刑部姫(Fate)とは、全力で引きこもりたいお姫様である。スマホゲーム『Fate/Grand Order』にて2017年ハロウィンイベントで実装されたサーヴァントの一騎。クラスはアサシン。レア度は☆5。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事も参照。
2017年ハロウィンイベント『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』のヒロインにして黒幕。一人称は「姫(わたし)」。マスターの呼び方は「マスターちゃん」(通常時)/「マーちゃん」(姫モード)。
チェイテピラミッドの上に出現した姫路城の主であったが、起動したメカエリチャンによってチェイテピラミッド姫路城をエリザベートともども追い出され、主人公らに助けを求める。しかし、実際にはメカエリチャンをくみ上げたのは刑部姫本人であり、メカエリチャンを打倒した後はメカエリチャンⅡ号機を使って永遠に引きこもるための悪巧みを再開。姫路城を乗っ取ったが、最後は主人公に請われてカルデアへ来る事になる。主人公と敵対関係にありながら何故かショップの店員をしており、口が悪いものの、ちゃんと接客をしている。
容姿は黒髪長髪にコウモリ柄のヘアバンドとリボンをつけ、コウモリマークのフードつきの着物を羽織っている。その下ではいわゆる童貞を殺す服に似たブラウスとスカートの組み合わせで、その胸囲の戦闘力を強調している。召喚した段階ではフードをかぶって眼鏡をつけた姿だが、霊基再臨するとメガネをはずしてフードも下ろした姿になる。さらに霊基再臨を繰り返すと胸の谷間も解放されていく。眼鏡を付けたり外したりするが、最終的にはマスターの好みに合わせてくれるとの事。メガネスキーも安心。
折り紙を自在に操れる能力を持ち、手裏剣、鶴、馬、コウモリ、キツネ、ヘビ等を折って攻撃に使用している。コウモリの大群に変身したり、相手の影に潜り込んで背後から出現するなど妖怪に相応しい奇怪な能力を駆使する。よく見ると、移動の際はコウモリに糸を付けて引っ張ってもらっている。ずいぶんと物ぐさな奴である。一時的とはいえ刑部姫を滞空させられる辺り、かなりの力持ちである。スキルを発動する時はペンタブを取り出して操作する。同人活動の一環で原稿を描いているらしく、睡眠不足からか待機中は眠そうに頭をもたげる。バレンタインイベントの「夜はこれから~」という台詞から察するに、昼夜逆転の生活を送っているようにも見える。
現在は特別召喚の対象に選ばれており、始めたばかりの初心者でも容易に入手する事が可能。
元ネタである刑部姫とは、姫路城の天守閣に住まうとされる妖怪で、姫路城の真の城主であるとも言われる。城化物(しろばけもの)と称されるこの妖怪は、自陣内では抜群の妖力を発する一方、その場から離れればたちまち弱体化してしまう性質を持つ。
その逸話からFate世界では姫路城に引きこもっているとされ、彼女の居室はまさにオタク部屋と化している。部屋には数々のオタクグッズが並んでおり、明かりはパソコンの光だけと大変薄暗い。ちなみにオタクなのか腐女子なのかは不明。しかも、エルドラドのバーサーカーによる通信販売「アマゾネス」を利用して外に出かけないまま買い物する体制まで整えており、生活基盤を築き上げている。サーヴァントとして召喚されると主人公と主従関係を結ぶが、すぐに帰りたがる始末。聖杯に願う事も「外に出なくて済むように」という意志の貫徹っぷり。
趣味はゲーム、ネット、ネットショッピング。見事に室内で完結する趣味ばかりである。引きこもりではあるものの、部屋にマスターや他のサーヴァントが入ってきている描写があるため、意外と門扉は開かれているようだ。ただし清少納言の入室は全力で拒否している。マスターや牛若丸とは対戦ゲームを、巴御前とはFPSをしている。ペンタブを使って同人誌も描いており、締め切りに追われる姿も見受けられる。マスターの誕生日にはネットショッピングのギフト券をプレゼントしてくれる。
部屋に引きこもって遊んでばかりのように見えるが、「ニートになりたい」と考えている所から察するに働いている模様。引きこもりつつも、自力で生活費を稼いでいるようだ。同人誌の執筆をやっているので、一応収入はあると思われる。
絆レベルが低いうちは腹黒姫モードや気だるい態度で対応されるが、絆を深めていくとマスターを引きこもり生活へ巻き込もうとするように。やがてマスターも引きこもり生活の妙味を知り、彼女を喜ばせている。一緒にポテトチップスを食べたり、対戦ゲームをしたりしているようだ。人理修正の仕事はどうした。絆レベルを最大まで上げると、渋々ながらもマスターに同行して外出する事を宣言する。この時の言動が大変しおらしくて可愛く、ギャップ萌えを感じさせる。マスターにもいじられた模様。
ちなみにサバイバルゲームにハマッた時は普通に外へ出ており、外に出られない訳ではないようだ。
一見は清楚な乙女であるが、最低限の姫ムーブは心得ており、それによって周囲を都合のいいように動かそうとする腹黒な一面もある。しかし、最低限はあくまで最低限であり、応用はきかず、テンプレート以上のことはできない。対人コミュ力は低く、「鬼烙百重塔」イベントでは、清姫(Fate/Grand Order)、キャスター(Fate/EXTRA)両名のオフ会で集まっているにもかかわらずSNSを通して疑似Skype通話をしたがるほど人前に出るのは苦手。また、バレンタインでは精神的に干物娘として完成した近~現代ではなく、まだ乙女の時代のメンタルで召喚されているためか人前で赤裸々なことをするのに恥じらいがあることを吐露している。
眼鏡を掛けている時は素、掛けていない時は猫かぶりの姫モードである。マスターの前でも使い分けているが、姫モードの時でも節々に本音が見え隠れする。最後まで霊基再臨をすると、マスターの好きな方で対応してくれるようになる。
また、腹黒と言ってもせいぜいが小悪党。他人のクレジットカードを使って通販をする程度である。
腹黒エピソードといえば、宮本武蔵との小競り合いのエピソードが有名。
修業時代の宮本武蔵は、当時仕えていた木下家の命で姫路城天守に巣食う怪を払いに出向。
そこに、小刑部大明神の神霊を名乗る女性が現れた。
女性はここに巣食っていた齢数百年の古狐が武蔵に恐れをなして逃げ出したと告げ、武蔵に褒美として銘刀・郷義弘を授けた。
だが、これは女性に化けた狐の罠だった。「銘刀・郷義弘」は、豊臣秀吉から拝領した木下家の家宝であり、狐は武蔵に窃盗の罪を着せて城から追い出そうとしたのである。
武蔵は大慌てしたが、なんとか事情を理解してもらい、武蔵は罪に問われなかった。
どうやらこのエピソードをFGOの武蔵ちゃんも体験しているらしく、武蔵ちゃんから鋭い目線が突き刺さるとのこと。
キャラの容姿や戦闘方法などにコウモリのモチーフが多数使われているが、実はその正体は三百年を生きた狐である。なのに、なぜコウモリがモチーフになってしまったかと言えば、某良妻の駄狐が原因。化生オンリーSNSにおいて駄狐から「キャラ被ってるからそっちが引け(上品に意訳)」という強迫説得があったためだという。それでも最後まで霊基再臨をすると、指でキツネを表現するようになる。ちなみに文献によっては「コウモリを従える老姫」と表現されている場合もあり、完全な的外れではない。
源義経に関係する源九郎狐は弟なんだとか。猪苗代城の亀姫は妹。
イベントやアイテム交換ショップで見せるその表情差分は多く、泣き顔や悪巧み顔は非常に顔芸かわいい。
その人物の全盛期で召喚されるというサーヴァントシステムによって、乙女心も全盛期の状態で召喚されてしまった刑部姫。どうやら本気でマスターに恋しているようで、慣れない手つきでお手製のチョコレートを作っていた。
モテモテのマスターに理不尽な怒りをぶつけつつも、「ありがとう」というお礼の言葉を添えた手作りチョコをさりげなく手渡した。ところが本人としてはテンション上がり過ぎて意味不明な言葉を言っていたらしく、あらかじめシミュレートしたロマンティックな渡し方とはかけ離れた展開に苦悶。その後、マスターから「美味しい」と褒められた事で舞い上がってしまい、思わず早口言葉で関係ある事ない事言ってしまうのだった。でも、渡せた事で本人は満足げだった。
試作したチョコレートの食べすぎと運動不足が祟って少し太ってしまった模様。ちなみに身長158cmの適性体重は54.92kgであり、51kgの彼女はやや痩せ気味の標準体重である。
2018年の水着イベント『サバ☆フェス』ではマスターたちは常夏の島ハワイにてサーヴァントたちが参加する同人誌即売会に参加する事になった。同人誌制作に関して素人も同然のマスターたちのため、オタクイベント常連の刑部姫が立ち上がる。
引きこもりの姫のはずなのに、なぜか決勝の舞台に登場。その隣には因縁の相手である宮本武蔵(Fate)の姿もあった。
刑部姫のクエストは通常クエスト最終戦であり、イベント関連アイテムのドロップがボックスガチャ用チケットのみという、まさにボックスガチャを大量に回したい人にとってねらい目のクエストとなっていた。検証する事は出来ないが、恐らく魔神柱追悼動画並に狩られたのではないだろうか。
筋力:E | 耐久:E | 敏捷:E | 魔力:A+ | 幸運:A+ | 宝具:A++ |
元来が引きこもりの妖怪のため、筋力耐久敏捷が最低値となっている。その代わりに、由緒正しい城化物として神性まで持つため魔力幸運宝具はどれもトップクラスになっている。
移動・戦闘は折り紙を式神のように使役して行う。スキル使用時にはタブレットをいじっている。戦闘の待機状態をよく見ると、ときどき舟をこいでいるのが確認できる。
『白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょう の ひゃっき はちてんどうさま)』
ランク:A+ / 種別:対城宝具(自身) / レンジ:1
最大捕捉:姫路城の最大籠城人数÷7
姫路城のミニチュアを顕現させる、固有結界とは似て非なる大魔術。
万人に認められるほどの美しさと威容を以て、味方に精神的な支柱を付与する。
日本、特に江戸時代以前のサーヴァントには魅了効果を追加することもある。
本来であるならば攻撃型の宝具になる可能性もあるが、使用者が刑部姫と言う引きこもりを至上とするサーヴァントだったためこのような防御型の効果になった。
ちなみに、姫路城は今でいう中国地方・四国地方への謀反を警戒する京都防衛の最前線として建造され、当時の最強最大の攻・防両用の最強の拠点として(特に天守の白鷺城は)整備された。
……のだが、実は現代にいたるまで姫路城を戦場とした大きな戦いはなく、事実上西国への物流・連絡の要衝のまま時代が過ぎ去っていったという。
一方で、太平洋戦争時、アメリカ軍が投下した焼夷弾が天守から着弾したが、不発弾だったため発火せず、焼失を免れるエピソードがあり、この奇跡的な事実は一説には刑部姫の神通力の仕業ともいわれている。
QQAABの宝具QというQuick中心の構成。
本人のNP効率が優秀で、たとえQuickであってもNPを獲得することができるため、Quickだけを振り回すパーティに組み入れても十分な活躍を見込むことが出来る。
また、NPを他人に分けるスキルによる宝具回転率増強や、高ランクの防御力アップ、敵の強化解除といった盤面の安定化に寄与するスキル群を持つ。
特に宝具のQuick強化が貴重。
味方全体の付与なので、特にQuickが4HIT以上のQuickが2枚以上あるサーヴァントと組ませたときには攻撃力・NP効率・スター獲得量の3種の同時強化を施したものと同等の効果を得ることができる。
彼女も4HITするQuickなので当然、自身にも多大な恩恵となる。
一方で、所詮Quickなので、クリティカルが絡んでもバフを永続させるほどのNPは得られない。
そのため、Quickを振りつつも、自分もArtsなどを提供し、パーティ全員でリソース回収に励まなければならない他、QuickがBusterの半分程度のダメージしか出ないことから、クリティカルさせても火力的な旨味がないという根本的なQuickの弱さに苛まれる。
何より、Quick4HIT以上を持つ高性能サーヴァントは軒並み☆4以上の重レアリティ組で、マスターの引き運は勿論、編成コストの問題も付いて回る。
高いポテンシャルは確かにあるものの、Quickカードの性能が不遇であることに連動して扱いが難しいサーヴァントとなっている。
2018年10月の強化クエスト実装で宝具にBuster強化の効果が追加され、Quickメインのサーヴァント以外とも組み合わせることができるようになった。
HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 2027/13822/15143 |
ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1672/10824/11849 |
COST | 16 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Arts/Buster |
所持属性 | サーヴァント、地属性、混沌属性、中庸属性、人型、女性 神性、ヒト科のサーヴァント |
保有スキル | |
---|---|
変化:A+ 四神地相(白鷺):A (CT7→5) |
自身の防御力を大アップ(1T) &防御力をアップ[Lv.](3T) &弱体耐性をアップ[Lv.](3T) |
自身の防御力を大アップ(1T) &防御力をアップ[Lv.](3T) &弱体耐性をアップ[Lv.](3T) +味方全体のクリティカル威力をアップ[Lv.](3T)▲ |
|
千代紙操法:EX (CT7→5) |
味方単体のNPを増やす[Lv.](10→20%) &スター発生率をアップ[Lv.](3T) |
城化物:A++ (CT7→5) |
敵単体の防御力をダウン[Lv.](3T) &強化状態を解除 |
クラススキル | |
陣地作成:A+ | 自身のArtsカード性能をアップ |
気配遮断(陰):B | 自身のスター発生率をアップ &弱体耐性をダウン【デメリット】 |
神性:C | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対アーチャー特攻[Lv.] |
白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょう の ひゃっき はちてんどうさま) | |
---|---|
カード種別:Quick | ランク:A+EX |
味方全体の防御力をアップ(3T) &Quickカード性能をアップ(3T)<OCで効果アップ> &最大HPをアップ[Lv.](3T・1000→2000) |
|
味方全体の防御力をアップ(3T) &Quickカード性能をアップ(3T)<OCで効果アップ> &Busterカード性能をアップ(3T)▲<OCで効果アップ> &最大HPをアップ[Lv.](3T・2000→4000)▲ |
2019年水着イベント「ラスベガス御前試合 水着剣豪七色勝負!」にて実装。サバゲーにハマって外に出てきたとか。(差し迫る同人誌の締め切りからの現実逃避である。清姫もキレた。)
水着剣豪の一騎であり「HIMEJIサバイバルカジノ」の支配人。
筋力:D | 耐久:E | 敏捷:B | 魔力:A | 幸運:A | 宝具:EX |
白鷺城・千式ミリミリナイトフィーバー!(はくろじょう・せんしきミリミリナイトフィーバー!)
ランク:EX / 種別:対軍宝具(一個大隊) / レンジ:1~10 / 最大捕捉:1000枚(単位は折り紙)
千枚の式神による総進撃。ミリミリとはミリオンミリタリーの略。(千はサウザントでは?というツッコミはやめてあげよう)歩兵・ヤドカリ戦車・トビウオ爆撃機による制圧力は実際脅威であり、紙なのでヒラヒラとして攻撃は当てずらい。炎が弱点。
限定星4アーチャー。
環境と運用の噛み合いが妙に悪かったサポート型から一転、Arts3枚Buster宝具という(割とレアな)アーチャークラスらしいカード構成のアタッカータイプとなっており、運用に安定感がある。
自分が戦いながらサポート効果を味方にバラ撒く特徴があり、自身に付与されるスキル効果はそこそこだが、ついでに付与される味方全体対象のバグをうまく使いこなすことで性能が際立つタイプ。
1ターン1回で自動消滅しやすい回避効果や、敵のターゲットを3ターン固定するデメリットなど、運用面のクセは無視しやすいといえどあるにはあるのでご注意を。
HP | (Lv1/Lv80/Lv100) 1996/12,476/15127 |
ATK | (Lv1/Lv80/Lv100) 1482/8895/10770 |
COST | 12 |
コマンドカード | Quick/Arts/Arts/Arts/Buster |
所持属性 | サーヴァント、地属性、中立属性、人型、女性 神性、ヒト科のサーヴァント、夏モードのサーヴァント |
保有スキル | |
---|---|
射撃(FPS):B (CT7→5) |
自身のクリティカル威力をアップ[Lv.](3回・3T) &回避状態を付与(1回・1T) |
プリンセス・サマーバケーション(偽):A (CT7→5) |
敵単体にターゲット集中状態を付与(3T)【デメリット】 +味方全体の攻撃力アップ[Lv.](3T) &必中状態を付与(3T) |
千代紙大隊長:EX (CT7→5) |
自身のArtsカード性能をアップ[Lv.](3T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](3T) |
クラススキル | |
対魔力:B | 自身の弱体耐性をアップ |
単独行動:A | 自身のクリティカル威力をアップ |
神性:C- | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
要塞構築:B | 自身のArtsカードの性能をアップ &被ダメージカット状態を付与 |
アペンドスキル | |
EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対アサシン特攻[Lv.] |
白鷺城・千式ミリミリナイトフィーバー!(はくろじょう・せんしきミリミリナイトフィーバー!) | |
---|---|
カード種別:Buster | ランク:EX |
敵全体に強力な攻撃[Lv.] +味方全体のBusterカード性能をアップ(3T)〈OCで効果アップ〉 &クリティカル威力アップ(3T)〈OCで効果アップ〉 |
掲示板
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最終更新:2023/12/08(金) 09:00
最終更新:2023/12/08(金) 09:00
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