北京大学

北京大学とは、中華人民共和国の大学である。略称は北大(ベイダァ)

概要

1898年、清朝政府により京師大学堂として設立されてから、中国で最も古い大学である。

辛亥革命から北京大学と命名され、中国共産党の創設者である陳独秀をはじめ、中国きっての文豪である魯迅などといった文化人を数多く輩出しており、建国者である毛沢東も図書館員として勤務していた傍ら、のちに共産党を創設する文化人とのふれあいの場であったことから、中国共産党にとってもかなりゆかりのある大学である。

日本では、東大と京大を彷彿させるように、中国では清華大学とともに最高峰の大学であり、また当然ならがその分入試難易度も尋常ではなく双方ともに本科生への入学は狭き門である。

富豪出身者の割合がもっとも多い大学として知られており、富の創出に長けた大学である。

しかし、政界では清華大学出身者を占める割合が多く、朱鎔基前首相を始め、現在の国家主席である胡錦濤や事実上次期主席に内定している習近平などが存在する。

一方で国家主席や首相を経験した人物こそいないものの、北京大学出身者の政治家もけして少なくはなく、むしろ習近平あとの国家指導部の世代でポープとされている人物の出身校のほとんどが北京大学であり、清華大学を占める割合はすくない。

一般的な中国の認識では、工学系なら清華(チンファ)、それ以外の学科ならば北大(ベイダァ)が最難関である。

事実、朱鎔基や胡錦濤は清華大学では工学部に所属しており、もともとエンジニアだった。

よって、偏差値だけを考慮すれば北京大学こそが中国の最高学府といえよう。

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関連項目

• 大学の一覧
• 中国共産党