまずを脱げ」とばかりに他者にも脱衣を強要し(錬金世界における礼儀)、最終的には《地獄》で行く所がなくなった挙句小学生に押入れで飼われるという異常事態にまで発展した。しかし基本的には仁たち《地獄》勢の協者というスタンス
使用魔術錬金大系。物と物の界に魔を見出し、それを操ることで物の形を自在に変えることを可とする魔法。「触れば終わる」という必殺性が非常に高い魔法で、対に触れさえすれば適当に形を崩してやるだけで敵を殺すことができる。自分の肌を起点として魔法を発動するため、肌面積が高い方が当然都合が良いため錬金世界では全裸が正装であり、また飛行技術が発達しているために錬金魔導師全裸で高速飛行する。テロ編での魔導師の隠れ村ではこの子全裸だから錬金大系」と大系の判別に使われていた。化身は《別の化身》。世界と接触するデバイスの役割を果たす影を作り出して操る魔法で、これを発動していると射程が大幅に伸びる
ベルニッチ・シフキス
精霊大系高位魔導師。《協会》調整官であり、館との交渉役として仁たちと頻繁に関わる。
魔法使いらしく地獄も悪大嫌いだが、仕事人らしく専任係官や敵性魔法使いの実や脅威は正しく評価するデキる人。かなり嫌味な人物ではあるが、作中何度も仁たちを助けてくれる。
《協会》の内部抗争において非の矢面に立たされており、政治においてはかなりの苦労人。物語後半では利の一致で館と共闘することになる。
嫌味なことを言っては仁たちを助けてくれたり、メイゼルの学芸会にノリノリで参加したりと、天然ツンデレの気質を兼ね備えるジェントルマン。仁、ケイツ王子護などのおっさん勢に混ざる形でファンからは非常にされている。
使用魔術精霊大系。自分自身というが曖昧な世界で発達した魔法で、万物に擬似人格=精霊を与えることで操る魔法。高度な魔法医療を有する大系だが、作中ではあまり日のを見ない。
ユリア・シュヴァー
因果大系高位魔導師《逆
ベルニッチの側近。因果世界騎士団「応報騎士団(カースド・ナイツ)」の副将とのことだが、話には絡まず、もっぱら仁たち営の戦として思う存分活躍してくれる。変態らしくもないがロボ好きの気がある。
使用魔術因果大系。現の因果関係に魔を見出す魔魔法自然操作の術が得意な魔法であり、炎、空気など様々な自然の因果関係(熱伝導や発火プロセスなど)を操る。作中では単純な魔法を組み合わせて作られるで出来たロボ「因果巨兵」が登場。
坂井レイ
当代最強の刻印魔導師精霊大系高位魔導師《笑い顔(ラフィンフェイス)》
専任係官「火」東郷永率いる刻印魔導師の集団《火衆》の筆頭魔導師。表向き品行方正であり、メイゼルと同じように時は高等学校に通っている。
常に笑みを浮かべており、物も割と丁寧だが血気盛んな魔導師集団のトップなだけはありやはり血気盛ん。戦闘時にはノリノリで《火衆》にを入れる。
元々は精霊世界に存在していた地獄礼賛地獄を信奉する集団の一員で、《地獄》に落ちるためにを一つ滅ぼし、望み通り《地獄》へ流刑となった刻印魔導師たちの中でも異端の経歴を持つ。
物語中盤までは上記の通り東郷の側仕えのようなポジションに居るため、登場時期こそかったもののモブに近い扱い。しかし終盤も差し迫った中盤の最後あたりで起こるとある事件をキッカケとして、仁と行動することが格段に増えることになる。
リュリュ・メルル
騎士機械騎士師団所属の上級騎士
世界における名門メルルの出の少女エレオノール分的な存在であり、エレオノールを「おさま」と呼び慕う。対し、それが縁となって仁を憎むことになる。精的にも的にも未熟な騎士であり、エレオノール離脱後の騎士団側のエピソード主人公のような動きをする人物である。
使用魔法音大系。騎士団の導者アンゼロッタの考案した機械化装備を所有する機械魔導師であり、電子機器を用いて音を奏でることで安定した魔法の使用を狙う。しかし、基本的には作中のメイン人物たちからはかなり劣りする実しかい。
マチルダクリスリッツ
盟大系高位魔導師
盟大系世界における巫女で、《協会》所属の高位魔導師。《館》の客であったが勝手に《館》を抜け出し、相手をするのが嫌になった香によって、仁たちの居る十崎へ送り込まれた。短編集である七巻にゲスト的に登場し読者に衝撃を与えた存在である。
盟大系に伝わる大魔法構造体インマラホテプ」の召喚を使命として十崎に強襲してくる。しかし、本人は全に天然アホの子であり、重要な使命を背負っているのも「お前ほどアレなヤツならあるいは」という投げやりな言葉をに受けてのもの。そうしたケツ拭きが回ってくるのだから、この世界は本当に《地獄》です。
使用魔術盟大系。言葉と言葉の"行間"が索引だとされる索引魔法で、しりとりで言葉を繋いでいくことによって魔法を発現させる。炎を生み出したいなら、しりとりを繋いでいって最終的に「ほのお」でしりとりを締めるようにすればいい、というものである。かつては《三十六宮》に数えられた高位魔法であり、効率の問題から期に分業魔法の技術が確立された集団魔法戦闘の由緒正しい大系である。
瀬利ニガッ
賢猟大系魔導師《砂の猟
刻印魔導師で《火衆》に連なる一人。軍服ガスマスクといった出で立ちの女性。初登場は短編集である七巻。
メイゼルの通う小学校び込み、メイゼルの嗜虐嗜好にを付けて「私を飼ってほしい」と言い放った凄まじくオープン変態
変態性で言えば上の二人ほどではないが、上の二人以上に直球でわかりやすい、本作を代表できる立変態である。仁が言い放った、本作を一言で表していると言っても過言ではない名台詞「おい、変質者。お前変態だから魔法使いだろ」を言わせたのもこいつである。
使用魔術賢猟大系。嗅覚、味覚を索引として発動する索引魔法大系。そこにあるだけで問答用で感覚せざるを得ない嗅覚や味覚が索引となっているため、発見されたのが最もいと言われる原始の魔法のひとつ。正確に魔法を扱うためにガスマスクで嗅覚を絶つ者が多く、移ろいやすいものが索引であるため扱いは難しい。また、臭の元へ転移するという、しい追跡特性を持つ転移魔法を持つ。
しかし、ニガッタ自身のセリフ「強魔法に繋がる味を持っているのがのウ○コなら、迷わず口にするのが大魔導師であり強者」であるため、大系以上にある意味過酷。

《悪鬼》の人々

これは《地獄》の物語魔法使いが暗躍するといっても、現地人である彼らの活躍もまた大切なものである。

寒川紀子
小学六年生の女児児童。メイゼルのクラスメイトであり友達で、ニセ教師としての仁の生徒でもある。地味に表は4巻で初出とかなりめ。
根っからの委員長気質でな性格の女の子。しかしかなりの巻き込まれ体質の持ちであり、大小問わず、いつの間にか魔法使い事案に巻き込まれることが多い可哀想な子。サディストであるメイゼルに気に入られたことに端を発し、文化レベルでのヌーディストであるセラを自宅押し入れに飼うことになるなどジワジワと常識レベルは侵食されている。齢12にしてこの作品で一番の苦労人である。
ただし、メイゼルはメイゼルなりに素直に彼女のことを大切に思っており、彼女彼女メイゼルのことは大切な友人だと思っている。時折、そんな彼女の存在が物語の向きを変えることも。
清水健太郎
警察庁警備局副局長
魔法使い事案という胡散臭い仕事をしている非公式公務員の《館》職員と違い、本物の公務員である警察官。エリート官僚である。物語中盤の核ジャック事件に際し、《館》と連携を取るために現れ、以降《館》と警察とのパイプ役を務める。
円環少女」のシリアス部分での常識異常の差をわからせてくれる人であり、《館》に関わったことで胡散臭い、そして殺伐とした魔法世界への理解を深めていく貧乏くじを引いた人。魔法と関係ない日本がいかに平和だったのかをそのギャップで思い知らせてくれる人であり、作中随一の常識人
ジャック事件に密接にかかわる人物でもあり、性格的には実直な男らしい人物。そのため汚れ仕事気で行う《館》のやり方、考えに嫌悪を示すことも。しかし、最後まで《館》に味方してくれる。

ボスキャラクラスの皆さん

本作に登場するびっくりどっきり魔法人間の中でも頂点に君臨する方々。

ジェルヴェーヌ・ロッソ
名大系高位魔導師《鮮血
記念すべき第一巻、作中で「再臨のバベル」と呼ばれることになる事件で黒幕のひとりとなった、最初のボス
着物に身を包み、日本刀を振り回し、京言葉のような話し方をする魔女。本作最初の敵性魔導師であるラグランツ・ヴェイメイゼルがドS変態であることを明した人)のであり、彼からは「ぃ(ひぃ)さま」と呼ばれる。元《協会》所属の高い地位にあった研究者だったが、《幻影城》の鍵を奪って出奔。お尋ね者になった。
他者を切り捨てたり、軽く人体改造したりと非情な人物。後述のアンゼロッタと同じくメイゼルのそっくりさんでもあり、ドSであるところも共通。バベル決戦では宣名魔法を駆使して内を地獄絵図に変えるが、如何せん他のボスの皆さまとべると物足りない実
使用魔術名大。自己の中に描いたイメージを索引として扱う索引魔法。ただし、他の索引と同じように索引を引けば即対応物が召喚されるわけではなく、「実際にある物質に対してイメージを被せる」というプロセスを介さなければ効果を得られない魔法で、《"亜"索引》とも呼ばれる。
ただし、魔法の二大難関である「人体への直接作用」「抽概念の取り扱い」を容易にこなすことができる。戦闘においては前述通り煩雑なプロセスを要し、また火力も低いが、それらをした先にあるものは「人体を直接変成する」という超絶的な必殺性である。
グレン・アザレイ
相似大系最高位魔導師に近き者》
10巻以上を重ねる本作の中でも最後まで強者番付でランク争いができるほど強い人で2、3巻というかなりの序盤で登場、ボスる。何か一つの取っ掛かりでもあれば《相似》であるとして相似弦を結ぶことができ、それも大量のものを一で繋いでしまう。対を自分と相似にすることで、対がかけていた魔法的強化を剥がす魔法を使うために、本人は生身。
地獄》の解放、《悪》の殲滅に挑んだ(魔法使いから見て)高潔な人物で、そのために《地獄》をっている《協会》にっ向から喧を売った。相似大系、《似てる》ということがフィーチャーされる2,3巻のエピソードが終了したあともその影は大きく、「英雄グレン」としてしばしばられることになる。
上記にもあるが、本作のヒロインダメ男のひとりである、浅利イツ双子。そのためケイツにはいろいろをかけている。は立なのにはあんなん。否、が立だからこそはあんなんだと言うべきか。
《九位》(ノーヴェ
円環大系最高位魔導師
現在の円環大系の最高導者であり、政治的苦に立たされている円環世界のために裏でいろいろと暗躍する。
は紛れも高位魔導師だが、作中チートの皆さん(グレン、イリーズアンゼロッタ)にべるとだいぶ見劣りしてしまう。
ゴスロリメカメカしくごつい身体を持つ機械魔導師しくミスマッチな外見に話し方がカタコトなあたり、どう見てもサイボーグだが、きちんと人間であり、終盤で明かされるその正体はとある人物の血縁であり、今の姿は強引に改造されてしまったからである。当時の本人は嘆いたが、もちろん強化されている。
前述のとおり、本作トップクラスの実者にべるといくらか見劣りするが、彼女価は高位魔導師でありながら"俗物"とさえ称される政治手腕。高位の魔導師としてはしいとされる特性であり、的のためなら魔法使いプライドはいくらか気にしない。
アンゼロッタ・ユーディナ
音大系騎士将軍《至高の人(ザ・ワンオブ・スプレマシー)》
当代の騎士団の最高導者であり、音大系秩序を用いて相似大系魔法再現する《大系のえた魔法》を使用できる天才中の天才。年齢はだいぶ離れているが、メイゼルのそっくりさんであり、メイゼルが成長したらこんな姿になるのではと想起されるほど。そのためメイゼルの姿でメイゼルの言わないこと言いまくるので仁がささくれることに。
物語中盤以降に舞台に降り、騎士団の悲願、あるいは「意」のために自ら《地獄》で戦闘揮を取る。そこからは話の中心に座りっぱなしなある意味ラスボス・本作の黒幕とも言える人物。
どこまでも「意」に実直・実な人物であり、時に自身らに不利な物事でも「意」の名のもとに受け入れる人。それは逆に言えば、いかに非でも意でさえあればわずに行使するということであり、彼女のその視野には、同営である騎士たちですら動揺することがしばしばある。
外伝「運命のレール」にて、メイゼルと同年代の少女として、魔法研究に熱心(というかノリオタクのそれ)で邪気な少女として強な登場を果たす。仁の《なる悪》の世界を変えるだとを付け、熱な勧誘を行う。本作における最有に成りうるモンスターヒロインとして降臨する。
アリーセ・ヴァンシュタイ
混沌大系最高位魔導士導師
《協会》に反するもうひとつの魔法世界に遍く大組織《連合》の最高議長。利の一致から館に接触してくるが、再演大系を憎悪しており、きずなを即刻殺すべきだとする。
常に笑顔だが、長く生き過ぎた高位魔導士として既に発狂している。しかし天然な一面もあり、とあるシーンでは寿司食いながら登場した。
使用魔術の混沌大系は物事の関係に魔を見出す魔法であり、発動すると物事の関係を消費して走駆する使い魔・デミアンを増殖させ続ける。
クレペン
円環大系高位魔導師雷神
円環世界における魔法騎士団「電磁騎士団」の長であり、《地獄》における雷神伝説の元になった生ける伝説その人。円環世界における最高位魔導師、つまり円環世界導者の隣に付き、それを守護する世界そのものの騎士
高潔な武人そのものであり、仁に対しても《悪》の騎士と呼びそれなりの敬意を払う。しかし何だかんだ《悪》嫌いな魔法使いらしく、嫌らしい魔法消去のされ方をしてブチ切れる一幕も。
リーズアリューシャ
円環大系最強魔導師《憎悪の女王
故人。かつて円環大系で猛威を振るった史上最強の円環魔導師で、メイゼルの実のメイゼルの地獄堕ちに密接に関わる人物。円環大系に隠されたとある秘密を暴き出した魔法使い。パッと見は普通人間だが、全身を機械化した機械魔導師であり、衛星やレーダー基地などとリンクすることにより魔法行使の補助を行う。
当時、長く円環大系における最高位魔導師だった《太陽》ロザリンドを簡単に下してしまい、一時は円環大系の最高位魔導師だった。既存の魔法世界常識を打ち破る行為を幾度も行い、民衆から慕われることもあった一方、有者である高位の魔導師たちからは疎まれている。代表的なものは円環大系における分業魔法都市魔法陣の開発と普及など。なのに二つ名が《憎悪の女王》であることはお察し
他の高位魔導師たちと較しても強さの格が違っており、その差はもう出てくる作品が違うレベル。ひとりでひとつの世界戦争ができるほどであり、肩書に「最強」なんて表記されるのも彼女くらいである。どのくらいかと言うと、仁たちが総出でかかっても厳しいクレペンスを一撃秒殺するくらい。

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  • 17ななしのよっしん

    2017/10/24(火) 15:01:52 ID: ueeGvLFXHa

    ガツッととっつきやすくなるような副読本や
    解説記事を公式が上げてくれんかなーと思い続けて幾霜、
    まさかアニメ化作家になるとは……。

  • 18ななしのよっしん

    2017/10/24(火) 15:01:52 ID: ueeGvLFXHa

    ガツッととっつきやすくなるような副読本や
    解説記事を公式が上げてくれんかなーと思い続けて幾霜、
    まさかアニメ化作家になるとは……。

  • 19ななしのよっしん

    2018/04/27(金) 11:07:22 ID: VUmxF8pE+/

    >>9
    国家転覆を企む宗教法人が出るよりは問題ない
    アッチは現実にあった事だしw

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最終更新:2019/05/22(水) 02:00

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