加賀美希昇とは (カガミキショウとは) [単語記事]

加賀美希昇（かがみきしょう、1988年 9月5日-）とは、神奈川県出身の元プロ野球選手（投手）である。現在は社会人野球のJR西日本に所属。

概要

JR西日本硬式野球部 #17
加賀美希昇
基本情報
国籍	日本
出身地	神奈川県鎌倉区
生年月日	1988年 9月5日
身長体重	187 cm 94kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2010年ドラフト 2位
経歴
桐蔭学園高等学校法政大学横浜ベイスターズ横浜DeNAベイスターズ(2011年-2015年) JR西日本硬式野球部
プロ野球選手テンプレート

桐蔭学園高校では甲子園出場は無し。法政大学に進学後、2年秋から主戦投手となり、東京六大学リーグを代表する投手となる。最速153km/hの直球と緩いカーブ、スライダー、チェンジアップを持つ大型右腕として、ドラフト 1位候補になる。

2010年のドラフト会議では、1位指名からは漏れたものの、ウェーバー順で2位指名の最初だった横浜ベイスターズに2位で指名され入団。
入団前から柊かがみと掛けてかがみんと呼ばれ、更には2009年ムエンゴ王の加賀繁と姓の一部が被っていることからｶﾛｶﾛﾐ、第二のムエンゴ王降臨などとネタにされまくっていた。

2011年（1年目）は即戦力と期待されたが、右肘を痛めてしまい6月に手術。シーズン終盤に復帰し、10月19日の阪神タイガース戦でプロ初登板。6回を1失点に抑え、初登板初勝利を挙げた。ついでにプロ初安打も放った。

2012年は自主トレ中の怪我で出遅れ、7月に一軍昇格。2試合続けて打ち込まれるが、8月12日の中日ドラゴンズ戦でリリーフで白星を挙げると19日には中日戦に先発し9回無失点の好投。その後は閉幕までローテーションに入り、10試合に登板して3勝3敗、防御率3.28の数字を残した。中畑清監督の意向により読売ジャイアンツ戦で多く起用され、9月2日と10月7日の東京ドームでの試合では8回2失点、9回1失点と好投したが勝ち星は付かなかった。

2013年は故障で出遅れ、8月29日の広島東洋カープ戦で先発勝利を挙げたのを最後に、勝ち星を挙げられなかった。

2014年も目立った活躍ができず、背番号も21から67へ降格することになった。

2015年は一軍登板機会がなく、戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトを受けたが、獲得に動く球団は現れなかった。

2016年からはJR西日本硬式野球部でプレーする。11月5日、第42回社会人野球日本選手権大会の2回戦・JR東日本東北戦でノーヒットノーランを達成した。同大会でのノーノーは史上2人目。

ネットの横浜ファンからは「かがみん」と呼ばれる。ドーム球場に強い傾向がある。

国吉佑樹と共に、未来の右のエース候補として期待れていたが、プロでは結果を残せなかった。