優しく、哀しい、嘘をついた
劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜とは、2018年9月29日 (土)公開のアニメ映画である。
配給はアニプレックス。104分カラー。
公開時点で第陸シリーズまで展開されていた緑川ゆき原作の『夏目友人帳』初のスクリーンオリジナル作品。
緑川作品としては『蛍火の杜へ』以来7年ぶりの映画化作品となる。
原作漫画には該当の話は存在せず、映画版のために原作者監修で新たに書き下ろされたストーリーとなっている。そのため、アニメオリジナルキャラである笹田純が登場しているほか、夏目の髪の毛の色も劇場プレゼントのイラストやノベライズの表紙を含めてアニメ版準拠となっている。
総監督にテレビシリーズ壱~肆までを担当した大森貴弘を据え、監督にはテレビシリーズの作画監督を務めた伊藤秀樹が担当。伊藤にとって長編アニメの監督デビュー作でもある。
脚本は『GODZILLA(アニメ映画)』などを担当した村井さだゆきが務めた。
初日初回上映時には舞台挨拶も行われ、そのチケット倍率は10倍にも及んだ。
この模様は、全国各地でライブビューイングも行われた。
ニャンコ先生役の井上和彦をはじめ、ゲストの島本須美らによる絶妙な掛け合いは好評をもって観客に受け入れられた。
初週の興業は、元の作品人気もあってか、話題作『散り椿』『クレイジー・リッチ』などを抑え、満足度、動員数、興行収入のいずれも1位を記録し、土日だけで動員数118,411人、興行収入177,889,460円を叩き出すロケットスタートを切っている。
幼い頃から他の人には見えない妖(あやかし)を見ることのできた少年夏目貴志は、祖母から受け継いだ「友人帳」に書かれた妖の名前を返す日々を、自称用心棒のニャンコ先生と共に送っていた。
ある日、夏目は名前を返した妖の記憶に出てきた女性津村容莉枝とその息子・椋雄と知り合う。
祖母のことをわずかながら知っていた容莉枝は今は親子で静かに暮らしていたが、母子の住んでいた街に謎の妖が住んでいると聞き、ニャンコ先生と共に調べに向かう。
そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた"妖の種"が、藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生だったが、一晩明けると苦しみだし、なんと3つに分裂してしまった。
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最終更新:2024/03/29(金) 13:00
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