処刑人-マキュラとは、漫画「遊☆戯☆王」に登場するカードである。
OCGでは2020年3月までは禁止カードだった。
闇マリクが使用するモンスターカード。原作におけるテキストは以下。
★★★★
攻撃力1600 守備力1200
このモンスターが倒された時
手札から罠カードを発動できる
そのターン他の手札はすべて墓地に置く
バトルシティ編の孔雀舞とのデュエルで闇マリクが最初に召喚したモンスター。「アマゾネスの剣士」へ攻撃したが、「アマゾネスの弩弓隊」によって弱体化されて返り討ちにあう。しかし、それによってこのカードの効果を発動、マリクは手札から「命の綱」を発動して、強化された状態でこのカードを復活させ、再び「アマゾネスの剣士」を攻撃して破壊した。
その後「アマゾネスの格闘戦士」へ攻撃した際に「アマゾネスの呪詛師」で互いの攻撃力を入れ替えられて戦闘破壊された。舞は闇マリクの手札がなかったので大丈夫と踏んでいたが、戦闘破壊[1]をトリガーにセットしていた「遺言の札」を発動。手札を補充して、直後にこのカードの効果で手札から「拷問車輪」を発動した。
アニメDMではこのカードの効果が後述のOCGと同じ仕様になっていた。また、序盤にアニメオリジナルのデュエル展開が挿入されており、このカードが出たのも最初のターンではない。
召喚された後「黒いペンダント」で強化されて「味方殺しの女騎士」へ攻撃したが、原作同様「アマゾネスの弩弓隊」によって弱体化されて返り討ちにあい、「命の綱」を発動して復活、再び「味方殺しの女騎士」を攻撃して破壊した。
この後の展開は原作と同様だが、「拷問車輪」が「スクラッチ・ホイール」に差し替えられている。
また、アニメ版闇マリクVSバクラでの闇マリクの手札に存在したが、最後まで手札にあったため、効果を発動する機会はなかった。
アニメオリジナル「ドーマ編」では闇遊戯とグリモのデュエルでグリモが使用。
「隠れ兵」で特殊召喚され、「オベリスクの巨神兵」召喚の生け贄となった。特に使いたい罠カードはなかったのか、このカードの効果が適用されることはなかった。
海外制作のカプセルモンスターズ編では、アレクサンダー大王の部下がカプセルモンスターとして召喚。
「カオス・ソルジャー」と合体した遊戯と戦っていたようだが、あまり描写されないまま、アレクサンダーによる「セブンアームズ・デーモン」召喚の生け贄にされてしまった。カードゲームではないので効果は発動していない。
攻撃名は「八ッ裂き処刑」、「断砕処刑」。後者は「振り子刃の拷問機械」の攻撃名と同じ。アニメでは攻撃名が「裁きの剣」に変更された。
「Vジャンプ」2002年2月号(2001年12月21日発売)の付録カードとしてOCGに登場。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/ATK 1600/DEF 1200
このカードが墓地へ送られたターン、
このカードの持ち主は手札から罠カードを発動する事ができる。
原作とは違い、どのような手段でもとにかく墓地へ送られれば罠を発動できるようになったうえ、ターン中ならば何枚でも使用可能、手札コストも無しと、大幅に強化されている。削除された手札コストは、なぜか「命の綱」のほうに課せられてしまった。逆ならよかったのに……。
どのような手段でも墓地に送りさえすればよく、条件を満たせば何枚でも手札から罠カードを発動できる。「聖なるバリア-ミラーフォース-」のようなカードを1枚使うだけならばこのカードを使ううまみが少ないので、使用の際は積極的にコンボを狙っていくことになる。
このカードを使用する最大のメリットは、伏せてから1ターン待たねばならないという罠カードの欠点を無視できること。そのため、このカードを墓地へ送った後、手札から「無謀な欲張り」、「八汰烏の骸」、「強欲な瓶」を連打して大量ドローが狙え、そこからエクゾディアパーツを揃える、「現世と冥界の逆転」を発動するなど、主に1ターンキル系のデッキで活躍した。先攻1ターン目ならば妨害を受ける可能性はほぼ0であり、後攻や2ターン目以降でも、相手の妨害は手札に握った「神の宣告」などで黙らせればよい。
このカードの効果分類はルール効果であるためチェーンブロックが組まれず、カウンター罠などで無効化することも不可能であり、妨害される心配はない。
墓地へ送る手段も何でもありなので、「苦渋の選択」でデッキから、「天使の施し」などで手札から、どこからでも簡単に送れる。登場当時は今よりも規制が緩かった。
まさに処刑とも言える活躍ぶりであったため、2002年5月1日に制限カードに指定される。2003年4月10日に一度準制限カードになったが、2005年3月1日に禁止カードとなった。
類似効果を持つカードに、「王家の神殿」が存在する。そちらは罠カードをセットしたターンに発動できるというもので、こちらのように相手ターンに手札から罠カードで奇襲というのは不可能だが、セットして1ターン待つのを無視できるのは同じ。永続魔法でありフィールドに発動しなければならないなど、こちらに比べると少々扱いにくいものの、このカードが規制された後の代用品として重宝され、結局そちらも禁止カードになった。
「王家の神殿」は2015年1月に、効果を1ターンに1度のみとすることで制限復帰した。こちらにも同じような措置があれば復帰できるかもしれないが、このカードの場合は「終末の騎士」などで容易に発動条件を満たせるという大きな利点があり、一概には言えない。
海外でも当然禁止カードだが、「Battle Pack:Epic Dawn」に収録されており、このパックを利用したシールド・デッキ形式[2]においては使用可能とされる。しかし、性質上使用できるカードがかなり限られ、現役時代のようなコンボデッキは組めない。
現在も入手可能なパックでは、「BEGINNER'S EDITION 1」(2011年発売版)で再録されている。だが、20数年の服役を得て、2020年4月にエラッタ付きで制限カードとして復帰される。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/ATK 1600/DEF 1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンに1度だけ、自分は罠カードを手札から発動できる。
掲示板
51 ななしのよっしん
2020/09/14(月) 07:39:48 ID: j/dkg06+ue
52 ななしのよっしん
2021/04/22(木) 10:52:37 ID: apa4HltykD
エラッタされて使われなくなるくらいなら、負の遺産として思い出の中にいてほしかった
53 ななしのよっしん
2021/04/22(木) 11:36:58 ID: h4cMEMfnEE
気持ちは分かるけど、自分は「ゲームで使えない」カードより「ゲームで使われないけど使える」カードの方がいいかなあ
キラスネレベルに酷いエラッタって訳でもないし、何度も言うけど原作準拠の性能になったのに思い出補正でそこまで言うことかって思う
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最終更新:2024/04/19(金) 18:00
最終更新:2024/04/19(金) 18:00
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