北東の拳とは (ホクトウノケンとは) [単語記事]

があり、本項目では順に全て取り上げる。↑はクリックすれば該当部分へジャンプします。

二次創作における北東の拳

二つの題材はともに戦闘系であり、格闘ゲームの題材としての親和性がある（→MUGENでの北東の拳、東方緋想天・東方非想天則での北東の拳は後述）。他方、北斗の拳においては女性キャラの少なく、東方projectにおいては男性キャラが少ないという双方のアンバランスをうまく利用することも可能である。北斗の拳の名言、名場面と東方キャラのリアクションの絶妙な組み合わせがあればなお楽しい。

例）紫×ケンシロウ
　紫　　「皆して私のことババア呼ばわりして・・・
　　　　　もうババアでも何でもいいわよ」

　ケン　「おまえのようなババアがいるか」

紫　　「ケン○ロウさん！」

「東方純愛祭　※世紀末注意」より

なお、世代的、題材的におっさんホイホイ。

MUGENにおける北東の拳

世紀末スポーツアクションゲーム北斗の拳（アーケード）の各キャラクターに東方萃夢想、東方緋想天のキャラクターをかぶせるのが基本。システムは北斗の拳を基本としており、死兆星システムがある。霊夢がトキになり即死ビーム「北斗有情破顔拳」を繰り出したり、レミリアがサウザーになり「天翔十字鳳」を繰り出すなど、ﾃｰﾚｯﾃｰな状況の再現が特徴的である。

なお、北斗の拳（アーケード）のトキはあまりに強力で、トーナメントにおいてチートキャラに位置づけられがちだった（ｼﾞｮｲﾝｼﾞｮｲﾝﾄｷｨ、紅の豚さんありがとう）。これを反映して超強力キャラとなった霊夢に「ｼﾞｮｲﾝｼﾞｮｲﾝﾚｲﾑｩ」「紅の巫女さんありがとう」といったコメントが送られることがある。

たとえば、以下のような配役が行われている。

なお、ニコ動へのアップに関しては、こちらの方が歴史が長く、現在本タグが張られている最古動画の日付が08年2月25日である。

※MUGEN初めての方へ：これを読んでおいた方がいいかもしれません。

東方緋想天・東方非想天則における北東の拳

黄昏フロンティアの弾幕アクションゲーム東方緋想天および東方非想天則において、北斗の拳（アーケード）を意識したとしか思えない現象が起きること。特に後者（東方非想天則）が顕著である。

前史：東方緋想天における北東の拳

東方緋想天のプレイ動画にも北東の拳タグが付される場合がある。

ただし、緋想天では霊夢が夢想天生を放つなど北斗の拳を彷彿とさせる現象はいくつかみられたが、「公式」のレベルにおいて露骨なマッチングがあったわけではないので、ごく限られた範囲でMADが作成されたのみであった。

東方非想天則における現象

ところが東方非想天則では、露骨顕著な形で北斗の拳とのつながりが明示されている。もはや公式が世紀末。

２００X年、幻想郷はお空の炎に包まれた！
河は枯れ、大地は裂け、あらゆる生命は絶滅したかに見えた。
しかし妖怪と人間は死滅していなかった！地下の核融合事件により荒廃した世界で、
人々は一部の無頼と化した妖怪に脅えながら暮らしていた。
その幻想郷に博麗の秘宝「陰陽玉」の継承者博麗霊夢が現れた。
「夢想天生」を始めとする奥義の数々によって妖怪をなぎ倒し、再び人々に希望を芽生えさせた。

旅の中で博麗霊夢は霧雨魔理沙や東風谷早苗に出会い、また多くの人々との出会いや別れを繰返す。
そして多くの強敵（とも）と時に協力し、時に闘い、死闘を繰り広げていくのである・・・・・・

霊夢の夢想天生

もっとも顕著な例は霊夢の夢想天生である。この現象は３Rで霊夢が夢想天生を放つと発現する。具体的には

BGMが「ﾃｰﾚｯﾃｰ」になる
夢想天生が一撃必殺の超強力な効果を発生する

といった現象がみられる。BGMは東方妖恋談のアレンジであるが、どう聞いても「愛をとりもどせ」（のインストゥルメンタル版「戦闘」）です。本当にありがとうございました。そして、夢想天生は北斗の拳（アーケード）で見られるような一撃必殺技でもある（ただし発現条件は厳しい。条件については→夢想天生参照）。

プレイ動画の視聴者からは「紅の巫女さんありがとう（→紅の豚さんありがとう）」「ｼﾞｮｲﾝｼﾞｮｲﾝﾜｷｨ（→ｼﾞｮｲﾝｼﾞｮｲﾝﾄｷｨ）」といったコメントが寄せられる。（→○⊂(-ω-)⊃○）ちなみに、この霊夢は美鈴ルートで「紅魔館の悪魔達をみんな消毒よー」とも発言しており（→汚物は消毒だー!）、相当な世紀末っぷりを発揮している。

なお、夢想天生は東方永夜抄にも存在し、プレイヤー泣かせの強力スペルカードである（→夢想天生）。

梅雨「バスケ」

天候が「梅雨」（大地に弾かれる程度の天気）になると、地面や壁にたたきつけられたときバウンドする。そして相手がバウンドしている間に追撃を行うことができ、連続して大きなダメージを与えることができる。

北斗の拳（アーケード）にはこれの類似現象が存在している。
浮かせ技などでコンボがつながり続ける事がないように、ヒット数が増えるほど食らっているキャラクターの落下速度が速くなり追撃が難しくなる仕様があるのだが、バウンドする高さは落下速度に対する一定の割合で単純計算される仕様が組み合わさる事により、ヒット数が増えれば増えるほどバウンドしている相手へのダウン追撃がしやすくなると言う本末転倒な現象である。
この現象を利用したコンボはその見かけから「バスケ」と呼ばれている（→バスケ参照）。

ただし、非想天則の梅雨「バスケ」は北斗の拳（アーケード）のバスケと異なり、上述のような天候の特性を反映させたものである。
非想天則ではコンボを繋げるほど追撃可能な時間が短くなっていくのだが、完全にゼロにはならないので、Limitをそれ以上増やさない技を出し続ければ理論上は永久追撃可能である。ただ、通常コンボではそんな極小タイミングに追撃が間に合うほどキャンセルと出が早い技が無いだけである。
これらの事情は梅雨のバウンドでも同様なのだが、梅雨は一旦吹っ飛んでからバウンドして改めて追撃可能タイミングが発生する関係上、技が出せるタイミングで「完全にゼロにならない追撃可能時間」が発声する。要するにバウンドした直後の瞬間はヒット数に関わらずずっと追撃できる。
実戦ではすぐに受け身を取られるようになってしまう上、跳ねることで天気玉が量産されすぐに天候が終わってしまうので永久コンボにはなる事は無いが、相手を受け身を取らない設定にしたプラクティスモードならば存分に見学できる。