北村惣一郎(きたむら そういちろう、1941年1月8日 - )は、医師。医学者、国立循環器病センター名誉総長。
専門は心臓血管外科。「日本初」の業績が多く[1]、1975年に彼が行った川崎病に対する手術は当時連載中だった手塚治虫の漫画「ブラック・ジャック」にも登場している[2][3]。
1941年、兵庫県西宮市に生まれる。甲陽学院中学校・高等学校を経て、1965年、大阪大学医学部卒業。1981年、奈良県立医科大学第三外科教授に就任。世界で初めて、川崎病(子供の病気)の冠動脈バイパス手術を成功させた[4]。1991年、日本医師会医学賞を受賞。2001年、国立循環器病センター総長に就任。2003年、紫綬褒章を授与される。2006年、武田医学賞を獲得。
2008年4月に、堺市立総合医療センター(当時:市立堺病院)に赴任。木原敬介市長(当時の堺市市長)の要請を受け、救命救急センターの設置に動く。北村は、大阪府の高杉豊副知事に協力を取りつけ、大阪府(当時の知事:橋下徹)に報告書が提出された。結果、地域医療再生基金が活用されることが決定し、堺市立総合医療センター(当時:市立堺病院)に救命救急センターが設立される事となった[5]。
2012年、市立堺病院の地方独立行政法人化(堺市立総合医療センター=堺市立病院機構)に伴い、初代理事長に就任。
2015年、北村は、夜間や土日の救急対応する為に、堺市立総合医療センターに、こども急病診療センターを併設させた。併設と同時に、「堺市消防署の救急隊」と病院が連携を取りやすくする為、ワークステーションを堺市立総合医療センターに設置した[6]。
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最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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