北池袋駅とは (キタイケブクロエキとは) [単語記事]

北池袋駅（きたいけぶくろえき）とは、東京都豊島区にある東武鉄道東上本線（東上線）の駅である。駅番号はTJ02。

概要

池袋駅の北、JR東日本埼京線（赤羽線）に並行して北上する東上線が西へと転回する手前に位置する都会の小駅。文字通り池袋の北に位置することが駅名の由来で、東武鉄道は「大池袋の北門」と表現している。

南北に延びた島式ホーム1面2線を持つ地上駅。北側の下板橋駅方に東上線・埼京線と踏切で交差する道（東京都補助第82号線として立体交差化予定）に面するこじんまりした地上駅舎を持ち、駅出入口はこの一箇所のみ。ホームと駅舎のあいだの連絡は階段で接続する地下通路かエレベーターのみで接続する橋上通路かの二択となっている。

下り方の隣駅・下板橋駅とはごく近く、キロ程で0.8km、両駅ホーム端間の実際の距離でいえば300mかそこらしかない。JR 埼京線・板橋駅も、やはりホーム端間で測れば300m程度の距離にあたる（もっとも両駅とも出入口は北池袋駅とは反対方にあるため、徒歩連絡する場合はさらに遠い）。

1934年 5月1日、東武堀之内駅（東武堀の内駅、東武堀ノ内駅とも）として新設された。第二次世界大戦中の1945年 4月13日に城北大空襲で全焼し、同月18日付で休止、1947年 8月29日付でいったん廃止されている。現駅は1951年 9月1日、同位置にて「北池袋駅」として再設されたもので、東武鉄道では両駅を同一駅として扱っている。