加害者とは、犯罪を犯した側である。または、事故などで害を及ぼす原因になった側である。
犯罪を犯した場合、罪を自らの意志で行使しているため、何をされても文句は言えない。だがそれでは下記のような私刑に直結してしまうため、裁判によってその罪の重さを確定し、その分の制裁を受けさせることになる。また、事故などでも未然に防ぐための当然すべきことを怠った度合いによって、罪の重さを決めることになる。
人を攻撃したものが制裁を受けるのは当然。大概は裁判により被害者が受けたダメージと釣り合う形で制裁が与えられるように配慮されるが、裁判はまだまだ課題が多いため、決して完璧とは言えない。
情状酌量の余地という言葉があるが、これはあくまで、被害者が先に犯罪を犯していたか(特に加害者に逆に害を及ぼしている場合など)、加害者が被害者に対して反省しているかなどを基準にしたものであるため、これらの法律も決して加害者の味方というわけではない。当然、バトル漫画などでよく言われる悲しい過去などは情状酌量の余地には全くならない。
私刑(ネットリンチなども含む)は社会的な治安が悪化する(最終的にはテロリズムにつながる)ほか、本当に相手が悪いとも限らない、冤罪のリスクがある、自分が逆に告訴されるリスクがあるなどのデメリットや問題点が多いため、加担や拡散も含め絶対にしてはいけない。
通報もひとつの手段であるが、明確な証拠があれば100点満点である。
冤罪の可能性が皆無な犯罪被害に晒されている場合、録画・録音といった証拠収集も非常に重要。
(→記録)…不正摘発・防犯用途の項を参照。
特に悪質な場合は「これは犯罪ですよ」「困ります」なんて対話は全く通用しないため…
掲示板
97 ななしのよっしん
2024/09/18(水) 00:45:00 ID: +4hXVV6//j
世間的には事件の大小関係なく、被害者が許してるかどうかも関係なく、加害者は死ね、庇うやつ死ね、親族関係者死ねとなっている節がある気がする。
これ、回り回って自分達も苦しめることになると思うんだけど(自分達が絶対に加害者にならない保証なんてないから)、多分事態が深刻化するまでみんな気付けないんだろうな。
98 ななしのよっしん
2024/09/18(水) 00:53:03 ID: 95ayqHNl5F
それだけ日本が平和なことの裏返しでもある。
社会学の知見として平和であればあるほど、市民と犯罪の距離が離れて異質なものとみなし、厳罰化や苛烈な処罰感情につながるというものがある。
それが結局社会の分断をうんで治安の悪化に繋がるんだけど、民主政体である以上無視もできないし歯がゆいところ
99 ななしのよっしん
2024/10/04(金) 20:04:46 ID: +2qGL0cp6b
世間がどうだと言われがちだが、そもそも世間のお望み通りの厳罰をすれば良いってのは、刑法の理念からしておかしいはずだ。
いくら民主国家とはいえ超えてはならない一線はある。手続きを経ずになされる私的制裁など犯罪でしかない。
誹謗中傷による自殺者が出て、それ以来正義感の暴走を反省する潮流がせっかく生まれたのに、あれはたった一時のものだったのか?
いい加減日本国民は、いやあくまで一部の正義感熱き馬鹿が暴走してるだけかもだが、時代劇じみた過度な勧善懲悪主義から脱却するべきだ。許しがたき加害者だからこそ法と社会に守られる、それが文明国の証明だ。
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最終更新:2024/10/13(日) 22:00
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