化石賞 単語

2件

カセキショウ

1.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

化石賞とは、COP(気変動組条約締約国会議)開催期間中にNGOからに与えられる、不名誉とされる賞である。

概要

英語ではFossil of the Day(本日の化石/日次化石賞)。COP開催期間中、その日の代表の発言を受けて地球温暖化の抑制に最も取り組んでいないとされたに与えられる。COP開催期間中に1ヶだけが受賞するものではなく、複数日にわたってどこかのに与えられるものである。「化石燃料」と「化石のような古い考え方」の意味をかけて「化石賞」という名前になっている。

運営しているのは「CAN(気変動ネットワーク)」という団体。2019年現在は「FOSSIL OF THE DAY」と書かれたジュラシック・パークパロディの旗の前で、コスプレした人が化石賞の発表をする。COP6の時点では、順位は投票で決まるとされている。

かつては公式ブログがあったようだが、現在は「CARS AND TRUCKS PART REVIEWSexit」という、かなり二酸化炭素排出に貢献しそうなブログになっている。その代わり、CANの公式サイトの一部exitを借りて発表が行われている。

受賞国一覧

インターネット上にある初期の化石賞の情報が断片的であるため、不全な記述になっている。

1999年(COP5)exit

日にち 順位 理由
11月4日 1位 サウジアラビア 議長決議に対して一採択に反対。
2位 アメリカ 途上の“意味ある参加”を強調しているにも関わらずサウジを全く教育できなかった。
3位 ドイツ 石炭に対し多額の補助を拠出している。

2000年(COP6)exit

日にち 順位 理由
9月13日 1位 日本 吸収京都メカニズムなどすべての論点において京都議定書の抜けを広げるを行っている。
2位 カナダ 日本と同じ理由。
3位 なし
9月14日 1位 アメリカ
カナダ
日本
追加的な吸収の活動に関する具体的な共同提案は、3カに大幅な削減をもらたす都合の良いものだったから。
2位 EU 共同提案が発表されたときに、反論しなかったから。
3位 サウジアラビア 民間航空機関が出したパンカーから排出される二酸化炭素に関する報告を条約交渉の中で考慮することに反対したから。

2001年(COP6再会合)exit

この年はブッシュ大統領京都議定書の不支持を表明したため、「今世紀(21世紀)の化石賞」がアメリカに贈られた。そのため、アメリカ以外のが本日の化石賞を受け取ることになった。

日にち 順位 理由
7月17日 1位 日本 小泉首相ボンでは何も合意がないだろうと発言したことや批准の意思表明をはっきりさせていないこと、吸収の新提案が交渉の妨げになっていること。
2位 カナダ クリーン開発メカニズムに原発関連事業を含めるをしたこと。
3位 ナイジェリア 遵守の議論アメリカの代理となるような発言をしたから。
7月18日 1位 日本
カナダ
オーストラリア
議論を後退させるような吸収に関する新しい提案をしたから。
2位 ロシア
インド
クリーン開発メカニズムに原発関連事業を含めるをしたこと。
3位 オーストラリア 交渉の前に京都議定書をあきらめ、その代替案を提案するためCOP7の前に会議を開催することを提案するなどアメリカ操り人形となっているから。


(以降作成中)

関連リンク

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
ニコニ広告[単語]

提供: アクティブバイブ!アクメりナス‼

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 13:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 13:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP