刈

刈とは、草を刈るという字である。以下の意味がある。

• 稲田の面積の単位。稲一束が刈り取れる面積。

漢字として

常

刈

Unicode

U+5208

JIS X 0213

1-20-2

部首

刂部

画数

4画

音読み（常用）

-

訓読み（常用）

かる

𠛄

Unicode

U+206C4

部首

刂部

画数

6画

意味

草を刈る、切る、取る、収穫する、（柔道などで足などを）刈る、殺す、絶やす、鎌、という意味がある

〔説文解字〕には乂の異体字として載っている。乂は〔説文・巻十二〕に「艸（くさ）を芟（か）るなり」とある字。ただ乂には治める意味があるが刈にはなく、現在では別の字。〔玉篇〕には「取るなり、殺すなり」とある。

字形

形声で声符は乂。

音訓

音読みはガイ（漢音）、訓読みは、かる。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

刈穫・刈殺・刈除

異体字

• 𠛄は、〔字彙補〕にある古文。
• 苅は異体字。苅を参照。