加藤貴之（野球）とは (カトウタカユキとは) [単語記事]

概要

北海道日本ハムファイターズ #14
加藤貴之
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県南房総市
生年月日	1992年 6月3日
身長体重	182 cm 91kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2015年ドラフト 2位
経歴
拓殖大学広陵高等学校かずさマジック新日鐵住金かずさマジック北海道日本ハムファイターズ(2016年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始める。

拓殖大学広陵高等学校で硬式野球部に入部したが、県大会準優勝が最高で、甲子園出場はなかった。

かずさマジックに就職し、内野手として試合に出場。2年目に投手に戻り、3年目には中継ぎとして都市対抗大会ベスト4、日本選手権大会初優勝に貢献した。

2016年はキャンプから一軍に帯同し、中継ぎとしてシーズンを一軍で迎える。3月26日の千葉ロッテマリーンズ戦で4番手としてプロ初登板。1回無失点だった。4月16日の千葉ロッテマリーンズ戦に先発し、6回無失点でプロ初勝利。その後前半戦は先発と中継ぎを行ったり来たりしたが、後半戦は先発に専念。30試合に登板（先発16試合）して7勝3敗1ホールド、防御率3.45の好成績を挙げて優勝に貢献した。日本シリーズでは第5戦に先発したが、2回途中で降板した。

2017年は開幕から先発ローテーション入りする。21試合に先発登板し、規定投球回数には届かなかったがチーム 2位の6勝、防御率3.53の成績を挙げる。

2018年も開幕から先発ローテーションに入ったが、過去2年に比べて安定感を欠き一軍と二軍を往復し、後半戦は中継ぎに配置転換された。終盤に先発に戻ったが好投か炎上かの両極端で、5勝8敗3ホールド、防御率4.53に終わった。

2019年はチームのショートスターター戦術の採用に伴い、先発して3回前後で降板するショートスターターとして起用。21試合に先発したが、5月31日のオリックス・バファローズ戦での7回無失点以外の20先発は全て5回までに降板、責任投球回数の5回まで投げたのも半分以下の9試合だった。そのため勝ち星は伸びず5勝7敗1ホールドだったが、変則起用に応えたことで契約更改では年棒が2200万円に上がった。

2020年も開幕からショートスターターとして起用。前年よりさらに極端になり、9月頭までで7試合先発して5回まで投げたのは1試合だけだった。9月以降は中継ぎ起用になり、4勝2敗と勝ち星は先行したが投球イニング数は58回と前年より大きく減少した。

2021年は開幕から閉幕まで先発ローテーション入りしたが援護に恵まれなかった。10月18日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初完封勝利を挙げた。25試合の登板で6勝7敗だった。

2022年は開幕戦では中継ぎで登板し、2年ぶりにホールドを挙げた。22試合に登板し、8勝7敗1ホールドだった。

2023年は初めて開幕投手を務める。開幕から2連敗したが、4月14日の埼玉西武ライオンズ戦でシーズン初勝利を完投で決める。5月は3勝、防御率0.30の活躍で月間MVPを初めて受賞した。夏場には監督推薦で初めてオールスターゲームに選出された。8月22日の西武戦では左肘の張りで降板し、8月23日に一軍登録を抹消。9月9日に復帰し、シーズン終了まで先発で登板した。24試合に登板し、7勝9敗だった。