北海道南西沖地震(ほっかいどうなんせいおきじしん)とは、平成5年(1993年)7月12日(月)午後10時17分に、
北海道奥尻島北西沖の日本海を震源として発生したマグニチュード7.8の大地震である。
大津波により大きな被害をもたらし、気象庁により「平成5年(1993年)北海道南西沖地震」と命名されている。
地名は全て当時のものである。
震源域はユーラシアプレートと北アメリカプレートのプレート境界。日本海側で近年発生した地震としては最大規模である。
津波や土砂災害により、奥尻島や北海道・青森の日本海沿岸で230人の死者・行方不明者を出した。
同年1月の釧路沖地震(M7.5)、翌年10月の北海道東方沖地震(M8.2)、12月の三陸はるか沖地震(M7.6)、そして95年1月の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災=M7.3)など、このころ頻発した大規模地震がその後の地震・津波対策に大きな影響を与えた。
地震発生後5分後の22時22分、北海道日本海沿岸に「大津波の津波警報」(いわゆる大津波警報)を発令。(東北の日本海沿岸にも22時25分発令)。22時24分にはNHKの北海道ローカルで津波警報発令が報道される。(NHK首都圏は政見放送中で、22時27分の緊急警報放送までは字幕スーパー対応)しかし地震発生後2~3分で、震源域に含まれる奥尻島の西側に津波の第一波が来襲。奥尻島は回りこんできた津波や北海道から反射してきた津波など、あらゆる方向から1時間で10回以上の大きな津波に襲われた。また、北海道南西部の日本海沿岸にも最短5分で津波が到達し、大きな被害をもたらした。
地震当時、奥尻島にはNHKのスタッフ5名が番組制作のため入っており、地震直後ただちに取材を開始。翌朝5時前にはNHKのヘリが撮影した燃え盛る現地映像のVTRが放送された。
津波の高さは奥尻島で最大16.8m、遡上高は30m以上と推定。奥尻島は83年の日本海中部地震で4.5mの津波に遭遇しており、防潮堤などの対策はとっていたが、防ぎきれる規模ではなかった。北海道南西部の沿岸でも広範囲で5m~8mの津波が押し寄せたとされる。(いずれも検潮所で測定可能な値を大きく超えており、正確な高さは不明)本州でも秋田県能代で72cm、石川県輪島で97cm、ロシア・ナホトカでも5cmの津波を観測した。
掲示板
5 ななしのよっしん
2016/11/07(月) 15:35:22 ID: 1hY4e5OTui
>>4
俺も当時1歳だったからこのような地震があったことはまるで知らなかった。
当時の写真を見ると、東日本大震災の写真だと勘違いするぐらい酷い有様なのに、こんな震災が風化されているという事実に恐怖すら感じる。
6 ななしのよっしん
2016/11/08(火) 12:32:47 ID: mEO3tFlgX2
この地震のどれくらいあとか忘れたけど(それほど時間は立ってなかったはず)
通販教材の学研の学習でこの地震津波の記事が載ってたのを覚えてる
劇画調で後ろから迫る巨大津波から逃げ惑う人々の絵ですごく印象に残ってる
7 ななしのよっしん
2018/09/06(木) 13:19:14 ID: 8XdXnCIjJp
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最終更新:2025/03/27(木) 08:00
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