北上ミドリ(きたかみみどり)とは、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』および『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に登場するキャラクターである。
ネルフに対抗する軍事組織「ヴィレ」に所属し、空中戦艦「AAA ヴンダー」の艦橋クルーを務める若い女性。
外見としてはピンク色の髪と、ぽってりとした厚めの唇が特徴的。
「AAA ヴンダー」の艦橋クルーは、「日向マコト」や「青葉シゲル」といったシリーズ前作から登場してきたキャラクターらも含めて、あまり目立つことがないサブキャラの扱いを出ない。この北上ミドリもそれは例外ではなく、作中で中心として描かれるようなシーンは多くない。だが、その軽薄そうな言動や主人公「碇シンジ」に対する厳しい態度といった面で、他の艦橋クルーらよりは比較的目立つ存在となっている。
苗字「北上」の由来は、エヴァンゲリオンシリーズのキャラクターの命名前例から考えると、大日本帝国海軍の軽巡洋艦「北上」(きたかみ)か。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの第3作、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』にて初登場したキャラクターらの一人。
艦橋クルーとしての経験はさほど深くないのか、モニターに映った表示の意味が思い出せず「なんだろ、これ?」と不思議がったところを先輩クルー「日向マコト」から叱責されたり、同じく先輩クルーの「青葉シゲル」から状況を問われた時に「それ、私の担当ですか?」と聞き返してやはり叱責され「えぇ~、マジィ~?」と声をあげたりと、未熟かつ軽薄そうな態度が目立った。
本作中では、葛城ミサトや赤木リツコなどの幹部も含めた「AAA ヴンダー」のクルーらのほぼ全員が、エヴァンゲリオン初号機から14年ぶりに回収された「碇シンジ」を警戒している。そのクルーの中でもミドリは特に碇シンジを疎ましく思っているようで、「初号機ここにあるんでしょ!僕も乗ります!アスカを手伝います!」と申し出た碇シンジに対して、顔をしかめて舌打ちをしている。
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以下の記述には、ネタバレが含まれます。 |
『Q』の次作であるシリーズ第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』でも登場。
碇シンジを敵視する態度は相変わらずで、前作で「AAA ヴンダー」から逃れていた碇シンジが再搭乗してくることについては「式波少佐の回収はいいですよ。けど、なんで、あの疫病神も一緒なんですか?」と不満を吐露。
多摩ヒデキから、シンジがエヴァ搭乗を画策したときは無条件発砲許可が出ているから安心では、と意見されると、「そんなの言うだけ番長でしょ!前に脱走したとき艦長は処分できなかったし、今やその信用ナッシングなんですけど!」とAAA ヴンダーの艦長であるミサトへの苛立ちも覗かせた。それに対して長良スミレが、相手は子供ですから、とミサトの気持ちに理解を示すと
と声を荒げた。このミドリの過去こそが、ニアサードインパクト(略称ニアサー)の原因になったとされる碇シンジへの警戒心や憎しみを強く抱く要因となってしまっているようだ。
この発言に対して日向マコトは「ニアサーは結果だ。彼の意思じゃない」と碇シンジをフォローしたが、ミドリにはさほど響かなかったようだ。
そして、劇中で「フォースインパクトが始まってしまうも、ヴィレには止める術がない」という状況に追い込まれた際、碇シンジは自分が初号機に乗って補完計画を止めることを申し出る。
すると北上は激昂してシンジに銃を突きつけ、面と向かって疫病神と罵りつつ、「あんたら親子だけは、絶対に許さない!」と啖呵を切る……
が、そこに鈴原サクラが警告なしにシンジの足元に発砲しつつ割って入った。その上で、「シンジが誰も不幸にしないように、シンジが不幸にならないように、シンジがエヴァに乗らなくていいように、シンジに怪我をさせてエヴァンゲリオンに乗れなくしてあげなくては」という動機で、ミドリよりさらに積極的な実力行使を行おうとし始める(その詳細は「鈴原サクラ」の記事を参照)。
その騒動の後には、自分よりさらに狼狽しているサクラを見て逆に落ち着いてしまったのか、「もういい!もういいよサクラ。もう、あした生きてくことだけを考えよ」と、サクラをなだめ始めるのだった。
また、碇シンジ関連以外では
などと「いかにも初見の視聴者が抱きそうな感想」を表明することが多かった。物語上でそういった役割を割り振られているのかもしれない。
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最終更新:2026/01/17(土) 20:00
最終更新:2026/01/17(土) 19:00
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